【2021年度】横浜国立大学の試験内容の変更点は？2次試験無し？

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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾　溝ノ口校」です。

今回は、新型コロナウイルスの影響により入学試験の方式を大きく変更することに決めた、2021年度の横浜国立大学の入試について説明したいと思います。

横浜国立大学の試験内容の変更点

2021年度横浜国立大学の試験内容の変更点

令和3年度の一般入学試験では、全ての学部で個別学力試験（二次試験）の試験を実施せず、大学入学共通テストの試験結果を用いて得点を計算するようです。

その際、大学入学共通テストで用いられる科目に関しては、以前と変更はなく学部によって必要な科目分を受験しなくてはいけないようです。

また以前から面接試験、実技検査が設けられていた教育学部では、それらを実施することはなく、その代わりに推薦書や実技能力を示す写真や動画の提出が必要になります。

その他の学部では個別学力試験の得点は大学入学共通テストの点数で代用されることになります。

例）理工学部(機械・材料・海洋系学科）の前期日程

本来であれば、大学共通テストの点数900点と個別学力試験の点数1200点で計算されます。

しかし、個別学力試験の1200点分が廃止になったので、この1200点分を共通テストへ回します。

（本来の個別学力試験の点数内訳は数学450点、物理450点、英語300点の計1200点）

これを共通テストの点数を換算すると・・・

大学共通テストの数学200点×２.25=450点

大学共通テストの物理200点×２.25=450点

大学共通テストの英語200点×1.5＝300点

で計算されることになります。

ここで横浜国立大学学長のメッセージがあったので引用させていただきます。

横浜国立大学公式ホームページより（https://www.ynu.ac.jp/exam/faculty/essential/index.html）

「個別学力検査に向け、今現在も努力を重ねておられる受験生の皆様には、すでに公表していた方法とは異なる形となり誠に申し訳なく思いますが、受験生の皆様の安全、全国からの移動による感染リスクの拡大を防ぐ事を第一に考えつつ、皆様のご努力の成果を最大限に評価できるよう努めて参ります。
なお、個別学力検査は行わないこととしましたが、全ての学部において入学者受入方針（アドミッションポリシー）に基づいて自己推薦書を提出していただいた上で、学力の 3 要素（知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的に学習する力）を多面的・総合的に評価します。
従って、これまで続けてきた勉学は継続し、各学部で求める大学入学後に必要な基礎学力の修得と、アドミッションポリシーに沿った準備を進めてください。」(一部抜粋)

ここにあるように全ての学部において自己推薦書の提出が求められています。

2021年度入学者選抜要項15ページにも自己推薦書が必要と記載があります。

ここが昨年までと違うため、注意が必要です。

最後に・・・

今回の入試変更を受けて、受験生が出来るだけ平等に受験ができるように考えてくれている大学だと感じました。

もちろん良い点、悪い点はありますが、横浜国立大学を受ける受験生にとってはコロナウイルスの影響を、出来るだけ少なくできるためとても良い結果なのではないでしょうか。

情報は8/10現在の横浜国立大学公式ホームページより

（https://www.ynu.ac.jp/exam/faculty/essential/index.html）

最新の情報は各自確認をよろしくお願いします。

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— 武田塾　溝ノ口校 (@tkd_mizonokuchi) September 11, 2020