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大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。
今回は、英文法についてです。
【冬休み】高2の冬休みから始める受験勉強！なにから手をつける？
いままでのブログで、英文法の勉強を始めるなら
まずは「大岩のいちばんはじめの英文法」から始めよう！と言ってきました。
この参考書はとても分かりやすく解説されていて英語の勉強をスタートするのにもってこいです。
しかもそんなに量も多いわけではないので遅くとも1ヵ月で1冊を完璧できます
大岩が終わるとネクステやビンテージに入る人が多いと思いますが、
この大岩とネクステのギャップがありネクステが難しいと感じる人が多いと思います。
そんな人のために対策方法を今回は紹介します。
大岩の英文法からネクステが難しい人
なぜ大岩→ネクステが難しいと思うのでしょう。
考えられる原因とそれについての解決策を紹介します。
原因と解決策を紹介！
原因①大岩の身につき方が甘い
解決策①
大岩は高校の英文法がしっかり解説されています。
読み込む量が足りない可能性があるのでしっかり読んでみよう。
大岩は問題数が少なめなので、解説のページにある知識を問題だけで網羅できてるとは言えない章もあります。
そのため、問題を全て解けるだけでは少し心もとないと言えます。
「問題では触れられていないけど、解説のページに載ってる」という知識の読み込みを十分に行うようにしましょう。
大岩レベルの時点で知識の詰めが甘いとネクステの解説についていけなくなり、問題が解けない→解説が全くわからない→「英語向いてないかも...」なんて負のスパイラルに陥ってしまうことになりかねません。
基礎からしっかり叩き直すことで得られる、基礎的な知識、わからないところを自分で解読していく勉強法というのは、今後の勉強をする上で必要不可欠なものなので面倒くさがることなく大岩をやり直しましょう。急がば回れです。
原因②ネクステやるときに講義系参考書使っていない
解決策②
辞書代わりとしてEverGreenで読み込む。
大岩は章ごとに 「文法事項の説明→問題→解答＆解説→解説がわからなければ初めの説明へ」 という順番で進めることで知識のインプット、アウトプットの練習を交互に行うことが出来、知識を定着しやすい参考書になっています。
一方で、ネクステは大岩の章はじめにある解説のページが全くなく、いきなり問題がずらーっと並んでいる構成になっています。
そのうえ、解説も三、四行程度しか書かれていないので、解説の量は決して多いとは言えません。
そのためネクステに初めて触れるという人は解説が分厚い大岩とのギャップを必然的に感じると思います。
そこで、EverGreenをネクステの解説の補助として使うわけです。
ネクステにはない大岩の章はじめの解説＆問題ごとの詳しい解説をEverGreenで代用することで、大岩を進めるときの「文法事項の説明→問題→解答＆解説→解説がわからなければ初めの説明へ」というサイクルと同じ進め方ができます。
ネクステの解説だけでは難しいではなくEverGreenなどを机上に置いておき、調べるくせをつけてください。
原因③大岩を読んでも定着できない。
解決策③
ネクステの前に高校英文法基礎パターンドリルを1冊挟む。
大岩は講義＞問題といった構成になっており問題数が多くはありません。
そこで問題数が多い、この高校英文法基礎パターンドリルを使って演習量を増やし定着を図りましょう。
大岩は読んでもさっぱりわからない人は中学内容から戻ることをオススメします。
原因①でもいいましたが、基礎がなっていない状態で勉強を進めたとしても、触れた内容のほとんどは身につきません。身についたとしてもそれは丸暗記でしょうからいつかは頭がパンクしてしまいます。
ここでも急がば回れの精神で基礎から演習し直しましょう。
【高1高2生】英語が苦手な人！使っている参考書は自分にあっていますか？
最後に・・・
要するに、大岩をまずしっかり読み込みましょう。
読めてない生徒は多いと思います。
（きっと活字離れによるものだと私は思っています。）
大岩はやさしく丁寧に説明してくれています。
しっかり読みましょう。
ただこの「しっかり読む」って抽象的で実際どうすればいいかわかりませんよね。
ただ読むだけではだめです。
当たり前ですが読みながら理解しましょう。
そして「理解する」とは「人に説明できる」ということです。
「人に説明できる」を意識して取り掛かりましょう。
「なぜ自分はこの解答を選んだのか？」、「なぜこの選択肢はダメなのか？」自分と同じくらいの学力の子に説明するつもりでノートに理由を自分の言葉でかき出す練習をしてみましょう。そうすることで、アウトプットの練習にもなる上に、自分の躓きやすいポイントを見つける手助けになると思います。
ただ大岩は演習問題の数が少ないので、どうしてもい大岩だけで理解できないときは高校英文法基礎パターンドリルを挟みましょう。
大岩である程度理解できてネクステに入る場合は必ず講義系参考書（EverGreen）を用意しましょう。
ネクステの解説だけでは物足りないこともあるかと思いますし、大岩だけでネクステを全範囲網羅しているわけではありません。
そして講義系参考書で調べたことはネクステに書き込みましょう。
ノートにまとめるのもいいですが、まとめて満足してしまったり読み返さなかったりするケースが多いので参考書に書き込むのをオススメします。
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