こんにちは。
武田塾姪浜校のタカキです。
本日は高校2年生の冬休みの過ごし方を考えていこうと思います。
先輩たちの一生懸命な姿や焦る姿を見て、来年は自分も・・と感じている高2生も多いのではないでしょうか?
直前で焦ったり、自分が本当に希望する進路を妥協することはやはりつらいものがあります。
高2の冬休みこそ、勉強の取り組みを改善して最高のスタートダッシュを決めましょう。
【高2】高校2年生の冬休みの過ごし方~何を学習する?
【高2の冬休み】志望校を決めよう。
高2生の多くはまだ部活があったり、まだ受験を遠いものと考えて、
モチベーションがなかなか上がらない生徒も多いと思います。
まずは色んな大学の情報を集めてみましょう。
「成績的に無理」なんていう現実的な思考は必要ありません。
とりあえず色んな大学のHPを見たり、資料を読んだり、SNSで情報を集めてみましょう。
勉強に関わるものだけでなく、部活動、サークルなど、いろんな大学や団体が、
幅広く情報発信していますから楽しく色んな情報に触れてみましょう。
「一人暮らししたい」、「〇〇大学のキャンパスに行ってみたい」、「将来は〇〇になりたい!」など
何でもいいのでモチベーションの種を見つけてみましょう。
高校2年生の冬の時点では目標は「いまの自分の成績」より高くて当然です。
また、そうあるべきだと思います。
なので、憧れでもいいし、ぼんやりとでもいいのでまずは「行ってみたい大学」を一つか二つ決めてみましょう!
【高2の冬休み】受験に必要な教科を調べる。
次に受験に必要な教科を調べてみましょう。
文系、理系、私大、国公立大などによって様々な受験制度があるので、
どの方式であればどの科目が必要なのかをしっかりと確認しておくことが大事です。
大体私大なら3科目、国公立なら6教科9科目(共テ)と1-3科目(2次)となっていると思います。
国公立志望の場合は当然やることが多いわけですが、高2の冬休み時点で全科目をケアしていくのは、
現実的ではないし、よほど余裕がない限りは全科目を同時並行で進めるのは非効率といえるでしょう。
ここからは生徒ごとに優先順位を付けて、「何を学習するか?」を決めていきます。
【高2】高校2年生の冬休みの過ごし方~優先順位をつける
【高2の冬休み】自分の成績を知る。
まずは客観的に自身の成績を知ることが大事です。
何が課題で、何が強みなのかを客観的に考えることが大切です。
これは学校で受験している模試の結果が一番良いですが、
模試の結果の分析は実は意外と難しいです。
なぜか・・
それは、受験した自分自身では「客観的に」判断できる人は意外と少ないからです・・
どうしても、「ケアレスミスが・・」「時間が足りなかった」など便利な言い訳で「逃げ道」を作ってしまいがちですね。
もちろん、ケアレスミスが多かったり、時間が足りなかったというのは「点数が伸びない要因」の一つではありますが、
それで模試の分析を終わらせてもなんの意味もありません。
信頼できる学校の先生や通っている塾・予備校の講師などにしっかり成績を見せ相談してみることが大事です。
もし、相談できる相手がいなければ武田塾姪浜校では模試の成績を見て学習のアドバイスを無料で実施しています。
困ったらぜひ無料受験相談にお問合せいただくか校舎に遠慮なくご連絡くださいね。
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文系生徒の場合
自分の弱点を把握したら具体的に「何をすべきか」を決定していきましょう。
文系生徒の場合は1~2科目から計画を立てて学習を進めることをおススメします。
私立文系の優先順位は、
英語 > 国語 > 社会
をベースに考えて、後は分析した強み、弱みをもとにカスタマイズさせていきましょう。
国公立文系の場合は、
英語 > 数学 = 国語 > 社会
になります。
国公立志望の文系の生徒は数学が苦手なケースもあると思います。
数学は英語と並んで時間がかかる科目です。
基礎を終えて演習量をどれくらい担保できるかが成績上昇のカギとなります。
基礎が終わっていない段階の演習には何の意味もありませんので、
苦手意識がある場合は優先度を上げ気味に取り組む計画をたてます。
理系生徒の場合
理系生徒は文系生徒よりやや大変かもしれません。
スタートは早ければ早いほど吉です。
理系生徒の場合は最低2科目はスタートしておきたいです。
数学=英語 > 理科 > その他
理系の場合は上記の優先順位が基本になります。
共通テストでは全科目が必須になるため、行きたいと思った二次試験で使用する科目を優先しましょう。
理系の場合、数学は基本的に【数Ⅲ】まで必須になっています。
現役生の場合、地域内トップクラスの進学校に通っていない限り、学校で数Ⅲが終わるのは、
3年生の10月以降というのはザラです。
先ほども言ったように数学は演習量がカギなため、学校の授業のペースに合わせると失敗します。
早めのスタートで数学ⅠAとⅡBの基礎習得(復習)を終わらせ、
どれだけ早く共通テストレベルの演習+数Ⅲの基礎学習をスタートできるかが大切なポイントになると思います。
【高2】高校2年生の冬休みの過ごし方~学習計画をつくる
高2生 冬休みの学習計画の作り方
1、目標を立てる
効果的な学習計画を立てるには【目標】がないと意味がありません。
また、目標は具体的であればあるほど良いです。
できれば数値で検証できるものがあれば完璧な目標といえると思います。
とはいえ、そこまでがちがちに考える必要はありません。
例えば、
「英文法のNextStageを1-16章やって、冬休み後に全範囲のテストで8割以上とる」
「数学の基礎問題精講ⅠAの全範囲をやって、特に確率は基礎レベルは満点を取れるようにする」
「1日2時間は机に向かう!」 = 勉強習慣をつける!
