松山市駅より徒歩三分!
大学受験予備校 個別指導塾「武田塾 松山校」です!
今回は、
・自宅学習で頑張っている学生さん
・受験勉強を始めてはみたものの、どのように進めていったらいいのか分からない・・・・・・。
そんな受験生のみなさんに、今回お話しするのは、
・一年間を見据えて勉強方針をたてる意義について
・基礎→応用→志望校対策という、受験勉強の三つの段階について
です。
ではさっそく、お話していきましょう!!
合格する為の勉強をする事!無駄をしない!
まずは基礎をしっかりと固めよう
受験勉強は学校の定期テストのような短期間の戦いではありません。
陸上選手でも、短距離走の選手と長距離走の選手では、鍛え方に大きな違いがありますよね。
受験勉強は例えるならマラソンのようなもの。
定期テストのような勉強をしていては、ペース配分を間違って途中棄権に・・・
ということにもなりかねません。
マラソン選手がペース配分をしっかりと考えているように、
受験勉強でも、一年間を見据えて方針を考えることがとても大切です!
基礎を固める理由
いざ受験勉強をすることになっても、「これもしなきゃ、あれもしなきゃ!」と、
勉強の量ばかり増えてしまって、結局どれも完璧に仕上げられない。
そんな感じになってはいませんか?
受験に成功する人の特徴は、基礎がきちんと定着していることです。
焦らずに基礎の勉強をしっかりとすることから始めましょう!
では、なぜ基礎を固める必要があるのでしょうか。
それは、基礎がしっかりと固まっていなければ、応用問題を解くことができないからです。
例えば、水道の蛇口を捻って水を容器に溜めることを考えてください。
いくら水道の蛇口を捻って出てくる水の量を増やしても、容器に穴が開いていたり、容器そのものが小さいと、十分な量を溜めることができませんよね。
勉強もそれと同じです。
基礎という容器の穴をしっかりとふさぎ、できるだけ大きい容器にしなければ、
いくら応用的な知識を学んでも頭から抜け落ちてしまい、しっかりと理解することができません。
受験勉強を始めたばかりの人によくありがちなことなのが、
自分自身の知識=容器の大きさが小さいことに気づいてしまうことです。
「自分はこんな問題も解けないんだ・・・・・・。」
「自分はこんなことも知らないんだ・・・・・・。」
こんなことを考えてしまい、勉強のモチベーションを失ってしまうことがあります。
そして、結局基礎も固められずに受験勉強が終わってしまう・・・・・・。
そんなみなさんに言いたいのは、初めから結果を求めていてもだめだ、ということです!
じっくりと耐え抜いて、基礎をしっかりと固めましょう。
参考書が自分のレベルにあっていないと思ったら、その下のレベルの参考書に手を伸ばしましょう。
まずは基礎をしっかりと身につける。これが大切です。
それでも、基礎ばかりやっていては間に合わないのでは・・・・・・。
そうした不安に駆られることもあるかもしれません。
でも、考えてみましょう。
基礎という容器をしっかりと固めれば、後は蛇口を捻るだけで知識が身に付くのです。
新しいことを覚える時間もだんだんと短縮できてきます。
焦らずに、基礎をしっかりと固めることから始めましょう。
最初からスパートしていたら、マラソンは完走できませんよ。
応用は基礎が固まってから
基礎がしっかりと固まったら、次は応用に手をつける段階です。
例えば古文であれば、長い文章題を解くことです。
古文の基礎は言うまでもなく、単語ですね。
武田塾では、単語帳を使う時に最初から複数の意味を覚えていただいています。
たとえば、シク活用の形容詞「やさし」について考えてみましょう。
「やさし」の意味は覚えていますか?
使っている参考書にもよりますが、
①恥ずかしい。きまり悪い。
②優美だ。上品だ。風流だ。
③けなげだ。殊勝だ。感心だ。
およそ、この三つの意味を最初から覚える必要があります。
なぜでしょうか。
それは、単語は文脈の中で初めて意味が定まるからです。
一つの意味しか覚えていないと、文章を読んでいても見当違いな訳をしてしまいます。
そして、その後の展開を読み誤って、いっそう正答から遠ざかってしまいます。
基礎を固めないまま、つまり単語の意味を複数理解していないと、文脈に適した訳ができません。
はっきりと言えば、問題文そのものを読めていない、ということです。
受験勉強の中盤になって成績が伸びない人は、基礎を疎かにしたまま応用問題に手を出していませんか。
そして受験終盤になってどうしようもなくなり、志望校のレベルを下げたりする。
果てには、勉強のモチベーションも失ってしまい、受験に失敗してしまうことも・・・・・・。
こうしたことを避けるためにも、基礎をしっかりと固めましょう。
基礎をしっかりと固めている人は、中盤以降ぐんぐんと成績が上がっていきます。
知識の容器が大きいので、応用問題に必要な新たな知識を身につける余裕があるからです。
応用問題から志望校の対策へ
基礎が固まり、応用問題の解き方も身に付いてくると、問題を解く時間も早くなってくるでしょう。
例えば数学を考えてみましょう。
公式をしっかりと覚えるのが基礎。
出される問題ごとのパターンを把握して、用いるべき公式を解答に当てはめるのが応用ですね。
応用問題を解いていくうちに「これはあの問題と同じパターンの問題だな」と思うことがあるでしょう。
問題のパターンが分かってくると、解答のパターンも分かるようになります。
この段階になると、応用が身に付いていることを実感できるようになりますね。
問題集に載っている問題のパターンをしっかりと理解できるようになったら、今度は志望校対策です。
共通テストと違って、二次試験では大学ごとに出される問題の難度・傾向が異なります。
志望校に合った問題を解いておかないと、一問も解けずに受験が終わってしまう、ということもあり得ます。
赤本をしっかり読み、過去問を何度も解いて、傾向と対策をしっかりと理解しましょう。
この時期は、できるだけ多くの問題を解いて志望校へと一気に近づく時期です。
マラソンで言えば、ラストスパートに当たりますね。
受験は結局のところ1点・2点の勝負ですから、
最後の一歩が及ばなかっただけで、落ちてしまう厳しい世界です。
みなさんも、一年間の勉強ぺースをしっかりと考えて、志望校合格に向かって頑張りましょう!