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【講師ブログ】赤本・青本の違いって何?2つの違いを徹底解説!

武蔵溝ノ口駅・溝の口駅より徒歩3分

大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。

今回は、過去問の赤本と青本違いを紹介します。

過去問の赤本と青本の違い

過去問の赤本と青本の違い

こんにちは、武田塾溝ノ口校講師のTです。

ついこの間7月になったかと思えば、7月ももう中旬ですね。

本当に時間が経つのってあっという間ですね。

 

私自身、最近は特に時間が経つのが早いなあと感じています。

受験生は、時間があっという間に過ぎていくことに対して、焦りを感じるかもしれませんが、

私はもっとポジティブに考えていいと思います。

 

なぜなら、時間があっという間にに感じるということは

それだけ普段充実した日々を送っていることの裏返しだと私は考えるからです。

だから私も今週は時間が経つのが早かったなあと感じたときには、

同時に、過ぎてしまった時間への後悔ではなく、充実した一週間を過ごせたことへの喜びを感じます。

 

受験生の皆さんも、時が経つのがあっという間に感じた際には

それだけ自分は頑張ったんだなと自分を褒めてあげてください。

それがきっとそれからの勉強のモチベーションにも繋がるでしょう。

 

前置きが随分と長くなってしまいました(汗)

7月も中旬に入ったということで、ここで一度自分の志望校の過去問に触れておくことをオススメします。

まだ本格的に解くのは早いですが、ひとまず1年分ほど解いてみて問題の傾向などを確認しておくことは

これからの学習計画を立てることにおいて非常に重要になってきます。

 

大学の過去問と言えば、すぐに思い浮かぶのは赤本や青本でしょう。

では、その2冊ってどう違うのか

今回は赤本と青本の違いについて調べてみました。

 

赤本って何?

赤本とは

赤本が何か知らない人は少ないのではないでしょうか。

本屋の参考書コーナーに行くとびっしりと並んでいる、教学舎が出版しているあの赤いのことです。

赤本

 

赤本のメリット

シンプルに赤本と言っても、センターシリーズや大学入試シリーズ、難関校過去問シリーズと幅広く売られています。

赤本の1つ目のメリットとして、日本全国のほとんどの大学の過去問を出版してくれています。

マイナーな大学だから過去問が見つからないという心配もそんなにする必要はありません。

 

2つ目のメリットは、多くの書店が赤本を取り扱っており、持っている人の数も多いので中古や過去の赤本を入手しやすいことです。

書き込みがされてなければ中古の赤本でも十分だと思います。また冬場過去問を解く季節になって、持っている

赤本の問題を全て解き終えてしまっても赤本ならメルカリなどのフリマアプリでそれ以前の赤本を見つけることができます。

 

3つ目のメリットとしては、掲載されている過去問の年度数が多いということです。

その大学の試験の形式に慣れるためにたくさん過去問をやることは、大学受験にはかかせませんので。

 

赤本のデメリット

赤本のデメリットとして挙げられるのは、解説があまり詳しくないこと、たまに答えがおかしいことがあることです。

例えば、数学の過去問では、計算過程が省略されていてどうしてそうなるのかわからなくなることもあります。

また現代文では、特に東大京大など最難関大の記述問題の解答で、ほとんど本文から抜き出しただけのような解答が見られます。

また多くの大学の過去問を出版しているため、誰が解説を書いているのかも定かではなく、解説の根拠として足りていない問題にあたることもあったりします。

そのため赤本の問題は学校の先生などに添削をしてもらうことをオススメします。

 

青本って何?

青本とは

青本は東大京大・早稲田慶應といった難関大学専門の過去問集です。

青本は「駿台文庫」が出版しています。

難関大学の過去問の他に、センター試験の過去問も取り扱っています。

青本

 

青本のメリット

青本のメリットとして一番大きいのは、駿台講師による詳しい解説がのっていることです。

いつも生徒に教えている受験専門の予備校の先生が問題の解き方だけでなく、ポイントや対策なども書いてあるため、赤本と違って、ある程度一人でも効果的な過去問の学習が可能です。

 

青本のデメリット

1つ目のデメリットとしては、駿台が出版しているために1冊の料金が少し高いということです。

これは正直仕方がないことですよね。

受験する全ての大学の青本を購入していたら高くなるので、第一志望の大学だけ青本を買うのでもいいと思います。

 

