あなたがダラダラと過ごした今日は、
昨日亡くなった人が、
どうしても生きたかった明日なんだ！
校舎長の瀬野です。上に書いた言葉は、誰の言葉かは忘れてしまいましたが、私が高校生の時に通っていた予備校の壁に貼ってあった言葉です。私はいつもこの言葉を見て勉強していました（正確にはこの言葉の重みに気づくのはもっと後になってからのことですが……）。
今日という一日……
今日という日は別に特別なものではなく、同じように明日も、明後日もくる……普通はこういう風に考えますし、こういう風に考えるのは何も間違っていません。私も今日という日に特別感は感じられず、ダラダラと過ごしてしまう日がたくさんあります。
ただ、受験生には今日という日に特別感を持ってほしいのです。なぜなら、今日解いているその問題が受験当日、出題される可能性があるから……。
受験当日の奇跡
合格体験記などを読んでいると、「問題集と同じ問題が入試に出ました」とか「マジ奇跡、この英語長文、過去に解いたことある」などのウソのような本当の話がたくさんあります。これだけあると、もはや奇跡という言葉は誤りで、これを読んでいるみなさんも同じ経験をする可能性が十分にあります。でもその時、練習と同じ過ちを犯したり、そもそも同じ問題が出題されたことに気が付かない……なんてことになったら、せっかくの幸運も水の泡です。
武田塾には「一冊の参考書を完璧に！」という合言葉があります。また、塾で行っている確認テストも宿題の参考書と全く同じ問題を出題します。これは一度（二度でも三度でもいいですが）解いた問題を完璧に解けるようにする、という武田塾の信念に基づいています。この小さなことの積み重ねが、やがて大きな奇跡を生むことになると私は思っています。
今解いている目の前の問題が受験に出題される……なんかワクワクしてきませんか？
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