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【英語】共通テスト対策って何から始めればいいの?

こんにちは!武田塾水戸校です。
受験生の皆さん、いよいよ共通テストの出願時期ですね!
出願作業が終われば、あとは本番に向けてひたすら自分の力を高めるのみです!

今日は、共通テストの英語対策について書いていきます。受験生はもちろんのこと、非受験生も来年、再来年の参考として読んでみて下さい!

共テ英語

2021年度共通テストの分析

リーディング

大問数は全6問と昨年から変化はないものの、センター試験で毎年出題されていた発音・アクセント問題や、文法・語法問題、整序英作文問題などの知識を問う問題がすべて廃止され、読解問題のみで構成されていました。リード文もすべて英語です。試行問題や模試とは違う形式の問題もあったので、そこで戸惑ってしまった受験者さんも多いかもしれませんね。
出題内容は、ショートメールのやり取り、ファンクラブの案内文、旅行代理店のウェブサイトなど身近な話題を扱った英文から、スポーツにおける安全性、甘味料の栄養素といった説明的文章まで多様な題材でした。多くの大問に図表やグラフが使われており、複数の情報源から概要・要点を把握する必要のある設問も出題されました。試験全体の総語数は約5500語で、昨年のセンター試験を1200語以上も上回っています。読解の量は大幅に増加していますが、正確に読み取ることができれば、単純に解答が見つかる問題が増え難易度はセンタ―試験と同程度と言って良いでしょう。

武田塾教務部英語課の森田先生も共通テストの分析を武田塾チャンネルの中で行っていますので、ご確認ください!

リスニング

センター試験から大問数が2つ増え、6問構成となりました。共通テストでは、センター試験でも出題されたい対話や長い英文(モノローグ、ダイアローグ)の聞き取りに加え、ある状況を説明する短文の聞き取りや、社会的な話題に関する講義を聞いて要点を整理する問題なども出題されました。読み上げ回数も1回読みと2回読みのものが混ざっています。イラストやグラフ、表の点数も大幅に増加しており、単に英語を聞き取るだけでなく目的に応じた思考力・判断力が問われる内容になっていました。また、アメリカ人話者だけでなくイギリス人話者や、日本人と思われる非ネイティブ話者が含まれていたので、リスニングの「耳」が出来ていない受験生は苦労したのではないでしょうか。

武田塾教務部英語課の森田先生も共通テストの分析を武田塾チャンネルの中で行っていますので、ご確認ください!

 

共通テスト英語の対策

リーディング

英語のリーディングは共通テスト科目の中でも「時間が足りない」筆頭科目です。
「時間が足りなくて終わらなかった!」という事態を防ぐために、次の4つのポイントを意識て練習してみましょう。

① 単語、熟語、文法、一文解釈の反応速度を上げる
文章を全部読んでから「どんな話だ?」と考えるよりも、読みながらなんとなくでもいいので話の内容が掴めていると解答スピードも速くなります

② 文章の順番で設問は作られています→パラグラフリーディング!
国語と違って、英語は文章の順番通りに設問が作られています。なので、読みながら段落ごとに「ここではこの話をしている!」とメモをしながら読むようにすると万が一解答根拠になる文を見失っても見つけやすいですし、見直しの効率化にもつながります。

③ 本文に入る前に設問に目を通す
「誰が」「何をした」など、選択肢の分岐になっている部分にあらかじめチェックしておくだけでも本文に入ったときの解答時間を節約することが出来ます

長文読解のスピードで悩んでいる方は、こちらの動画も参考にしてみて下さい(#^^#)

リスニング

昨年の共通テストのリスニングは、2回流れる箇所(①②)で41点分ありました。
点数を安定させるためにはまず、ここで点数を取れるように対策をしたいところです。

① 論理的に聞く
リスニングは、英語を聞きながら何の話をしているのか頭の中で映像化できることが理想です。リスニングの問題を解いた後に、どんな内容だったか話す練習をするようにしてみて下さい。その時は、聞いた英語を思い出しながらやるのではなく、頭の中の映像を思い出しながら話すことを意識しましょう。「訳す」のではなく、「場面説明」をする感じだと思ってください。武田塾英語課の森田先生によると、通訳の方もこのようにして翻訳しているそうです('◇')ゞ

② 音源が流れていないときの情報の獲得の練習をする
リーディングの時と同じで、キーワードとなるワードや内容に目印をつけられると、聞いたときに必要な情報との取捨選択がしやすいです。

シャドーイング
リスニングの対策としては、シャドーイングも有効です。シャドーイングとは、「追い読み」のことです。CDの音をまず流し、それに2、3単語ほど遅れて同じスピードで発音を真似していくのがシャドーイングです。

武田塾では、まず本文を見ながらCDを聞くシャドーイングをオススメしています。
シャドーイングによって、CDで読まれている速さと普段英文を読む速さを同じにする訓練ができます。まずはCDと同じ速さでついていって音読できるようになることを目標に。その次に、その同じ速さで今度は訳せるようになることを目指します。これができるようになると、読む速度は大分上がっているはずです。読む速度が上がれば、今度はCDだけ、あるいは本だけでシャドーイングをし、その速さで同時に訳せるようになるように練習を繰り返します。CDだけでシャドーイングができて音読している速さのまま本文を訳せるようになると、リスニング力はかなりアップしているはずです。リスニングはそもそも本文を聞き取れなければ解けません。本文を見ながらのシャドーイングを最終的にCDのみでのシャドーイングにまで持っていくことができれば、共通テストに十分通用するリスニング力が身に着きます。

 

おススメの共通テスト対策参考書

リーディング

・「きめる!共通テスト英語リーディング」(Gakken)
・「大学入学共通テスト英語リーディングの点数が面白いほど取れる本」(KADOKAWA)
・「共通テスト実践模試英語リーディング」(Z会)

「きめる!共通テスト英語リーディング」や「大学入学共通テストのリーディングの点数が面白いほど取れる本」をやって大問ごとの特徴や解き方を掴んでから、「共通テスト実践模試」を使って実戦形式の演習を積んでいくのが良いでしょう。

リスニング

・「関正生の英語リスニングプラチナルール」(Gakken)
・「きめる!共通テスト英語リスニング」(Gakken)
・「ハイスコア!共通テスト攻略英語リスニング」(Z会)
・「共通テスト実践模試英語リスニング」(Z会)

「関 正生の英語リスニング プラチナルール」では、英語のリスニングでよく聞かれる質問パターンについて、どのような質問文が聞こえてきたら何を想定しておくべきか?など、解くための戦略やテクニックが事細かに解説されています。さらに、リスニングでよく出てくる英語のフレーズや表現のパターンが知識としてまとまっている点もこの本の特長です。なので、最初に「プラチナルール」でリスニングのポイントやテクニックを掴んでから「きめる!共通テスト英語リスニング」「ハイスコア!共通テスト攻略英語リスニング」「共通テスト実践模試英語リスニング」で共通テスト形式の問題演習に入っていきましょう。リスニングの場合は、参考書を何冊もやるよりも、1題1題をしっかりと聴きこんで「英語に慣れた耳」を作ることが重要です!

 

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