こんにちは！
武田塾姪浜校 校舎長タカキです。
武田塾姪浜校には、福岡県福岡市西区・早良区・城南区・糸島市に在住の高校生や
同エリア内の城南高校・筑前高校・舞鶴高校などの生徒が多く通ってくれています。
武田塾姪浜校では生徒一人ひとりの志望校やペースに合わせて、
合格までの専用のロードマップを作成しています。
生徒はこのロードマップ（＝自分の進捗・学習状況が客観的に分かる！）を見ながら、
九州大学在学の講師とともにモチベーション高く勉強習慣を身につけてくれています。
【↓武田塾姪浜校の講師紹介↓】
本日は国公立の二次対策として、多くの受験生にとって大きな壁になりがちな「自由英作文」について考えていきます。
自由英作文の対策は後手に回りやすいです。
しかし、配点は高めで対策している生徒としていない生徒では点数が大きく変わります。
また、英文が正しく文法ルール通りに書くことができたとしても、単純に点数に繋がらないのが自由英作文の特徴でもあります。
詳しく見ていきましょう！
【↓武田塾姪浜校のことを知る↓】
１月の武田塾姪浜校の様子を知る（受験生の１日と受験相談Q&A）
【重要】設問に正しく答えるべし
自由英作文で「加点する」ための前提は、「設問に適切に解答する」ということにつきます。
何を当たり前のことを言っているのか？
そんな風に思われる生徒も多いと思います。
しかし、この「聞かれたことに適切に解答する」ということができていない答案は意外と多いです。
実際に2018年度熊本大学文学部の入試の設問をみてみましょう。
Agree or disagree with the following statement : The use of smartphone in the high school classroom is an excellent idea. Write one paragraph in English stating your opinion and three reasons to support it. You may write up to 80 words.(Do not count punctuation such as periods and commas as words.)
この英作文問題では「高校の授業でスマホを利用することは素晴らしいアイデアだ」という意見が述べられています。
その意見に対して「１段落に３つの理由を挙げた上で」「最長８０文字で」「賛否を述べる」ことが求められています。
①高校の授業でのスマホ利用に関して賛成意見または反対意見が述べられていること
②３つの理由が述べられていること
③１段落に８０文字以内でまとまっていること（カンマ、ピリオドなどは含めない）
以上の３点がそろって初めてこの設問に「適切に」解答されているということになります。
例えば、文字数の都合で理由が２つしか述べられない場合や賛否が明確に分からない場合は大幅な減点になります。
これが最初に述べた「文法ルール通り」に英文を書けても得点に繋がらない自由英作文です。
逆に言うと、設問に適切に解答を述べることができている英作文は「得点が期待できる」英作文です。
英作文を練習する際はこの「設問に適切に応えられているか」を徹底的に意識してください。
ちなみに、この熊本大学の設問の場合、文字数が８０文字（最長）と定められています。
文字制限の中、理由を３つも明示する必要があります。
この場合は１つ１つの理由を詳述する余裕はありませんので簡潔に、箇条書き＋α程度でまとめましょう。
英作文の構成は？？
さきほどの熊本大学の設問は「１段落で」という指定がありました。
もしその指定がない場合の構成に頭を悩ませている生徒も多いと思います。
私が考える最良の自由英作文の段落構成は「４つ」です。
１、序論
２、本論①
３、本論②
４、結論
この４段落の構成が一番書きやすく、且つ読み手にも伝わりやすいものと考えています。
熊本大学のように「１段落で」という指定がある場合や「文字数が少なすぎる」場合でも応用可能ですよ。
【序論のポイント】
この段落、つまり第１段落では、設問に対する解答を簡潔に示しましょう。
先の熊本大学の設問でいうと「スマホの理由に賛成か反対か」の部分ですね。
日本語の文章だと、「理由を述べて結論を書く」ということも多いと思います。
しかし、このような小論文や英作文では「序論で結論を書くこと」が重要です。
最初にハッキリと自分自身の意見を明示することで、読み手にとって安心でき、読みやすい文となります。
この序論では文字数を使いすぎることなく、簡潔に設問の要求に応えることを意識してください。
□POINT□
例にあげた熊本大学の設問に応用すると、いきなり文頭に「I agree. 又は I disagree.」と述べれば十分です。
これだと序論が２文字で済むので後の理由に多少の余裕は出ますよね。
【本論のポイント】
本論では、序論で示した自分自身の立場（設問への解答）に対する理由と根拠を明示します。
この本論は指定の条件（段落指定や文字数指定）によって柔軟に増減して良いです。
当然ですが、この本論こそ自由英作文で最も重要な部分であるということができます。
自由英作文を書く際は、この本論が書き易い立場を序論で明示することもテクニックの一つです。
ほんとは「賛成」だけど「反対の方が書き易い」ということはよくあります。
その時は自分自身の意思とは関係なく「反対」という意見で英作文を作ってみましょう。
□POINT□
序論では、その英作文全体の結論を先に述べることが重要と言いました。
本論でも『結論→根拠』の順番は変わりません。
（序論に当たる部分）I disagree.
