こんにちは!!
武田塾松山校です!
みなさん、夏の暑さは大丈夫ですか!?
松山は梅雨らしい長雨は、全然降らず、今日も快晴です!!
今日も暑いですね笑
さて、前回は新しい入試のスタイルについて、簡単に説明しましたが、
今日は近年ニュースなどでも話題に上る入試の用語を解説していきます!!
前回紹介した新しい入試のスタイルやAO入試・推薦入試に関してはコチラを参照!!
↓↓↓↓
『知っておきたい入試情報!!近年話題の入試はどんなスタイルなのか?』
知らなきゃ損するかも!?そして、知っておきたい!!入試キーワードですね(^^♪
知らないと損する!?入試キーワード8選!その①「アラカルト入試」
入試方式については、私立大学は大学独自の入試方式や選択科目を取るのは
今も昔も変わりませんが、近年ではさらにこの入試が多様化!
大学によっては学部が増えたり、
定員の増減があったりと、いろいろな見直し・改革が進む中で
入試方式も多様化しています。
このような入試方式を「アラカルト入試」と呼んでいます。
私大の一般的な「3科目入試」のほかに、
「高得点型」「2科目」「1科目」「特定科目配点重視」など
複数の選抜方式が用意され、自分の得意・不得意にあわせて受験できるしくみになっています(*'▽')
知らないと損する!?現代入試キーワード8選!その②「3月入試」
私立大学の「後期」「二期」のことですが、最近は大学によっては、
これらの時期がかなり遅く、
2月末~3月初旬になっている大学も!!
各大学によって日程や方式、募集人員などはもちろん異なりますが、
基本的に募集人員は少なく、倍率もかなり高め!
そもそも実施しない大学もあります!
知らないと損する!?現代入試キーワード8選!その③「地域枠」
地方の国公立大学でもうけられていることが多い地域枠!
指定校推薦などにも近く、推薦枠と混同されがちですが、
地域の発展という視点から、推薦よりも制約・制限が厳しめに設けられていることが多いです。
基本的には「その地域の発展に寄与する人材の確保や地域の将来を担う人材の確保」を目的とした制度。
地域に根差す学部・地域の発展や住民のくらし寄与する学部で採用されることが多いです!
例えば、医学部医学科!!
どこでもいいから国公立大学の医学部医学科に入学したい!!
という方には考えてみてほしい制度(^^♪
たとえば!!
岡山大学医学部医学科地域枠推薦入試
出願条件など
(1) 志望する各県の出願要件を満たす者で,各県が貸与する奨学金を受給し,かつ卒業後は当該県内での医療に従事する強い意志がある者
(この推薦入試に出願し,合格した後に,各県からの奨学金の受給を辞退する場合には,入学後であっても,入学を取り消す。)
(2) 当該年度の大学入試センター試験の受験を要する教科・科目を受験する者
(3) 出身学校長(高等学校長等)が人物,能力,素質,適性等について責任をもって推薦できる者
(4) 岡山大学医学部での勉学を強く希望し,合格した場合には必ず入学することを確約できる者
(5)入学する年度の4月において,岡山県内の高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。)を卒業後3年
以内の者(6)入学する年度の4月において,岡山県以外の都道府県の高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。)
を卒業後3年以内の者で,出願時において本人又は保護者が岡山県内に居住していること(7)奨学金について。
本選抜での入学者全員に対して,岡山県から奨学金〔学費,生活費等に相当する額(年額240万円,月額20万円)〕が在学期間中貸与されます。
この奨学金は,医学科を卒業し医師免許取得後,義務年限期間(貸与期間の1.5倍の期間)に,岡山県が指定する医療機関に勤務すれば返還を免除されます。義務年限期間には,2年間の初期臨床研修,2年間の後期臨床研修を含みます。(義務年限期間の中断は2年間まで認めています。)
岡山大学医学部医学科HP学部入学試験より抜粋
という形ですね!!
共通する部分は、その県内で就職して働かなくてはいけないこと!
これが地域枠の必須条件ですね(。-`ω-)
あとは奨学金があったり、条件によっては奨学金の返還免除があったりと制度的にはかなり良いかともおもいます!
知らないと損する!?現代入試キーワード8選!その④「隔年現象」
大学・学部の志願者数や倍率が一年おきに増加・減少する現象のことを言います。
必ずそうなるとは言い切れませんが、
行きたい大学や学部が決まると、どうしても穴場なところを探したくなりますよね!!
そのため、前年度志願者数が少なく、倍率も低い穴場なところに志願者が偏り、倍率が上がるような現象が起きます(>_<)
逆に倍率が高かった年の大学や学部、入試方式は
翌年は受験生が受験を避けるため、志願者数が減り、倍率も低くなる現象のことを言います!
知らないと損する!?現代入試キーワード8選!その⑤「スカラシップ入試」
これもずっと以前からある待遇のことですが、
いわゆる特待生制度。
入学試験の際に、試験の得点の上から何番目と決まられた成績までの
成績優良者にたいして、授業料を全額あるいは一部免除する制度です。
大学によっては、授業料相当額の奨学金の支給というのもありますね!
こういう制度を使えば、私立大学でも
国公立並みに、むしろ国公立よりも安いというメリットが得られるので、
各大学のスカラシップ入試制度を細かく調べて、
そして、それが達成できるように本気で勉強していかなくてはいけませんね!!
知らないと損する!?現代入試キーワード8選!その⑥「2段階選抜」
いわゆる「足切り」。もちろん昔からあるのですが、
これらを導入する大学が増えていたり、水準・基準を上げたりしている大学もあるようです。
昔は足切りがあるのは東大・京大くらいのイメージでしたが…
今は国公立大学・一部の私立大学でも採用されていますね!!
例としては、旧帝大:北海道、東北、東京大、京都大、大阪など
医学部医学科:秋田大学、三重大学、広島大学、宮崎大学、京都府立医科など
国際・言語系:愛知県立、長崎大学など
その他の大学:お茶の水女子大、筑波、千葉大、東工大、首都大東京、大阪市立大学などの一部の学部
いずれも難関校ですね!!
まあこれらの大学を受験するくらいの実力があれば、足切りは余裕だと思うので
頭の片隅くらいで意識していればいいでしょう!
知らないと損する!?現代入試キーワード8選!その⑦「リスニング試験」
これは昔からある制度です!
センター試験においても2006年度から必須になりましたね!
私大のなかでも外国語・国際系の大学や学部に関しては、
リスニング試験を貸すところも増えてきているそうなので、こちらの対策も欠かさず行っていきましょう!!
知らないと損する!?現代入試キーワード8選!その⑧「リメディアル教育」
入試制度とは違いますが、
AO入試や推薦入試などで入学した学生を大学入学後に
授業についていけるようにするためのサポート。
どうしても、学力的に見れば、
一般後期>一般前期>推薦後期>推薦前期>AO入試
となってしまうのは、仕方がないことですね...
時期的なものや勉強量、あるいは推薦などは
学力以外で抜きんでた能力や資格がある場合も多いので、
どうしても学力的に授業についていけない場合もあり、
その点を大学としてフォローするために大学が行う補習授業です。
推薦やAOなどの入学予定者に対して行う大学も多く、
国公立大学を中心に私立大学も行う大学が増えてきています!
それぞれの長所や短所を活かした入試のスタイルを選べるようになってきていますね!
行きたい大学や生きたい学部が決まったら、
入試要項をしっかり読んで、
合格するにはどうすればいいのかをしっかり考えながら、
合格までの道のりを戦略だてて考えていきましょう(^^)/