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【日本史・世界史】共通テスト対策って何から始めればいいの?

こんにちは!武田塾水戸校です。
共通テストの出願作業が終わり、本番に向けてひたすら自分の力を高める時期です!
今日は、共通テストの社会科、日本史と世界史の対策について書いていきます。受験生はもちろんのこと、非受験生も来年、再来年の参考として読んでみてください!(^^)!

共テ歴史_s

2021年度共通テスト分析

日本史

大問数はセンター試験と同じ6題でしたが、小問が4問減少しました。第1問が広範囲の時代にまたがったテーマ史、第2問が原始・古代、第3問が中世、第4問が近世、第5問と第6問が近現代史となっており、センター試験と同じ構成になっていました。形式は、試行調査でもあった史料・絵図・グラフなど多様な資料を用いた問題や知識活用問題、論理的思考を必要とする問題が出題されていました。出題された史料はほとんどの受験生は見たことのないものだったと思いますが、比較的読みやすいものだったので注記と合わせて丁寧に読めば十分対応できる問題だったのではないでしょうか。センター試験に比べ出題形式が多様になりましたが、問題全体としては教科書・資料集・用語集で基本知識が抑えられていれば対応できる試験だった印象です。

学びエイドの鉄人講師、佐藤一郎先生がセンター試験と共通テストの比較について話している武田塾チャンネルの動画も貼っておきますので、こちらも参考にしてください。

世界史

センター試験と比べて大問数は1題増加したものの、小問数は2~3問減少しました。試行調査と同様に単純な知識問題が減少し写真・地図・グラフ・文献資料といった資料を使用した問題が大幅に増加しています。問題形式については、センターで多くみられた正誤文の選択問題が減少し単答や空欄組み合わせ問題が増加しました。全体を通して会話文や資料が多用されたためセンターと比べて問題文量は増加しました。ほとんどの問題で資料の文章読解が必要となっているので難易度はやや難化したといって良いでしょう。

学びエイドの鉄人講師で、「世界史用語マルチトレーニング」の著者でもある鈴木雄介先生がセンター試験と共通テストの比較について話している武田塾チャンネルの動画も貼っておきますので、こちらも参考にしてください。

 

共通テスト日本史・世界史の対策

日本史

①基本知識を抑える
センターから大学入学共通テストに変わっても、教科書・資料集・用語集を基本にした学習を進めることが大切なのは変わりません。問題になっているところだけではなく、資料集の年表や地図、写真などの資料にもしっかり目を通しておきましょう。教科書や講義本で出来事の因果関係や背景を掴んでおくことも重要です。

②「タテとヨコ」の繋がりを理解する
「タテ」=時系列、「ヨコ」=同時代に日本と世界で起きていること、です。
試行調査では1つのテーマについて時代ごとの変遷を追う形の出題がありました。この形式は、一問一答形式で個別の事項を暗記しているだけでは対応できません。時系列をより意識して、時代ごとの特徴や変遷を深める学習をしましょう。また、共通テストでは世界の国々と日本の歴史を関連付けて考える力も求められます。同時期に世界でどういう動きがあり、日本がどんな影響を受けたかについても意識してください。

③資料の読解力を磨く
共通テストでは文献資料やグラフ、統計表など多様な資料が出題され、必要な情報を的確に抜き取って読みとく力が求められました。資料問題が解けるようになるには「慣れる」ことが最短の攻略法です。資料集の史料に普段から目を通しておくようにしましょう。

世界史

①基本知識を抑える
センターから大学入学共通テストに変わっても、教科書・資料集・用語集を基本にした学習を進めることが大切なのは変わりません。問題になっているところだけではなく、資料集の年表や地図、写真などの資料にもしっかり目を通しておきましょう。教科書や講義本で出来事の因果関係や背景を掴んでおくことも重要です

