こんにちは!
武田塾水戸校です。10月も今週で終わりです。
「大学入試共通テスト」もどんどん間近に近づいてきています。
これからますます寒くなっていきますので、受験生は体調管理も受験勉強も万全にしていきましょう。
大学共通テスト導入により、一般試験(個別試験)にも変更点があります。
みなさんしっかりチェックしているでしょうか?
「絶対受ける!」と決めている大学については下調べしているとは思いますが、共通テストの結果次第では、受験校の幅を広げていくことになります。
出願の直前に調べて
「え、そんなところが変わっていたの?!」
「これじゃ受験資格を満たせない!!」
なんてことがないように、少しでも可能性があるところについては、下調べを始めておきたいところです。
なので今回は、
共通テスト導入によって一般入試の科目や内容・形態が変更する学校のうち、みんなの憧れ「GMARCH」について取り上げていきます!
ここでしっかりと変更点を確認し、今後の勉強の方針立てに役立てましょう!!
学習院大学
「共通テスト利用」が新たに導入!!
学習院大学の一般入試における最大の変更点は、
2021年度から一般選抜試験に
「大学入学共通テスト利用入学者選抜」
が加わりました!
学習院大学を第一志望とする人はもちろんのこと、併願校として出願を考えている人たちにとっては追い風ですね。
特に、国公立を目指す人にとっては、非常にメリットの大きい変更といえます。
科目数や配点比率については、各学部によって異なりますので確認しておきましょう。
学習院大学公式サイト 共通テスト利用選抜導入による変更点と各学部の配点について
国際社会科学部プラス試験が中止
新型コロナウイルス感染拡大による各種英語資格・検定試験の中止をうけ、
2021年度の国際社会科学部のプラス試験が中止となりました。
昨年まで、各種英語資格・検定を英語の得点として採用していた国際社会科学部のプラス試験。
今年は国際社会科学部の入試制度のうち、ほかの学部と同日・同問題で行うこのプラス試験が中止となっています。
2021年度の国際社会科学部の一般入試は、「共通テスト利用」と「コア試験(メインの一般個別試験)」のみ
となりますので、注意してください。
学習院大学公式サイト 新型コロナウイルスによる一般試験の変更点
明治大学
明治における大きな変更点はなし!
明治大学において共通テストの導入による大きな変更点はありません。
(一般入試の中で名前の変更がされているものはありますが、その中身に変わりはありません。)
また、こちらも一部大学で導入されている英語4技能試験のスコアの導入は、
商・経営・国際日本学部の学部別入学試験、
および、農・経営・国際日本・総合数理学部の全学部統一入学試験
において利用できますが、必須ではないため多くの受験生には影響がないといえるでしょう。
ただ、一部の学部・学科においては、
個別入試・全学部統一入試・共通テスト利用におけるそれぞれの入試方式や募集人数が変更されていますので、
その部分を簡単にご紹介します。
受験科目や受験方式の変更
全学部統一入学試験について
○経営学部 方式の変更
英語4技能3科目方式を導入。
大学入学共通テスト利用入学試験について
○商学部 方式の変更
前期日程の3科目方式を4科目方式へ、4科目方式を5科目方式へ変更し、数学を必須化。
○理工学部 方式の追加
情報科学科4教科方式を新設。
○国際日本学部 方式の変更
4科目方式を5科目方式へ変更
募集人数の変更
農学部農芸化学科以外は個別入試や全学部統一入試における募集人数が増えており、共通テスト利用入試では減っています。
農学部農芸化学科については、学部別入試における募集人数が減少し、全学部統一入試と共通テスト利用の募集人数が増えています。
どの学部・学科でも変更は数名単位ですが、合格ラインギリギリでチャレンジしようという人は注意が必要かもしれません。
青山学院大学
青山学院大学では、共通テスト導入での変更点が多くあります。
ひとつひとつ整理していきましょう。
個別日程において、ほとんどの学部で共通テストの点数が必須!
「一般選抜個別日程」において、経済学部を以外の学部で、2021年度入試から入試方式が「共通テスト+学部別独自問題」となります。
昨年度まで、青学の学部別入試にはセンター試験の点数(スコア)が必須の入試方式はありませんでしたから、
共通テストの重要性(点数の比重)が大幅にアップしているといえます。
特に英語の共通テストの点数については、リーディング100点・リスニング100点の合計200点の素点を各学部・学科が定める比率で縮小して利用するということで、
リスニング力も昨年以上に求められることとなります。
理工学部と文学部英文科では学部の独自問題のみ、というところもありますが
基本的に青学を受ける受験生は「共通テストで高得点を狙う必要がある」と考えておきましょう。
文学部英米文学科において、英語資格・検定のスコアを利用する入試方式がなくなった
共通テストを利用する方式が導入されたことをうけて、
文学部英米文学科では、英語資格・検定のスコアを利用する入試方式がなくなりました。
ただし、国際政治経済学部の国際政治学科と国際コミュニケーション学科と、総合文化政策学部の総合文化政策学科では、
昨年までと同様に英語資格・検定のスコアが出願資格として扱われますので、注意しましょう
青学独自問題の出題傾向が変更される
学部別
学部別の独自問題では、学部・学科によっては「総合問題」や「小論文」としてその学科で学ぶために最低限必要な知識を幅広く求められるようになり、
場合によってはそれらの知識や自らの考えを表現する力を求められるようになります。
通常の受験勉強のみならず、自分の志望に合わせた背景知識をある程度持ち合わせておくことも必要になるでしょう。
青学公式サイトで公表されている出題方針を確認しておきましょう!