2つ目のデメリットとしては、青本は国立私立問わず難関大学の過去問しか出版されていません

駿台の講師が全ての大学の過去問の解説を書くことは、やっぱり難しいですよね。

そのかわり解説が本当に必要な難問には、しっかりと解説がのっているので安心です。

 

最後の青本のデメリットは、収録されている過去問の年度数が少ないということです。

これも2つ目と同じ理由だとは思いますが、2年や3年分しかのっていないこともあります。

 

過去問の赤本と青本の違い まとめ

①赤本は全国のほとんどの大学の過去問を出版しているが、青本は難関大学の過去問しか出版していない

➁赤本に比べて青本の収録している年度数は圧倒的に少ない

➂赤本は解説が少ないが、青本は予備校講師によるわかりやすい解説が掲載されている

 

結局どっちを買えばいいの?という話ですが、私は少なくとも第一志望、できれば第二志望くらいまではできるだけ青本を使うことをオススメします。

青本で年度が足りない分は赤本で代用しましょう。

第三志望より下はレベル的に自分にとってあまり難しくないと思いますから、赤本の解説でも十分対応できると思います。

青本が出てない大学は大人しく赤本を解きましょう。

 

おまけ

赤本青本の話をしてきましたが、実はこの〇本シリーズにはまだまだ種類があります。

 

黒本

黒本は河合出版から発行されていて、下記のシリーズをまとめて「河合塾黒本」と呼ばれます。

●「大学入試センター試験過去問レビュー」(通称河合塾センター黒本) 

センター試験過去問問題集で、「河合塾センター黒本」と呼ばれたりします。

例えば「英語2019年版」は、本試験15年分追試験12年分、リスニングテスト2年分が掲載されています。

表紙に29回分と書いてあるのは、その合計で29回分ということです。

赤本シリーズより解説が詳しいと定評があり、赤本と迷うなら黒本の大学入試センター試験過去問レビューシリーズを選択すれば良いと思います。センター試験過去問問題集としておすすめ度No.1だと思います。

※なお、センター過去問は学校の授業でもやるから、という生徒や比較的その教科が得意で、高得点を狙いたい生徒は下記の「マーク式総合問題集」を選択しても良いと思います。 

大学入試センター試験過去問レビュー

●「河合塾マーク式総合問題集」

基本的にセンター試験の過去問ではありませんが、これも「河合塾センター黒本」と呼ばれたり、単に「河合塾黒本」と呼ばれたりして、やや紛らわしかったりします。

英語、数学I・A、数学II・Bは河合塾の全統マーク模試を、8回分収録したものです。

国語、理科、地歴・公民(「現代社会」「倫理」「政治・経済」)は全統マーク模試5回分とセンター試験2回分が収録されています。

「倫理、政治・経済」には全統マーク模試「倫理、政治・経済」「倫理」「政治・経済」〉をベースにした問題5回分とセンター試験1回分が収録されています。

したがって、浪人生などは「あれ?この問題は高3の時に模擬試験で解いたことがある・・・」ということもあったりします。

解説は非常に詳しく、「ポイント」の囲みの所を一冊分マスターするだけでも、かなり重要な部分がカバーできるので、解答集は「参考書」のつもりでしっかりと学習すると良いと思います。

河合塾マーク式総合問題集 

 

黄本

黄本とは、KADOKAWAが出版している過去問集で、難関私大を中心に出版されています。

以下のような特徴があります。

1.フルカラー
・重要用語やポイントがすぐわかる
・グラフや図版が見やすい
・カラーインデックスで、目的の科目と年度がすぐに探せる

2.B5サイズ
・大きくて書き込みやすい
・文字が読みやすい
・記述解答用紙(数学、物理、化学、生物)つきで、直前の力試しにも最適

3.詳しい解説
・大手予備校の実力派講師陣が丁寧に解説
・自習できて、点につながる
・最新出題傾向を踏まえたアドバイス、本番で生きるテクニックが充実

黄色本

 

最後に…

いかがでしたか?

いろいろな過去問集を実際に手に取ってみて、自分にピッタリな過去問集を見つけましょう。

 

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