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【受験生必見】1番効率的な過去問の使い方

ブログをご覧のみなさんこんにちは!伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の武田塾松山校です!

受験シーズン真っ盛りの今日この頃、高校2年生や1年生のみなさんが一番気になっているのは、自分の志望校では今年どんな問題が出ているのかという点だと思います。
いわゆる過去問は問題集である程度を実力をつけた後には必ず取り組むものですし、志望校対策の基本になる部分です。気になって当然ですね!

一方で基本でありながらもその過去問の『使い方』について真剣に考えたことのある受験生の方は決して多くはないのではないでしょうか?
実は同じ過去問でも取り組み方の違いでそこから得られるものが大きく変わってくるんです!この記事では過去問をどのように使えば得られるものを最大化できるかを徹底解説していきます。
とりあえず買ってきた赤本一周すれば良いでしょ〜っと思っている方、必見です!

また、この記事の内容は武田塾チャンネルのこちらの動画でも詳しく説明されています。
この記事を読んで興味を持った方は是非こちらの動画もチェックしてみてください!

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過去問は2周目も解け!最も効率的な活用法!

最も効率的な活用法として武田塾がおすすめしているのが過去問を一周したら次に2周目を解いてみる、ということ!
2周目の価値を感じやすい科目が日本史世界史生物など暗記系の科目です。やはり2周目になると1回目より知識の定着が感じられますし、非常に効果が高いです。

読解や長文にも効果があるの?

当然読解や長文にも効果があります。その効果は『形式問題に対して自分の解き方が固められているのかチェックできる』というものです。

各大学・科目では問題の出し方に共通の傾向がある場合が多く、この手の問題ならこういう解き方、というパターンがある程度決まっています。2周目を行うことで、そのパターンの存在に気づける上に、それらへの対策を行うことができます!

1周目の反省点を実践することができる貴重な機会をしっかり活かしていきましょう。

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過去問2周目で意識するべき点はどういう点?

2周目で意識するべき点は何より『合格者の理想的な解き方をする』という点です。
みなさん1周目は問題を解く際は試行錯誤で取り組むと思います。何も知らない状態なのでそれで当たり前です。

ただ、その解き方では無駄な読み方も多いでしょうし、関係のない部分から答えを探そうとしてしまっているはずです。当然ミスも多いはず。ですが、2周目ではしっかり復習をして解説を読んで取り組むことで合格者ならこう解くであろう、という解き方・取り組み方が見えるようになっているはずです。

2周目を解く際にはそのルートをなぞるように解くことが大切なことです。受かる人の型を定着させる、ということですね!

合格者は未来のキミの姿!

ここまで「合格者」と繰り返し書いてきましたが、来年合格者になるためには、この部分が自分にならないといけません。そのため、合格者がリハーサルをするイメージで解けると尚良いでしょう。

合格者のマインドで2周目の過去問に臨むことで、本番のリハーサルとすることができます。このように目を動かしてこういう順番で問題を解いて...まさにリハーサルだと思いませんか?

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2周目は正解が前提!

さらに、2周目はある程度答えを覚えていることもあって解いていて本当に自分の身になっているのかどうか不安になることもあると思います。

ですが、2周目を解く際はそれで構いません。決して丸バツをつけて点数に一喜一憂することが目的ではなく本番でいかに高得点を叩き出すかに目的があるためです。

そのため正解を前提としておき、むしろ1周目で完璧に復習したにも関わらず間違えてしまったポイントはどこなのか、という点に重点をおいて確認しましょう。そこで発見することができた抜けや漏れをしっかり復習する、というのも2周目の目的です。

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繰り返し解くことで誤った選択肢のパターンを見抜こう!

繰り返し解くことで各大学が間違いの選択肢を作るときのパターンやクセが見えてくる場合もあります。出題傾向が掴めてきた、ということですね!

1周目で正解できた問題はおそらく2周目でも正解できるはずで、結果だけ見たら同じかもしれません。ですが、そのときの見え方は1周目とは大きく異なっているはずです。

選択肢を見るだけで「あ、この選択肢全然違うな」や「この選択肢は本文中のこの部分が根拠になっているな」などあらためて見返すことで、正答を確信を持って選べるはずです。そのような見方ができるとその大学がどのように選択肢を作っているのかがより見えてきます

一例として、消去法で選択肢を消していく場合でも、本文中に書いていないことを選択肢として作るタイプの大学もあれば、本文中に書いてあることを絡めながら内容が変わっていたり正反対のことを書いている選択肢を作るタイプの大学もあります。そこを見極められるだけで本番の試験でかなり心を安定させることができるはずです!

2周目を解く際の注意点とは?

効果的に2周目を行うためには注意するべき点があります。

それは、しっかりと1周目を解いた後の復習を行う、という点です。ここまでに書いた2周目を行うメリットは完璧な復習ができているという前提で得られるものです。復習ができていないと結局2周目を解いても1周目と同じ解き方になってしまいますからね。

またもう1点がしっかりと目的意識を持つ、という点です。これも理由は同じで、しっかり何を得るために解いているのかを意識しないと解き方が1周目と変わらなくなってしまうからです。

1周目の復習を完璧にする』、『目的意識を持って2周目を解く』の2点に注意しながら対策を行いましょう!

復習

【まとめ】2周目の過去問に取り組むことで合格に一歩近づこう!

ここまで2周目の過去問に取り組むメリットをご紹介してきましたが、決して無闇に2週取り組めば良いというわけではありません。当然新規の過去問も大切ですし、新しい問題を解くこともしていかないと問題を解くために必要な勘は養われません
本番は見たことのない問題を解くことになるため、新規の過去問も定期的に取り組みつつ、その合間で2周目に取り組むのが最適だと思います。
みなさんも上手に過去問を活用して、第一志望への合格へ一歩近づきましょう!

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