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9割の人が知らない過去問をやる真の目的

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はじめに

伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の武田塾松山校です!

もうすっかり秋になって、冬も目前ですね。

受験生の皆さんは9月に入ったときに過去問に着手する人も出てきたり、10月11月に本格的に始めようと考えている人がほとんどだと思います。

皆さんに質問ですが、皆さんは過去問をやる目的は何だと思いますか?
もしかしたら皆さんは過去問をやる本当の目的について大きく誤解しているかもしれません!

そこで今回はその誤解を正しくしていくアドバイスをしていこうと思います!

この記事を参考にして何のために何を意識して過去問をやっていけばいいのかを明確にして過去問演習に入っていきましょう!

また今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているのでそちらも併せてご覧ください!

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過去問の目的は!?

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受験生に過去問の目的を聞いたときによくでる意見は慣れや傾向の把握、時間配分、過去問から出題されるかもしれないというような意見です。

もちろん全部絶対に間違っているというわけではないですが、
武田塾としては過去問の目的は
志望校と自分の差を知り、今後の戦略を立てるためにやる
という考え方でやることをおすすめします!

よくある勘違いで「過去問は10年分やったらいいですか?」、「過去問は何年分やったらいいですか?」という質問があります。

過去問で慣れを重視すると実は危険で、数多くやったからといって点数に反映されるわけではありません。

そこは注意するようにしましょう!

過去問とは部活の練習試合!

過去問をやる上で、まずは過去問とは部活でいう練習試合であるという考えをインプットしておきましょう!

皆さんの中にも中学、高校で部活をやっていた人も多いと思います。
部活で練習試合が終わったあとは必ず振り返りミーティングをしますよね。

野球部で例えると

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例えば野球部に所属していた場合、負けたときの振り返りミーティングでは敗因がどこにあるのかを分析しますよね。

そこで相手のピッチャーが変化球が得意で、変化球への練習をしていなかったから全く打てなかったとします。
そしたら変化球への対策が必要になるので、翌週から変化球対策の練習に取り組んで相手ピッチャーを攻略していって上手くなります。

守備でエラーがあったから負けてしまったという場合は守備が課題になります。そしたら翌週から守備の練習を強化して守備のミスを減らしていくことで上手くなります。

このように部活の練習試合後は敗因や課題を分析してから今後の練習メニューの調整をしていきますよね。

これは過去問とすごく似ていませんか?

さらに、この部活の例えを利用して補足していくと、練習試合は本番で戦う相手に近いチームほどいいです!

よくある受験生の質問で「最新年度は取っておいたほうがいいですか?」
という相談を受けますが、1番最初に取り組む過去問は最新年度がいいです!

過去問は毎年同じ形式がありません。なにかしら傾向が必ず変わります。

たまにある大失敗の例は「直近の3年分は直前の腕試しに取っておきたい!」と言ってそれ以前の年度を解いていて、受験直前で取り置きの最新年度を解くと傾向が全然変わっていて慌てるというパターンがあります。

もったいぶる必要はありません。

あくまで練習試合なので、直近の過去問を優先的に解いて問題の傾向を知って対策することがベストです!

毎日やる必要はない?!

部活のチームで毎日練習試合をしているチームはあまり上手くなりません。

毎日練習試合をしていたら敗因を対策する時間が全くありません。

なので9月10月11月は毎日過去問をやる必要はありません。
週に1~2年分の頻度で大丈夫です。

そこで1番大事にしてほしいことは
なぜ点数が取れなかったのか、どこなら点数が取れるのか、今後の対策に必要なものは何か、復習が必要な教材はどれなのか、今自分がすべきことは何か、
これらのことに関して戦略を練り直すために振り返る時間が必要です。

部活の練習試合と同じで毎日練習試合をしていても上手くはなりません。課題を見つけて練習する時間で部活は上達します。

過去問も同じで過去問を解いている時間で成績はあがりません。
過去問から課題を炙り出して対策の勉強をインプットで成績はあがります!

そのため、過去問は週に1~2年分が適切で、直前期ギリギリは多めにしても大丈夫です!

自分の苦手な部分を炙り出す作業が一番大事です!

だから、過去問をやる目的とは
自分と志望校の距離を知って今後の対策や戦略を立てるためにやる
ということを頭に入れておきましょう。

まとめ

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今回は過去問をやる本当の目的についての紹介でした!

皆さんが思っていた過去問をやる目的とは違かったかもしれませんが、実際のところ過去問は志望校と自分との差を知り戦略を立てるためにやるものです!

そして、過去問は部活でいう練習試合なので11月までは週1~2年分のペースでやっていきましょう!

なにをすべきかわからない場合は無料受験相談を利用してみてください!

また、よくある受験相談で困ることは過去問の分析が上手くできなくて伸び悩んでいる人が直前期に駆け込んでくる場合があります。

これから受験する人は受験の素人です。自分が負けた原因やうまく過去問で取れない原因を的確に分析することは理論上難しいです。

過去問を解いてなにをするのか、8割取れない原因は何か、なぜ思ったように点数が取れないのかがわからない人がいましたら、直前に駆け込んでくるのではなくて早いタイミングで無料受験相談に来てください!

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自分の弱点や改善点を毎週の特訓・個別指導で分析しましょう!

そして今武田塾に通っていない受験生は、直前期に個人ごとに指導をしていくので過去問を解いてできなかった箇所の分析に力を入れて指導していきます!

大手予備校の〇〇大学対策とかでは、一斉授業なので自分の弱点がわからないので、武田塾の個人指導だからこそ弱点を潰せることができます!

課題を発見してそこで何をやっていくのか、どの参考書を入れるべきなのか、この部分を武田塾に頼ってほしいと思います!

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