大学入試の制度と特徴について知ろう！～共通テスト編～

こんにちは、武田塾水戸校です！

今日は、入試の「型」と「しくみ」について書いていこうと思います！

大学入試には、共通テスト・総合型選抜・学校推薦型選抜・国公立大個別試験・私立一般試験と、様々な方式があり、それぞれに特徴があります。
受験生は志望校について考え始めた、というひとも多いと思います。
まずは、入試の制度と特徴を知り、自分に合った方式を選んでいくようにしましょう。

一回目は、共通テストについてです！

共通テストはここがポイント

昨年から始まった共通テストは、
思考力や読解力、判断力、情報処理能力を問う出題が重視
される試験です。
学校の授業や定期テスト対策を大切にするのはもちろんのこと、今年から初登場の過去問も活用する必要があります！

共通テストの役割と日程

共通テストとは、高校での基礎的な学習の達成度を測る学力試験で、これを合否判定に利用する大学が、大学入試センターと協力して行われます。
共通テストの詳細をまとめた『受験案内』（出願書類）が９月上旬から配付されますので、『受験案内』をよく読んで、
間違いのないように共通テストに出願するようにしましょう。
　そして、共通テスト（本試験：2022年１月15・16日実施）を受験した後は発表された正解をもとに、自己採点を行います。
自己採点集計を行っている予備校等に提出すれば志望校判定等のデータが出るので、参考にして出願先を決定していきます。
武田塾でも、志望校判定のデータを出すことが可能です！
水戸校では毎年志望校判定の結果が出た頃に面談を行って出願先の相談をしています(#^^#)

共通テストの追試験は病気などのやむを得ない事情で、再試験は天災などの事情で本試験を受験できなかった場合に行われるものです。

テスト

出題教科と科目

共通テストには、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の全６教科に30の科目が用意されています。解答方法はマーク式。

　2021年の問題では、知識を問うだけでなく、知識を用いて正解を導く思考力を求めたり、複数資料や図表・グラフを組み合わせるなどして
思考力や読解力、判断力を問うたりする出題が目立ちました。また、問題文も増加し、高速の情報処理能力を要する出題が増えてています。
2022年もこの傾向は続くと考えた方が良いでしょう。試行調査でしか出題されていない、国語の「実用的な文章」の出題もあるかもしれません。
　そのため、ふだんの学校の授業や武田塾の特訓を通して思考力や読解力、判断力を養いながら、共通テストの試行調査や過去問、予想問題、
模試の問題などを解いて、問題の量と形式に慣れることが必要となります。
とくに共通テストの過去問は攻略に欠かせないアイテムとなるので、過去問演習を重ねて、解答手順や時間配分のコツを掴みましょう。
もちろん、解けなかったり、間違えた問題は復習をして、確実に解けるようにしてください。

英語はリーディングとリスニング

共通テストの英語は、「リーディング」と「リスニング」が出題されます。
英語の音声や語彙、表現、文法、言語の働きなどの知識を、実際のコミュニケーションで、目的や場面、状況などに応じて適切に活用できるかを
「読む」「聞く」で評価し、さらにリーディング、リスニングともに概要や要点を把握する力、情報を読み取る力が問われることになります。

　また、共通テストの英語の配点は、リーディング（以下、Ｒ）100点、リスニング（以下、Ｌ）100点です。
ただし、「Ｒ：Ｌ」の配点比率をどう設定するかは各大学の判断にゆだねられ、各大学が決定する。

　旺文社のデータによると、「１：１」「４：１」がともに全体の３割超で、「３：１」「３：２」「７：３」が続くようです。
「３：１」は、東北大、名古屋大、京都大、大阪大など難関大で目立つ。東京大は「７：３」に設定しています。

　リスニングの音声は1回読みと2回読みで行われます。2021年は第３問以降、１回読みで実施されたこともあり、苦戦した受験生も少なくなかったようですね。
そのため、日頃から「英語を聞く」ことを意識し、シャドーイングにも積極的に取り組みましょう。
大学入試センターのホームページ（https://www.dnc.ac.jp/）でI Cプレーヤーの操作体験もしてみると良いのではないでしょうか。

武田塾チャンネルでも共通テストについて解説している動画がありますので、視聴してみて下さい！