【参考書紹介・化学】化学の実戦学力向上に！『化学重要問題集』

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「化学重要問題集」で入試問題の形式に慣れよう

どんなテキスト？

　この化学重要問題集ではいわゆる定期テストやセンターのような軽めの問題ではなく、私立入試や二次試験の化学で扱うようなやりごたえのある問題を解くことができます。この問題集は多くの理系受験生に愛用されており、入試本番が近づいてきたころより実戦向きの問題集を解きたいという方に人気です。問題の量は274問と圧倒的なボリュームを持ち、この一冊を終わらせただけでも相当な範囲の化学の問題に対応できる可能性を広げられます。柔軟な対応力は場合によっては初見問題を解く可能性もある入試においては非常に重要であり、いかに問題に臨むべきかが解いているうちに少しずつ理解できてくるかと思います。

　各学習要領でははじめに基本法則や単語といったような問題を解く以前に知っておかなければならないことを掲載、解説しています。解き進める前に一度確認したり、解答を見る前にヒントが欲しいときに役立てることができるでしょう。

　本番が近づいてきたころに実戦力をつけるテキストなので、一度化学の全範囲を学習してから取り組むことを推奨します。問題のチョイスは基礎以上のレベルのものが多くみられますし、基本事項の解説欄も思い出す程度の軽いものなため初見の分野の学習には向いていません。他のより基礎的なテキストで化学の問題の対応方法を少し学んでから手を付けると良いですよ。

解答冊子も大ボリューム

　問題の掲載部分とは別に、分離している解答冊子が付属しています。はじめに解答を示し、後半で解説をする形式を採用しているため見易さとわかりやすさを両立しています。また、ページの右側には注意点やポイント、参考になる情報など問題の理解を深めることに大きく役立つ情報が書かれており、テキストを使う学生への配慮もなされています。

　ただし、化学の用語解説までは行っていないので、忘れてしまった箇所などは別のテキストや問題冊子の基礎事項欄を見返すなどして自分で確認しましょう。

参考書のレベル

　この参考書はMARCHや地方国公立、およびその他難関大受験を考えている方にお勧めでしょう。入試においてオーソドックスな問題を詰め込んでおり、この問題集を解きなれてしまえばMARCH以上のレベルの入試問題への対応力が大きく上がるため学力そのものの大きな向上が期待できます。さらに過去問やその他の参考書をよりスムーズに解くカギになる問題集でもあるので、入試直前までには必ず解いておきたいテキストの一つです。ただし内容を理解することではじめてテキストの真価が発揮されるので、解答をよく読んだり武田塾の講師や先生に質問するなどしてわからないところは徹底的に改善していきましょう。

Youtubeでの参考書紹介動画

　武田塾では公式で参考書の特徴を解説する動画を掲載しています。参考書の雰囲気を掴むヒントにもなるため、ぜひご覧ください。

　こちらの動画では各参考書の比較を行っています。

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