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武田塾松山校講師からのアドバイス 分かるようになるための質問の仕方

 

こんにちは!

松山市駅から徒歩3分、武田塾松山校です!

今回は再掲載第2弾、「質問の仕方」についてお伝えしたいと思います。

きちんと質問できるようになることで、理解度がより深まり、その問題だけではなく他の問題にも応用できるようになります!

より充実した勉強になるよう、質問の仕方を見直してみましょう!

 講師からのアドバイス 質問の仕方(メンタル編)

質問をする前に、まず質問をする勇気が出ないという悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのように思ってしまう理由は大きく2つに分けられると思います。

 

①先生方、講師の方に迷惑なのではないか

確かに先生方、講師の方が明らかに忙しそうにしているのであれば、その時は質問を控えたほうが良いかもしれません。

しかし、そのような場合を除くと、質問は決して迷惑なものではありません。

質問は聞く方と聞かれる方の双方に利益があるものであり、迷惑なものではないのです。

質問は聞かれた方にとっても、今までにない気づきがあったり、生徒がつまずくポイントが分かって、ありがたいものです。

私も質問が来ると嬉しいですし、質問してくださった生徒さんにも感謝しています。

もし質問ができない状況の場合は、質問ができるタイミングを聞いてみてもよいかもしれません。

 

質問に対応することは教師や講師の仕事の一つでもあります。

わたしたちには生徒の分からないことを分かるに変える責任があるのです。

ですから、質問に答えてもらうことを、お金を払って受けるサービスだと思うと、心持ちも楽になるかもしれません。

 

②下手な質問、簡単な質問をするのが怖い、恥ずかしい

このように思っている方は質問の目的を思い出してください。

分からない・できないを、分かる・できるにするための質問です。

質問する前は分からない・できないのだから、質問がうまくいかないのはごく自然なことです。

また、頭のいい人が100パーセント初歩的なことを理解しているとは限りません。

簡単な質問であっても、決してあなどれません。

恥ずかしがる必要などないのです。遠慮なく質問しましょう。

 

ただし、質問をする際にはいくつか注意点やコツがあります。これらを踏まえて質問することが自分の成長へとつながっていきます。このことについて以下述べていきます。

講師からのアドバイス 質問の仕方(技術編)

さて、塾講師をやっているとよくこんな質問が飛んできます。

「この問題が分かりません!!」

その時は、私は必ずこう返します。

「その問題のどこが分からないんですか?」

勘のいい方はピンときたかもしれませんが、先程のように尋ねると結構

「どうやって解けばいいのか分かりません」

「とにかく分かりません」

といった感じで返されることが多いです。

また黙り込んでしまう人もいます。

 

本題ですが、皆さんは分からない問題を質問するときに、上のような状態になっていませんか??

わからない問題に対して、分からない箇所や原因がはっきりしていますか??

 

これが分かっていないと、質問された相手も困ってしまいます。

また、あなたの分からない箇所を探すために一生懸命時間を作ってくれるかもしれませんね。

私もどちらかというと時間を作って一緒に探すタイプです。

分からない問題に遭遇した時

・「どこが」分からないのか

・「なぜ」分からないのか

・その問題を解くにあたって、あなたの学習レベルは適切か

以上の3点をまずは考えてみましょう。

分からない箇所と理由ですね。

または今やるべきではないレベルの問題をやっているのかもしれません。

それも先生に聞いてみましょうね。

 分からない箇所と理由については、質問をする前に自分で調べられるところまで調べておく、もしくは分析しておくということがポイントになります!

基本的な用語であれば検索すれば出てきます。また、問題集をもう一度広くみわたす

ことで分からない部分が分かったり、何が分からなかったのかよりクリアになることが

あります。

分からない箇所と理由が判明すれば、それを先生に伝えてあげて下さい。

例えば

「この数式からなぜこの定理を使うのかが分かりません」

といった風に具体的に質問をしてあげましょう。

どう聞いたらよいのか難しいときは、事前にメモを取って、わからない部分を整理した

ものを先生に渡すのもおすすめです。

このように質問して、分からない箇所と理由が伝わると、先生もかなり教えやすくなり、望んでいた結果が得られます。

 

先生や講師の方に質問する際には敬語も重要です。

難しければ丁寧語(ですます調)でもかまいません。

聞く時の態度の丁寧さが伝わると、聞かれた人は快く答えてくれるはずです。

 

講師からのアドバイス 質問の答えの聞き方

質問の中でよくあるのが、なんとなく分かった気になって「分かりました」と言ってしまうパターンです。

分からないときは分からないとはっきり言いましょう。

ところで分からないというのはどういう状態を指すのでしょうか。

 

私は答えに至るまでのプロセスを自力で説明できない状態だと思います。

質問を聞き出すときは、必ずこの「答えに至るまでのプロセス(思考過程)」を聞き取りましょう。

答えだけ分かって納得してはいけません。

答えが分かった人が、どのように考え、どのような根拠をもって、その答えにたどり着いたのかを知ることが重要です。

答えに至るまでのプロセスを理解してはじめて、自分の身のためとなります。

ほかの問題への応用力へもつながります。

また、質問をした後にその問題を解きなおすと、なお効果的でしょう。

 

質問に関するこれらの能力は、学校生活だけでなく社会生活のあらゆる場面で重要になります。

自分の分からない箇所や足りない部分を客観的に判断し、適切に上司や他人に相談・質問ができる能力につながってきます。

 

この能力は軽く見られがちですが意外と重要です。

わからないことは、ほったらかしにしておくと大きなミスにつながりかねないです。このようなミスを起こさないためにも質問の力は絶大です。

質問ができている人はやはり立ち振る舞いなんかも全然変わってきます。ですから、しっかりと身に付けられるように今のうちに習得しておきましょう!!

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