②資料の読解力を磨く
共通テストでは文献資料やグラフ、統計表など多様な資料が出題され、必要な情報を的確に抜き取って読みとく力が求められました。資料問題が解けるようになるには、「慣れる」ことが最短の攻略法です。資料集の史料に普段から目を通しておくようにしましょう。また、出題される資料の中には空欄を設けられたものが含まれており、文献資料を吟味して「流れ」や「つながり」を読み取り空欄に入る語句を検討する必要があります。資料問題の対策を行うことで、文章読解力と思考力も磨いていきましょう。

③正誤問題対策
知識のインプットと整理の作業が終わったらあとは問題演習あるのみです。問題を解いて「正解!」「間違った!」で終わりにするのではなく、選択肢1つ1つを吟味してどこが間違っていたのかを指摘しながら解いていくようにしましょう。共通テストでは解答を導くために複数のプロセスを経る問題が多くなります。解説をしっかり読んで自分が解答を導いたプロセスが正しかったのかどうかについても確認するようにしてください。

④文化史・社会史・経済史対策
高得点を狙うのであれば、政治史だけでなく文化史や社会・経済史まで抑えておきましょう。文化史については人名と作品名だけでなく、研究内容のキーワードや学問の系譜も一緒に覚えて下さい。また文化芸術の興隆と社会・経済の動きを関連付ける視点をもつことも大切です。社会・経済史については、ヨーロッパは中世の封建制度崩壊、産業革命を中心に理解を深めておきましょう。中国史は土地制度、税制度、対外貿易を軸に整理していきましょう。

 

オススメの共通テスト対策参考書

日本史

・「スピードマスター日本史問題集」(山川出版社)
・「日本史B 表解演習書」(ナガセ)
・「日本史用語2レベル定着トレーニング」(武田塾一発逆転プロジェクト)
・「日本史B一問一答 完全版」(ナガセ)
・「イチから鍛える日本史問題集 必修編」(Gakken)
・「2021年用共通テスト実戦模試 日本史B」(Z会)

まずは、「スピードマスター」や「2レベル定着トレーニング」「日本史B一問一答 完全版」といった用語集で基本知識を固めましょう。赤シートでの口頭チェックが基本となりますが、私立では記述もありますので全ての問題が記述できるようにしましょう。一問一答形式でのインプットが終わったら、「イチから鍛える~」で問題演習に入ります。目標は初見で85%から90%くらいの正答率に設定し、解いてください。丸付けをした後は解きっぱなしにせずに復習の時間を設け、「間違えた問題」「正解したが自信がない問題」は講義本(石川実況中継や金谷の「なぜ」と「流れ」シリーズなど)に戻って確認し、インプットのやり直しをおこないましょう。最後に、「実践模試」で共通テストの問題形式の演習を行ってください。

世界史

・「世界史用語マルチトレーニング」(武田塾一発逆転プロジェクト)
・「イチから鍛える世界史問題集 必修編」(Gakken)
・「ビジュアル世界史問題集」(駿台文庫)
・「元祖 世界史の年代暗記法」(旺文社)
・「2021年用共通テスト実戦模試 世界史B」(Z会)

「マルチトレーニング」で世界史の通史を最低限まとめてから、問題演習に入りましょう。「イチから鍛える~」は日本史同様、目標は初見で85%から90%くらいの正答率に設定し、解いてください。丸付けをした後は解きっぱなしにせずに復習の時間を設け、「間違えた問題」「正解したが自信がない問題は講義本(「青木裕司のトークで攻略 世界史B」「神余のパノラマ世界史」シリーズなど)に戻って確認し、インプットのやり直しをおこないましょう。最後に、「実践模試」で共通テストの問題形式の演習を行ってください。また、通史の理解に加えて、「ビジュアル世界史問題集」や、「世界史の年代暗記法」で地図と年号も対策しておくとよいでしょう。これらは8割以上を取るうえでも重要な部分なので、通史の完成度を上げつつ仕上げておいてください。

 

以上が日本史・世界史についてのお話でした。
歴史科目は一問一答の知識と資料集の地図・写真などの知識が揃えば高等句点を狙える科目です。この記事でご紹介した内容を参考に、頑張ってください!(^^)!

 

 

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