青山学院大学 公式サイト 2021年度 一般選抜および大学入学共通テスト利用入学者選抜の概要
全学部統一
全学部統一日程の英語では、
「読む・書く」を測り、「話す」ために必要な十分な語彙、理解度を備えているかを評価する
と発表されており、加えて「思考力・判断力・表現力」の評価に重点を置いた出題をするともしていることから、
全問題マーク式といえど共通テストのような出題形式が予想されています。
立教大学
立教大学も共通テストの導入によって入試方式が大きく変更されます。
学部別入試が全学部入試に統一
2021年度の入試から、理学部以外のすべての学部別入試が全学部入試に統一されます。
よって、2021年度入試は、
「全学部入試(一般入試)」と「共通テスト利用」の2つの入試方式によってのみ入学試験が行われます。
(理学部は数学+選択科目の計2科目の受験が2日用意されます。)
また文学部は、全学部入試に加えて立教独自の「英語」「国語」「選択科目」の3科目による試験日が用意されています。
新制度となった全学部入試は全5日行われ、選択科目が一致すれば各日ごとに出願する学部・学科を変えることは可能です。
5日すべて同じ学部・学科へ出願することも可能ですので、制度そのものとしては立教に入るチャンスが多くなったといえるでしょう。
全学部入試(一般入試)において、立教独自の英語問題が廃止に
「全学部入試」において、立教独自の英語問題が廃止されることになりました)
英語の点数として、英検やGTECといった4技能英語資格・検定試験のスコアか、大学入試共通テストの英語が用いられることになります。
資格・検定のスコアは過去2年間のものが有効で、どのスコアを採用したとしても不平等がないように調整されるので、最も得点が高かったと自信があるものにしましょう。
また、共通テスト利用入試についても4技能英語資格・検定試験のスコアを英語の得点として利用することが可能です。
ただ、共通テスト利用で4技能スコアを利用するつもりであっても、共通テストの外国語の受験は必須となっているので、受け忘れには注意!
(得点は高得点の方を採用されるので、4技能スコアを持っている人はひとまず提出しておくのがよいでしょう。)
中央大学
中央大学は共通テストの導入によって変更点は1点のみです。
2021年度以降、「文学部」の英語外部検定試験利用入試の選択科目について「倫理」と「政治・経済」を廃止
社会科選択は文理どちらでも行うものですので、高1・高2生も科目選択には注意を払いましょうね。
法政大学
法政大学も一部を除きほとんど変更点なし!
法政大学も共通テストの導入によって変更点がほとんどない大学の一つになります。
ただ、各入試方式の採用・不採用、若干の方式変更が学部ごとに存在するため、法政大学の受験を考えている受験生は必ず確認しておきましょう。
英語4技能の外部試験・検定利用入試の実施学部・学科の追加
「法学部の政治学科」と「キャリアデザイン学部」が、
2021年度入試より新たに「英語外部試験利用入試」を導入することを決定しています。
これにより法政大学の15学部のうち、文系8学部・理系4学部で英語外部試験利用入試が受験可能になりました。
GIS(グローバル教養学部)の入試方式の変更について
T日程入試(全学部入試)が廃止に
まず、GISにおいて「T日程入試(法政版全学部入試)」による募集が停止されます。
そのためGISに入るための入試方式は、
学部別入試である「A方式入試」、
英語4技能検定のスコアを用いる「英語外部試験利用入試」、
そして、共通テストの点数を用いる「共通テスト利用入試」
の3方式となります。
GISの「英語外部試験利用入試」について
GISの「英語外部試験利用入試」において、2021年度入試より、
英語4技能の外部試験・検定のスコアが「出願資格かつ英語試験の得点に換算」されるようになります。
いままでは「出願資格」としてのみ扱われてきたため基準を超えていれば問題ありませんでしたが、2021年度からはより高得点を持っていることが求められるようになりました。
(GIS以外の英語外部試験利用入試を導入している学部については、今まで通り「受験資格」としてのみ、4技能スコアは利用されます。)
GISの「大学入学共通テスト利用入試」について
GISの「大学入学共通テスト利用入試」は通常共通テストの3科目の点数を利用する「B方式」のみ行われますが、
その中身はほかの学部とは少し異なります。
というのも、GISの共通テスト利用では、「英語外部試験を出願資格として利用」し、かつ「国語+選択科目」を受験する
という入試方式となっているのです。
つまり、英語4技能スコアが基準値を超えていれば、入試科目自体は国語と他1科目の計2科目となるのです。
このように、「GIS(グローバル教養学部)」のみほかの学部とは入試形態が異なる部分が多いので、受験を考えている際は注意しましょう。
GMARCHの入試変更点 まとめ
受験を考える人が非常に多いGMARCH。
入試方式をおさえておくことは勉強以前に非常に重要なことですので、今年度受験をする受験生は改めて確認を行い、これから本格的に準備を始める高校1・2年生は選択科目や英語4技能スコアの獲得に備えて情報を集めておきましょう!
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