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【大学入試 変わる】大学入試共通テストでの変更点って?

こんにちは!
南浦和駅西口から徒歩2分!逆転合格専門の武田塾南浦和校です!

今回は2021年から行われる「大学入試共通テスト」について書いていきたいと思います。

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高校2年生の方は必見!大学入試共通テストの内容発表!

つい先日(2019年6月7日)、
2021年1月に行われる「大学入試共通テスト」の出題方法や問題作成方針がついに発表されました!
色々と変わる…と言われていたためどうなるのか気になっていた方も多いのではないでしょうか。

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この発表では、それぞれの科目の配点出題内容どのような問題の出し方をするかなど、
大変具体的な内容が示されています。
発表された内容をもとに問題は作成されますので、内容をおさえることは攻略の第一歩となります!

というわけで今回は、
これまでのセンター試験と比べて、何が変わったのかについて見ていきます!

そもそも大学入試共通テストとは

まずは「大学入試共通テスト」についておさらいしておきましょう。

大学入試共通テストとは、
2020年1月実施を最後に廃止の「大学入試センター試験」に替えて行われる共通入学試験のことです。

センター試験は1990年の導入から約30年間、様々な変更を挟みながら行われてきました。
例えば、2015年から2016年にかけて行われた学習指導要領の改定(俗にいう新課程)に伴う試験内容の変化は比較的記憶に新しいのではないでしょうか。

しかしグローバル化など社会の変化もあり、これまでのセンター試験では
これからの社会に必要とされる力を評価することができないのではないかという意見が出てきました。
そこで、センター試験に変わる新しい試験として、大学入試共通テストが導入されることとなったのです。

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今回の大学入試共通テストで大事にされているのは、『学力の3要素』です。
これは文部科学省が示しているもので、具体的には以下の3つになります。

①知識・技能

②思考力・判断力・表現力

③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

②や③は少し表現が硬いですね。
簡単に言うとするならば、

「暗記だけでなく、自分で考えて答えにいきつく力」(②)
「他の人の意見を聞きながら、自分の意見も持って学ぶ力」(③)

のようになるでしょうか。ますます予想できなくなる今後の社会を生き抜くには必要な力ですよね。
今回センター試験からの変更にあたっては、この②と③を評価する方法が模索されてきました。

大学入試共通テストでの変更点:その1「記述問題が出る!」

マーク問題だけだったセンター試験との大きな違いはやはり「記述問題が出る」ことでしょう。
記述問題は「国語」「数学」で出題されます。
それぞれについて、細かく見ていきましょう!

「国語」の記述問題について

○記述問題は現代文のみで出題されます。古文や漢文には記述はありません。

○出題数は小問3問です。

○文字数は、一番長い場合で80字~120字とされています。
以前行われた試行調査(プレテスト)では、字数が30字、40字、80字~120字の3問が出題されており、
恐らく実際の大学入試共通テストでも同様になるのではないかと思われます。

○採点方法は段階式で、点数はつきません。
配点の200点とは別にどれくらい出来ていたかがA~Eの5段階で表されることになっています。
段階で示された成績をどのように使うかは大学の自由ですので、自分の志望校については調べてみることが大事ですね。

「数学」の記述問題について

○記述問題は「数学I」の範囲で出題されます。その他の範囲については出題されません。
 例えば試行調査(プレテスト)では「集合と論理」の範囲から出題されていました。

○出題数は小問3問です。ただし、マーク式問題も混ざった形になります。

○採点方法は点数式です。他のマーク問題と同じように配点があります
国語のような段階表示ではないので、注意が必要です!

大学入試共通テストでの変更点:その2「英語外部4技能試験が使われる!」

こちらも大きな変化。英検などの民間の英語4技能試験の結果を大学入試で利用することになりました。
これまでのセンター試験では「リーディング」「リスニング」の力を特に問われていましたが、
今後は「スピーキング」「ライティング」の力も必要になってきます。

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ちなみにすべての英語の外部試験の結果が使えるわけではありません
初回である2020年度の大学共通テストでは以下の7つの試験が利用できます。

・ケンブリッジ英語検定

・TOEFL iBT

・IELTS(IDP:IELTS Australia実施)

・TEAP

・TEAP CBT

・実用英語技能検定3級~1級

・IELTS(ブリティッシュ・カウンシル実施)

また、大学入試に使う成績として使えるのは
国公立大学では「受験する年度の4月~12月までに受験した2回までの結果」であることにも注意してくださいね。
つまり、使えるのは高校3年生になってから受験した結果です。(浪人生は浪人する年に受験した結果)
「高校2年生のうちに英検2級取ったから大丈夫!」は通用しませんので気を付けましょう。

ただし、私立大学では出願年度から2年以内の成績が使えることがあります。
受験する大学の情報はしっかりと調べておきましょう。

ちなみに2023年度までは大学入試センターが作成する大学入試共通テストの英語も使うことができます
(その後については検討中です)
ただし、外部試験と共通テストの英語のどちらも使えるかどうかは大学によって異なります
自分の受験する大学については確実に調べておきたいですね。

大学入試共通テストでの変更点:その3「時間・配点が変わる!」

現行のセンター試験と比べて、解答時間や配点にも変化がある科目があります。

○国語 80分→100分
記述問題が増えた分の延長と思われます。配点は変わらず200点満点です。

○数学Ⅰ,数学ⅠA 60分→70分
記述問題が増えたためと思われます。記述のない数学Ⅱ、数学ⅡBは時間の変更なしの60分になります。
配点は変わらず100点満点です。

○英語(リーディング)200点満点→100点満点
解答時間は変わらず80分ですが、配点が大きく変わりました。
問題にも変化があり、発音・アクセント・語句整序(並び替え)の単独の問題は出題されなくなります
また、試行調査(プレテスト)では長文問題のみの出題となり話題になりました。
実際の大学入試共通テストでどうなるかについては今回の発表では明確にされていません。
全部長文問題になる…かは分かりませんが、これまでよりも長文が増える可能性は高そうですね。

○英語(リスニング)50点満点→100点満点
解答時間は変わらず60分(うち解答時間30分)です。これまでよりもウエイトが大きくなりますね。
ちなみに問題文に関しては2回読みだけでなく1回読みの問題も含まれるようになります。

武田塾は大学入試共通テストにも対応しています

大きく変わった点を見てきましたが、いかがでしょうか。
これだけ変わってしまうと、とても不安ですよね…。

でも大丈夫です!
武田塾では、この大学入試共通テストにも対応できるような勉強法を行っています。
暗記だけでなくどうしてそうなったのか?を追求していくやり方なので、
新しい試験を乗り越える力がついていきます。

「大学入試共通テストに向けてどうやって勉強したらいいの?」
「記述なんて解ける気がしない…」

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そんな気持ちでいっぱいの方は、ぜひ一度無料受験相談に来てみてください。
武田塾の勉強法を知ることで、不安がどんどん無くなっていくと思いますよ♪

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