（本論に当たる部分）First, students might not use smartphones only for studying in class.
まず序論で述べた「意見」に対して一つ目の理由を述べる
They might play games, access SNS, or do other things unrelated to studying.
これが「意見」に対して述べた「理由」に対する「根拠」に当たる部分です。
このように常に自分の意見を示し、その理由・根拠を書いていくという順番を意識しましょう。
これが一番簡単で且つ読み手が読みやすい英作文です。
【結論のポイント】
最後に自身の立場（意見）を繰り返し述べましょう。
ここで重要なのはこの段落で新情報は出さない、ということです。
一番良い方法は序論で述べた立場（意見）を言い換えることです。
文字数の制限に余りが生じる状態であれば、本論で述べた理由を簡潔に言い換えても良いでしょう。
結論はすっきりと短く簡潔にまとめることを意識しましょう。
□POINT□
定番表現をおさえておき、それを元に練習しておくことをおススメします。
序論から本論まで自分なりの「ひな形」を作成しておき、それに当てはめる練習はしておきましょう。
例えば、結論で使用される英語表現としては下記があります。
In conclusion
Consequently,
By way of conclusion
英作文の練習はどうすればいい？？
センター試験前後で対策は変わりますが、基本的には「書くこと」以外にはありません。
現在高１・２年生でまだ比較的余裕がある場合は英作文を書くことよりも英語の基礎を固めるべきです。
英単語、文法、熟語、構文をきちんと理解し、完了してからやるのが効果的でしょう。
特に英単語と熟語を数多く知っておくことで英語表現の「言い換え」が容易になります。
これが完了した生徒は１日１題、頑張って書いてみましょう。
重要なのは書くだけで終了するのではなく、必ず添削してもらいましょう。
学校の先生はもちろん、予備校・塾の先生に頼るのも良いでしょう。
もし英作文の書き方や添削などお困りのことがあればお気軽に武田塾姪浜校にご連絡ください。
皆様の健闘をお祈りしています。
まずは、武田塾姪浜校を見に来てください！！
武田塾では、一切無理な勧誘をいたしません。
理念として、一人で勉強して成績が伸びる生徒は武田塾に入塾する必要はない、とあります。
これを読んでいただいた皆様には、是非一度姪浜校に足を運んでいただき、
武田塾の勉強法をお伝えし、受験に活かしていただければ、と考えております！！
「授業を聞いても成績が伸びない・・」
「模試の結果が良くなかった・・」
「武田塾で使用する参考書の情報だけでも欲しい！！」
「姪浜校ってどんなところだろう？？」
どんな動機でも構いません！
まずは、この機会に一度、武田塾姪浜校へお越しください！！
〒819-0002
福岡県福岡市西区姪の浜6-1-12
ヴェルスグローリー1F
TEL：092-407-8541
担当者：高木建二郎（武田塾姪浜校 校舎長）
【武田塾姪浜校までの行き方】https://www.takeda.tv/meinohama/blog/post-142795/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
武田塾では、九州大学や九州工業大学、北九州市立大学などの福岡県内の国公立大学を始め、東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、東京工業大学、東京医科歯科大学、北海道大学、東北大学、お茶の水女子大学などの最難関国公立への逆転合格者を多数輩出しています。
また私立大学では、地元の西南学院大学、福岡大学はもちろん、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学などの超有名私立大学への進学者も多数います。
関東や関西地区で広まっている武田塾だからこそ、地元進学者以外にも手厚いサポートや、合格カリキュラムの作成が行えます。
他の塾や予備校にはない、武田塾の個別サポートシステムを利用して一緒に合格を目指しませんか？
