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今回は、明治大学の全学部統一入試の傾向と対策について明治大に通う講師が紹介してくれます!
【講師紹介⑮】明治大学 理工学部 建築学科 の講師が建築学科を紹介!
明治大学 理工学部の全学部統一入試の入試傾向と対策
こんにちは。
受験がスタートすると、とにかくどこか一つでも合格して安心したいと思う方が多いと思います。
今回は、一般入試の中でも早めに結果が出て、且つ一度の受験で複数学部出願でき、さらに全国各地で受験することが可能であるという
かなり高コスパな明治大学理系の全学部統一入試の傾向と対策について紹介したいと思います。
私もこの入試方式で明治大学に合格しました。
私は高校生までは地方に住む学生だったので、この入試方式はすごくありがたい制度だと感じました。
全学部統一入試 とは?
この入試方式は全学部が共通の問題によって、明治大学の法学部、商学部、政治経済学部、文学部、理工学部、農学部、経営学部、情報コミュニケーション学部、国際日本学部、総合数理学部の全10学部が同時に実施する入学試験です。
そして、一度の受験で複数の学部に出願できます。
(ただし1学部につき1学科のみ)
これにより、受験する機会を増やすことができ、合格のチャンスを増やすことが出来ます。
会場は東京の他に札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の全国主要7都市です。
定員は一般入試より少ないですが、ミス無くこなすことができれば一般入試と同じくらいの能力でも充分合格を狙うことが出来ます。
特に早慶志望の人が滑り止めに利用することが多く、滑り止め校をどこにしようか迷っている受験生にオススメです。
全学部統一入試の配点と合格最低点は?
配点は数学が200点、理科が100点、英語が100点の計400点満点です。
2019年度の理工学部〈全学部統一入試〉合格最低点は以下のようになっています。
電気電子生命学科(電気電子工学専攻):282/400
電気電子生命学科(生命理工学専攻):286/400
機械工学科:295/400
機械情報工学科:287/400
建築学科:302/400
応用化学科:292/400
情報科学科:317/400
数学科:296/400
物理学科:300/400
学科によって差はありますがどの学科も75%前後です。
年度によって多少の変動はありますが、電気電子生命学科が一番低く、情報科学科や建築学科などの比較的人気な学科は点数が高くなっています。
学科はどこでもいいから、どこか引っかかりたいという受験生には、電気電子生命学科を選択するのも一つの手だと思います。
しかし変動もあるので75%くらい取れればどの学科にも対応できるでしょう。
しっかり過去問をやりこむことで傾向をつかむことで点数アップに繋がります。
それではここから各科目の入試傾向と対策を紹介します。
明治大学 理工学部の全学部統一入試の入試傾向と対策
明治 理工 全学部入試の英語の傾向と対策
試験時間は60分間で配点は100点です。
出題形式はすべてマーク式問題です。
大問は問1から問3までの3題で、すべて長文読解問題となっています。
問1と問2は普通の長文読解らしい問題ですが問3は会話文や手紙の文などで、問題形式も似た意味の単語を選んだり空欄入る単語を選んだりする問題のみとなっています。
問1と問2に関しては
・指定された英単語の意味と似た意味を持つ英単語を選択肢の中から選ぶ問題
・代名詞の意味する内容を答える問題
・段落の内容にタイトルを付ける問題
・英文の並び替え問題
・段落ごとに質問に答えたり、正しい選択肢を選ぶ問題
など長文読解にありがちな問題が出てきます。
全体的に文量が多いですが、難しい単語には注釈が付いておりその他は一般的な英単語なので十分解き切れると思います。
ターゲット1900などの基礎的な英単語帳と英熟語帳で語彙を固めて、長文レベル別問題集3~4や過去問をたくさんこなして長文読解に慣れていきましょう。
明治 理工 全学部入試の数学の傾向と対策
試験時間60分で配点が100点の試験が2つあります。
1つが数ⅠAⅡBをメインにした試験で、もう1つは数Ⅲがメインの試験です。
◆数ⅠAⅡBがメインの試験◆
形式はマーク式で、この数学の問題は全学部同じ問題の試験となっています。
問1が小問集合、問2問3がそれぞれ大問で全部で3題あります。
センター試験が少しレベルアップした試験だと考えてもらえればいいと思います。
センター試験よりは量が少ないですがセンター試験を解き切れないとこの試験も解き切れないと思うので、過去問よりも前にセンター試験をたくさん解いてみましょう。
◆数Ⅲをメインにした試験◆
大問が4つあり、形式はマーク式を採用しています。
この問題は全学部同じではなく、理工学部と総合数理学部のみ受験選択が可能です。
小問集合はなくどれも誘導付きの大問でセンター試験数3という感じがします。
微積はもちろん極限や複素数平面まで幅広く出題されており、60分以内に解き切るのは難しそうです。
最初に問題全体を眺めて、解けそうな問題から解くようにしましょう。
明治 理工 全学部入試の理科の傾向と対策
全学部統一入試では物理、化学、生物から1つ選択となります。
しかし学科によっては選択ではなく、どれを使うか決められています。
解答時間は60分、配点は100点です。
出題形式はマーク式問題です。
◆物理の傾向と対策◆
大問が3つああり、基本的には「力学」「電磁気」が必ず出題され「波動」or「熱力学」のどちらから1題出されます。
ただし、2016年には波動熱力ではなく原子分野が出題されているので、ここの対策も怠ってはいけません。
制限時間は60分ですが、全てマーク形式で誘導もしっかりされているので落ち着いて解けば時間内に十分解き終われると思います。
選択問題で分からない問題に出会ったら次元解析で選択肢を絞っていきましょう。
◆化学の傾向と対策◆
大問が4つあり、大問ごとに分野は分かれていますが基本的にすべて小問集合になっています。
すべてマーク式なので化学反応式や有機の構造式が書ける必要はありません。
問題量は多いですが1問1問は大したことはないので、制限時間60分以内には解き切れると思います。
◆生物の傾向と対策◆
大問は全部で4題で難易度は標準レベルですが、用語や文章の組み合わせを選ぶ問題が多く、正確な知識が問われます。
また計算問題が各分野から出題されており、組換え価や呼吸商、尿生成、エネルギー量といった典型的なものから、必要なDNA量を得られるまでのPCRのサイクル数、イントロンの塩基数の割合、世代時間など、問題文に示された考え方に沿って計算を進めるものもあります。
グラフや表の数値をもとに解答する問題も多く、試験時間60分で解き切るのは難しそうです。
一度の読解で要点を把握する、必要な条件を拾ってミスなく計算する、選択肢を効率的に絞り込むなど、時間を意識した対策をしましょう。
最後に・・・
明治大学の全学部統一入試の問題は、基礎ができていれば解ける問題がかなり多く、早慶で出題される問題より確実に優しい問題が出題されます。
なので、少し苦手な教科があっても他の教科でカバーできるオススメな試験だと思います。
ですが、レベルの高い受験生が集まる学科だと合格最低点が跳ね上がる可能性もかなり高いです。
なので過去問を使って対策を練ることで、合格する可能性を上げることができるのではないでしょうか。
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