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【勉強方法】効率的なノートのとり方は?状況別に解説!

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大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。

みなさん勉強するときは必ずノートをとるかと思いますが、たくさん書いてるのに実力がつかないきれいにまとめてるのに覚えられない、そんな経験していませんか?

今回は、そんな人たちのために、効率的なノートのとり方を説明したいと思います。
 
※個人的にオススメの方法であり向き不向きがあるかもしれません
 

板書を写すとき

学校で授業を受けるとき、先生が黒板に書いた内容をほとんどそのまま自分のノートに書き込んでいくというのが基本的な流れになると思います。
 
これは小学校、中学校のときからずっとやっていることで、みんな当たり前のようにノートをとっていると思います。
 
しかし、このやり方は効率が良くありません
 
あなたたちはもう高校生です。
 
小中学生のころは授業のノートを提出して成績がついていたかもしれません。
 
これは、板書をノートにまとめる能力を養うためであり、義務教育だからこそあったものだといえるでしょう。
 
ですが、高校生は基本的にノート提出はないと思います。
 
そのため、極論ノートをとる必要はないのです。
 
ここでは、ノートをとるべきタイミングとそうでないタイミングを説明します。
 

ノートをとらなくていい場合

ノートをとらなくていいタイミングは、教科書と全く同じ内容を板書しているときです。
 
学校の授業では基本的に教科書に準拠した板書がなされると思います。
 
教科書を読めばわかることを、わざわざ自分のノートにもう一度まとめ直す必要はありません。
 
強調したいことは教科書に直接マーカーなどを引けばいいですし、ポイントを添えたい場合は付箋に書いて貼り付けましょう
 
これによって、ノートをとるという時間を短縮でき大幅に時間を有効活用することができます。
 
今まではノート1冊を読み返せば習った内容を思い出せるという状態を作っていたかもしれませんが、わざわざ教科書と同じ内容を繰り返し写すのは時間の無駄なので教科書を読み返せば習った内容がわかるという状態にしておきましょう。
 

ノートをとったほうがいい場合

ノートをとったほうがいいタイミングは、教科書にはない補足内容やポイントのまとめを付箋には書ききれないほどの量で板書しているときです。
 
このときは仕方がないのでノートをとる必要があります。
 
このとき、教科書側には付箋に「ノートにまとめあり」などと書いておき、ノートには「教科書p80~90のまとめ」などと書いておくと見返すときに楽になります。
 
また、これは当然ですが、練習問題を解くときは教科書ではなくくノートに書いて解く必要があります。
 
授業中も含めて問題演習するときのノートの取り方はのちほど説明します。
 

定期テスト用のまとめノートや暗記ノートを作るとき

定期テストが近くなると、範囲内の教科書の内容を自分なりにノートにまとめて覚えようとする人は多いのではないでしょうか?

また、オレンジペンなどを使って英単語や社会科の用語などをノートにまとめて暗記しようという人も多いと思います。

これらの場合はノートをとるべきかそうでないかを説明します。

まとめノート

定期テスト用のまとめノートですが、これは作っても作らなくてもどちらでもよいと思います。

作らなくていい場合は普段のノート、教科書で十分まとめられている場合で、こういうときはわざわざもう一段階まとめる必要はありません。

ただ、歴史科目などで教科書だけだと流れがつかみにくいという場合があれば、自分なりにまとめ直すのもいいでしょう。

 

暗記ノート

オレンジペンを活用した暗記用のノートですが、これは作らない方がよいです。

なぜなら、得られるものに対して作業量があまりにも多いからです。

英単語を覚えたいときは単語帳を活用し、隠したいところは緑マーカーを使いましょう

公民の用語を覚えたい時なども同様で、教科書に緑マーカーを引くことで対応するべきです。

 

 

問題演習をするとき

数学や物理などの計算問題を解くときや社会や国語、英語などで問題演習をするとき、演習用のノートに自分の答えを書いて丸付けをしていくと思います。
 
このようなときはノートに書いていかないと演習できませんからノートはとるのですが、注意するべき重要なことがあります。
 
 
それは、間違えても決して消しゴムで消して書き直さないことです。
 
 
自分がどのような過程でどうして間違いに至ったかというのは大事な情報です。
 
これを消してしまうと、自分が以前どうして間違えたのかがわからず同じ間違いを繰り返してしまいます。
 
計算の途中式を消してしまう人もいますが、これもダメです。
 
答えがあっていようがあっていまいがその計算過程というのは重要で、その時の自分はどのような解法で解いていてどこで計算を間違えたのかを知ることは必ず成長につながります。
 
極端な話、問題演習をするときはボールペンで書くといいかもしれません。
 

おわりに

こだわりのある人はノートや教科書をできるだけきれいに残したいという人がいるかもしれませんが、効率的に勉強を進めるためにはそのようなこだわりは捨てた方が良いと思います。
 
教科書はどんどん書き込んで汚していくべきですし、問題演習では間違いを消してはいけません。
 
これらの方法がみなさんの勉強の助けになれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
 
 
 
 
 

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