【受験相談Q＆A】推薦入試ってなに？

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実際に、どんな相談を受けているのか、よくある質問を例に回答をまとめました。
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今回の質問
推薦入試ってなに？

【受験相談Q＆A】推薦入試ってなに？
1. 総合型選抜・学校推薦型選抜
2. 指定校推薦
推薦入試と一般入試の両立は可能か？

総合型選抜・学校推薦型選抜

総合型選抜(旧AO入試)とは

出願書類や面接、小論文などの試験を通して、大学のアドミッションポリシー(入学者の受け入れ方針)に合った受験生を選抜する試験方式です。

メリット

・倍率が低い
　(大学・学部によるが、一般入試の方が倍率が低い大学もある)

・入学後の大学生活を具体的にイメージできる

・早期に受験が終了する(私大であれば、12月までに合否発表がなされる大学がほとんど)

デメリット

・英語外部検定試験や学業以外での活動の実績が必要(MARCH以上だと、かなり要件が厳しい)

・学科試験を課さない大学が多いため、入学後授業についていくのが難しくなる場合がある

どんな人に向いてるの？

大学で学びたい研究内容が明確であり、部活やボランティア活動で一定の成績をおさめている方は総合型選抜にチャレンジすることを視野に入れるのも良いかもしれません。

指定校推薦

指定校推薦とは

大学が定めた指定校のみが出願できる試験方式です。通常、高校での内部選考がなされます。

メリット

・内部選考が通れば、ほぼ確実に進学できる

・学校の定期テストや評定を受験に生かせる

・早期に受験が終了する(内部選考の結果は10月上旬、合否発表については11月下旬が多い。)

デメリット

・評定基準に達していても、自分より評定が良い生徒がいた場合、内部選考を通らない場合がある

・学科試験を課さない大学が多いため、入学後授業についていくのが難しくなる場合がある

どんな人に向いてるの？

高校の評定が良い人は検討してみましょう。
ちなみに、指定校の評定基準については校内で公表されている場合がほとんどなので、わからない場合は学校の先生に確認してみましょう。

推薦入試と一般入試の両立は可能か？

可能です。
ただし、推薦入試を目指す方は、なるべく早く一般入試の受験勉強をスタートさせましょう。
目安としては、高2の夏までには受験勉強を始めておきたいところです。

その理由は、指定校推薦の場合は高3の前期までの定期テスト対策、総合型選抜の場合は高3の11月まで対策(志望理由書・小論文・面接対策)で忙しくなるからです。

皆さん、MARCHに一般入試で合格する方の勉強時間は知っていますか？

約1500時間と言われています。

この勉強時間を高3に入ってから受験勉強を始めて、推薦入試の対策と両立しながら進めていくことは可能でしょうか。

始めるなら、少しでも早い方が良いです。
1日2時間勉強するとしても、1年間で730時間勉強ができますからね。

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