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11・12月は模試地獄!?秋の模試の乗りこえ方・活用のしかた

こんにちは!

松山市駅から徒歩3分「武田塾 松山校」です!

受験生・高3生のみなさんいかがお過ごしでしょうか?

受験生の11月といえば、模試の季節です。

学校や塾・予備校で、これまでにないほどの量の模試に取り組んでいることでしょう。

中にはここ最近、毎週模試があるといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も受験生のころは体育祭の終わった次の日から模試があり、

それから毎週模試が続いていました。

そんな中、模試の復習もしながら自分の勉強を両立させるのは容易ではありません。

そこで今回の記事では、

模試の乗りこえ方・活用のしかたについて武田塾なりの見解を述べたいと思います。

 

 

1.10~12月は模試地獄

10~12月は受験生・高3生にとっては模試地獄といっても過言ではない時期だと思います。

具体的に秋から催される模試には

 

 ・学校指定進研模試

 ・東進 大学別本番レベル模試

 ・河合塾 東大・京大オープン

 ・全統記述模試全統マーク模試

 ・駿台模試

 ・その他国立大学のオープン模試

 

などがあります。ほかにも例を挙げ出すときりがないです・・・。

みなさんも4~8つ程度は模試を受けることになっているのではないかと思います。

このような模試地獄をどう乗り越えたらよいのでしょうか

 

2.模試地獄の乗り越え方

 

⓵必要ない模試は切り捨てる

 ただでさえ模試が多いのだから、受ける模試を絞ってしまおうという考え方です。

 必要のない模試は受けないという方針に、

 もったいなさを感じる方もいらっしゃるかと思います。

 確かに、自分の現在の実力を測る機会は減るかもしれません。

 しかし、模試の最大の目的は、自分の実力を測ることではありません。

 友だちと点数を比べることでもありません。

 模試の本来の目的は、

   自分の勉強に欠けているところを発見し、

    次に何をすれば点数が上がるのかを見つける

 ことです。

 つまり、模試を解くことよりも、

 模試を復習し、次につなげることのほうが重要です。

 模試を受けるだけでは成績は上がりません。

 模試を受けて、自分に欠けているところを復習し、

 習得することで、はじめて成績が上がります

 復習で成績が上がるのだから、

 復習する時間の確保ができないくらい、

 多くの模試を受けるようでは本末転倒です。

 したがって、受ける模試を絞るのも有効な選択肢です。

 

 では、どのように模試を絞るのか。

 例えば自分の志望校のオープン模試がある場合はそちらを優先し、

 通常の記述模試を切り捨てることをおすすめします。

 また、志望校の共通テストと記述テストの配点の比率に応じて

 受ける模試を絞ることもおすすめです!

 

②復習をガッツリやる科目と復習を後回しにする科目を分ける

 今度は効率の良い模試の復習計画の立て方について述べます。

 武田塾では、現在の勉強の進捗に応じて

 復習に力を入れる科目とそうでない科目を決めておくことをおすすめします。

 具体的には、次の通りです。

 

 ・模試に挑めるだけの実力がある科目:模試の直後1週間以内に復習する。

 ・対策が仕上がってない科目:「解き直し」をある程度勉強が仕上がった

                12月後半・1月にとっておく。

 

・対策が仕上がっていない科目とは基礎が出来上がってない科目のことです。

 基礎も固まっておらず深く理解していない状態で復習すると、

 それだけ覚える量が膨大で、

 模試に追われる日々の中で復習することは困難です。

 そのため、そのような科目に限っては模試の直後に復習するよりも

 基礎が固まってから解き直すことで、確実に身につきます。

 このような科目が模試の時よりも解けるようになると、成長を実感でき

 モチベーションにもつながります!

 

③復習をコンパクトにする

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 復習そのものの時間を短くするための工夫も必要です。

 できれば模試の復習をより短時間で終わらせて、

 ほかの勉強にも時間を割きたいものです。

 そのためにはどうすればよいのでしょうか?

 

 私がおすすめするのは、模試当日に、復習を見据えて下準備をしておくことです。

 

 具体的には、①復習しないといけない場所を考えながら模試を解く

      ②模試が終わったその日に復習する

 

 これら2点が重要になります。

 模試の最中に、つまづいた問題や分野は重点的に復習する必要があります。

 それらを踏まえて模試の最中であっても、後から復習しやすいように

 問題用紙に印をつけ、復習する箇所が分かるようにしておくと良いです。

 

 私の場合、英語長文ではわからない単語や構文が出てきたところに矢印を書いていました。

 また、解き方があいまいな問題番号に〇をつけていました。

 

 模試が終わったその日に復習するとより効果的です。

 模試が終わった直後であれば、模試の問題をどのように解いたのかを、

 ある程度覚えています。この「どのように解いたのか」をメモすること

 は、模試の記憶が鮮明に残ってる当日だからこそできることです!

 だから、「どのように説いたのか」をメモすることだけは当日中にやってほしいのです!

 そうすることで復習するときに、

 なぜ分からなかったのか、できなかったのかを分析できるようになります!

 

   模試の最中には印をつけることで復習する箇所が明確になります。

    模試の直後には回答に至るプロセスをメモしておくことで、復習がより深まります。

 

 これら2点を意識して模試と向き合ってみてください。

 この下準備をすることで、何を復習するのかが明確になり、

 復習の速度も格段に上がります!

 

3.実際に復習する

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 模試の答案や結果を基に復習するときには、まず克服すべき弱点に絞ってください。

 100%の復習よりも、弱点に絞って重点的に復習をするほうが効果的です。

 例えば、全体的に見て文法が自分の弱点であれば、

 文法に焦点を当てた復習

 微分積分が一番できていなければ、

 微分積分に力を入れるといった感じです。

 時間がなければ、自分の大学で出題率が高い問題に絞って復習してもよいと思います。

 

 また、復習ノートを作ることをおすすめします。

 模試で間違えた問題は、自分が間違えやすい問題です。

 そのため、復習ノートにその問題を残しておくことで、

 スキマ時間に目を通すだけで、繰り返し復習でき

 弱点を克服できるようになります。

 

4.おわりに

 以上、模試の乗りこえ方・活用のしかたについて述べてきました。

 最後に模試の復習のしかた全体に言えることとして優先順位をつけること

 特に重要だと思います。

 模試の復習において、やったほうがいいことは無数にあります。

 ですが、受験生のみなさんの時間には限界があり、

 やったほうがいいことの全てを完璧にこなすことはできません。

 そのため、模試の復習において、

 優先順位をつけ、必ずやらなければならないことに絞ること

 を意識してもらいたいです!

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