などなんでもよいと思います。
冬休み明けになっていたい自分をイメージして目標を立てましょうね。
2、逆算して考える
冬休みは夏休みほど長くはないです。
実際の冬休みから若干ずれるとは思いますが、
クリスマス~1月末までを「冬休み」として考えて計画を立ててみましょう。
自身の目標から逆算してこの1ヶ月で何をどれくらいしなければいけないかが具体的に決まると思います。
また、勉強計画には必ず「復習日」を設定するのを忘れずに。
解きっぱなし、何となくわかったを防ぐことは何より重要です。
ネクステを1-16章完璧にする子の場合・・
1週目 : 1-4
2週目 : 5-8
3週目 : 9-12
4週目 : 13-16
という学習計画を立てたとします。
この計画だと何が問題でしょうか???
答えは簡単で、おそらくこの生徒は4週目(冬休み)を終えた時点で、
1-16章全て達成できたことに満足感を得ることはできるし、確実にやる前よりも成績は伸びていると思います。
しかし、1週目・2週目にやった範囲を4週目終えて完璧に覚えているでしょうか。
人間は忘れる生き物ですので、5割覚えていれば上々、英語が苦手な生徒であれば3割弱だと思います。
せっかく1ヶ月頑張ったのに、この程度しか覚えていないのはさみしいですよね・・
多くの生徒がモチベーションが下がっちゃう原因は「頑張ったのに伸びない」ということにあります。
適切な学習計画は・・
1週目 : 1-6章
2週目 : 7-11章
3週目 : 12-16章
4週目 : 1-16章の苦手範囲の徹底復習
というような形で必ず復習日を設定するようにしてください。
3、迷ったらプロに相談しよう!
もし学習計画を策定するのに困ったらすぐに武田塾に相談しましょう。
入塾の必要はなく、勉強について困っていることならなんでも相談にのっています。
現実的で効果的な学習計画の策定はもちろん、正しい参考書の使い方や進め方なども含めて、
成績が少しでも改善するようにアドバイスしていますのでぜひ忌憚なくお問合せください!!
高2生 冬休みによくあるご質問
最後に受験相談で生徒や保護者からよく聞かれる代表的な質問を・・
1、冬休みに何時間くらい勉強したら良いですか?
現在の学力や志望校、そして生徒のライフスタイルや学習習慣によって大きく変わります。
勉強はマラソンと同じでいきなりフルを走り切ることは不可能です。
稀にいますが、それは「才能」によるもので勉強も一緒だと思います。
一度に30分で集中が切れるなら、
1週目は30分×4セット
2週目は45分×4セット
3週目は60分×2~3セット
など少しずつトータルで学習できる時間を考えてセットを組んでいくのも良いと思います。
全く勉強習慣がない場合は2時間 / 日 を目標に机に向かう習慣をつけてみましょう。
すでに勉強習慣がある場合は+30分など使える時間に応じて調整してみましょう。
2、クリスマス、お正月は休んでいい??
クリスマス、お正月は高校2年生にとって高校生活「最後」のものだと考えて、
友達、家族、大切な人とゆっくり愉快に過ごしましょう。
来年はないもの、と思いましょう!!
ただし、生活習慣を大きく乱すような夜更かし等は大みそかから元旦のみにしておきましょうね。
3、過去問とかは解かなくていい??
基本的には解く必要はありません。
傾向を知りたい、など意見もあると思いますが、
もし基礎がまだ完成していない状態であれば、
傾向を掴んでもあまり意味はないと考えています。
GWくらいに主要科目の過去問演習ができるように、冬の時期は辛抱して、
基礎固めに専念するのが良いと思います!!
4、冬休みだけでも武田塾に通えますか??
通う事は可能です。
武田塾には【冬だけタケダ】という冬季講習があります。
外部講習といっても、通常の武田塾生と同様に自学自習をしっかりサポートいたします。
詳しくは下記の記事をご参考ください!!
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【高2】高校2年生の冬休みの過ごし方~まとめ
憧れレベルでもOKなので、まずは目標としたい大学を決めてしまいましょう。
もちろん、3年生になって変更したり、途中で目標が変わることはありです。
あくまでも現段階の目標を決めてください!
その上で自身の強み、弱みを分析し、優先順位をつけながら学習計画をたてましょう。
ほとんどの高2生はまだ勉強習慣ができていないと思うので、
まずは無理のない冬休みの学習計画にしましょう。
もし、冬休みの過ごし方でお困りのことがあればいつでも武田塾姪浜校にお問合せください!!
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