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【受験対策】早稲田理工の2022入試対策~最新の傾向から~

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最新!入試傾向と対策について、2021年度の受験問題から見えた早稲田大学の理工学部の傾向と対策を紹介します。
 
                       2021年度の早稲田大学の理工学部の傾向と対策
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2021年度の早稲田大学の理工学部の傾向と対策

英語

傾向

文法問題は、大問5題のうち1題のみの出題で、空所補充問題が出題されます。

文法問題は、大問5題のうち4題出題されます。

学術論文のような文章が多く、難易度はかなり高いです。

内容は、数学論や科学論などの理系関連の文章が多くなっています。

設問の内容は、語句整序、空所補充、内容理解など、幅広い出題形式です。

 

対策

早稲田理工の英語の特徴は、文章量の多さです。

いかに素早く文章を読み、内容を理解できるかということがポイントとなってきます。

まずは、一定の長さの英文をゆっくり読み、大まかな文章の内容を掴みましょう。

次に、文章の構成や単語の意味を考えながらより細かく内容を理解するようにしましょう。

そして次の段階として、段落と段落の関係、つながりを考えてみましょう。

このように、まずは段階的に文章を読む練習をし、英文和訳に慣れる練習をすることが非常に重要です。

 

早稲田の理工では単語の語彙レベルが非常に高いです。

長文を読んだときにわからなかった単語や文法にマークをつけ、覚えていくようにしましょう。

単語を覚える際、専門的な単語は後回しにするなど、時間を有効に使うことも重要です。

 

例年出題形式に変わりはないため、過去問を多く解き、出題形式に慣れておきましょう。

 

数学

傾向

早稲田理工の数学は、例年、大問5題・試験時間120分・全問記述式という形式です。

ほとんどの問題が小問に分かれています。

近年は早稲田の標準的な難易度といえますが、2017年度はやや難化しました。

 

2015年度以降、数Ⅰ~Ⅲ・数A~Bからいろいろな分野を融合させた総合的な問題が出されます。

頻出項目は、微分・積分法です。理論的な処理や理解力、計算力が問われます。

また、数列・極限および確率も頻出です。これらと比べると出題頻度は落ちますが、三角関数や指数関数、対数関数もよく出されます。

ただし、単独で出されるというよりは、大問の材料として使われることが多いので、注意が必要です。

 

対策

理工系学部の数学は、年度によって難度が変わりますが、易しい年度でも教科書だけでは対応できません。

発展レベルの問題集を使って、頻出問題・典型問題を確実に解けるようにしておきましょう。

特に、頻出となっている証明問題と図示問題はよく練習しておきましょう。

 

問題演習をする際は、公式やパターン化された解法を丸暗記して解くようなことはやめましょう。

理工の数学は、理論だけでなく理解力も問う計算問題が出るため、「どの公式を使うのか」、「なぜこの公式を使うのか」を常に理解しながら計算できるようになっておかなければいけません。

 

試験では記述や計算の展開能力、処理能力も見られます。

普段から時間配分、計算・記述の展開の論理的な整合性を意識しながら演習を行いましょう。

 

化学

傾向

理工の理科は、2科目・計6題を解答する形式です。

マークシートによる選択式と、結果のみを解答用紙に記入する記述式の2パターンの解答形式です。

試験時間は120分です。

 

出題範囲は「化学基礎」「化学」となっています。

理工の理科は、全分野からバランスよく出され、総合問題が必出です。

問題自体は基本的な知識と理論が問われます。

 

理論は、周期表と原子構造の理解をもとにして、化学結合と物質の性質を問う問題がよく出されます。

有機は、元素分析と分子式の決定など有機化合物の構造決定、官能基の性質・反応と示性式・構造式、油脂や脂肪酸の構造、ペプチドの構造やアミノ酸配列について問われる問題が多いです。

無機に関しては、物質の製法・性質、イオン反応・沈殿反応と呈色、錯イオンの生成などが頻出です。

各分野の混合問題の出題や、実験・観察の問題などの出題も多く見られます。

 

対策

各論・理論ともに広い範囲から基本的な問題が問われます。

そのため、基本的な知識の暗記と理解が必要です。

特に、ゴシック体の化学用語、基礎的な法則、無機・有機の物質の性質や製法、化学式、化学反応式などは優先的に基礎を確立させておきましょう。

 

また、理工の化学は出題される分野が決まっているのが特徴です。

頻出の理論・有機・無機は確実に解けるようにしておきましょう。

また、実験操作や器具、薬品の問題もよく出る傾向にあります。

操作の意味や留意点、器具の名称や使い方、観察事項はおさえておきましょう。

また、理論の比重が大きめですが、計算過程まで求められる場合もあるので、解答にいたるまでの過程を簡潔にまとめる練習も含め計算力の養成に力を入れましょう。

 

物理

傾向

解答形式はマークシートによる選択式と、結果のみを解答用紙に記入する記述式の2パターンです。

試験時間は2科目で120分です。

特に物理は問題量が多いため、スピーディーな解答が求められます。

 

出題範囲は「物理基礎」「物理」となっています。大問3題の構成です。

力学と電磁気の出題比率が高く、毎年必ず大問2つ分が出題されています。

残りの1題は波動と熱力学が年度ごとにかわるがわる出されています。

問題形式は計算問題が中心ですが、描図や問題集には出てこないような問題が出てくることもあります。

 

 

対策

標準的な問題が多いですが、誰でも正解できる標準的な問題は確実に失点しないようにしておきましょう。

また、問題数が多く、時間内に全問題を解くのが難しくなっています。

日ごろから問題演習を繰り返して、問題の取捨選択、優先順位付けによる時間配分も意識して問題を解くようにしましょう。

さらに、計算力の養成も必要となってきます。

問題数が多いので、正確で素早い計算をする力が求められます。

 

さいごに

早稲田理工の傾向、対策について紹介してきましたが、どの科目にも共通するのが、問題の難易度、時間制限ともにきついということです。

中途半端な知識で臨むと全然解き進められないことが容易に想像がつきます。

受験までの日々の勉強で常に完璧を意識して取り組んでいってください!

 

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