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【現代文勉強法】現代文でやってほしいことを紹介!(評論編)

みなさん、こんにちは!

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武田塾松本です!

 

本日は、現代文を解くうえでやってほしいことを紹介します!

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そろそろ演習も本格化してきた頃合い・・・

今年ももう8月を迎え、春から、あるいはそれ以前からやってきた学習も

単語や文法の学習は一通り済み、実践的な演習が増えてきたと思います。

 

特に現代文は暗記するものと言えば、

漢字と長文を解くうえでのキーワードの意味が大半で、

早い段階から文を読む演習に移ることでしょう。

 

そのため、ほかの教科よりも

実際の問題形式に慣れる時間が多くなるほか、

近年の共通テストで増加傾向にある、

他教科の問題文の精読にむけても読解の練習をすることができます。

今回は、そういった現代文の演習を最大限生かすためのコツを紹介していきます。

 

見た目からしてわかりやすく!

現代文の中でも、

特に評論文は何か一つのテーマに沿って書かれているのがセオリーです。

ですが、そのテーマを理解するためには

いくつかのキーワードやキーセンテンスを探し、その内容を理解する必要があります。

 

それらを探す際にやってほしいのが見つけた言葉や文に印をつけることです!

年々増加する文章量に対して、全く何も目印をつけないで問題に挑むのは

正直無謀としか言えません。

今時ピンと来ないかもしれませんが、ただ地図を手渡されるより、

曲がるところや、道が複雑なところの

目印が書いてある地図をもらった方が、はるかに楽に目的地に着くんです。

それと同じことを問題を解くうえでやってみましょう。

 

例えば近代国家というものについて書かれた評論があったとして、

筆者の考える「近代」とは何か、

筆者の考える「国家」とは何か、

等の筆者の考えを表すセンテンスを見つけるわけです。

 

そこに至るまでに「国民」「権力」などのキーワードを見つけ、

それがどのようなものとして扱われているかを見ていくことで、

最終的に筆者の考える「近代国家」というものが

どんな風に国民が関わって、権力と国民はどのような関係性の特徴があるのか、

どのような国家なのかが明らかになっていくのです。

 

参考書にペンを入れるのはちょっと・・・という人も、

ページをコピーしたり(私的利用の範囲で使ってね)

書き込みを消しやすくしておくなどの工夫をして、

印をつける練習をしていってください!

アメリカの大統領のイラスト2

いくつもやっていくと実は・・・

さて、上記の「重要なところに印をつける」を行っていくと、

一見無関係ないくつかの問題文に共通点が見えてくるようになります。

 

それは、評論のテーマごとに出てくるキーワードに同じものが多いことです。

先ほど例として「近代国家」という言葉を上げて、

それに連なるキーワードとして「国民」や「権力」を紹介しました。

実のところ、この言葉は近代国家を考える上で不可分のものなのです。

さらに言えば、筆者によっては近代国家の特徴を封建的、独裁的でないこと、

中央集権的で議会政治が行われることを上げる人もいる一方、

国民が主に民族を単位として構成されていることを重要視する人もいます。

 

さらには、政治制度に重きを置く文章なのか、

民族や文化などの歴史的な変遷の観点から見る文章なのかによっても変わってきます。

具体的に言えば、ミルやモンテスキューのような思想家を例に出した文なのか、

帝国主義やナチス政権による民族迫害、

単一民族による国家をよしとする思想や歴史的事実への批評文なのか。

このような形で、

キーワードから、大まかな文の傾向をつかむことも、

長文を読みやすくする方法の一つになります。

ジャン=ジャック・ルソーの似顔絵イラストこの人はルソー

記述でアウトプット!

次に演習について、

試験を受ける予定の大学が、マーク方式、選択形式の問題のみ課すような形であっても、

記述形式の問題も解いてみてください!

 

別にやんなくてもいいじゃん、と思ってしまう人もいるかもしれませんが、

一度自分一人で解答を組み立てることをしてみるのはおススメです。

 

選択式では、

設問分のみからどういった回答が求められているかを考えることを練習するには不十分なんです。

与えられた選択肢から回答を推測する能力も、

もちろん重要ではありますが、4,5回に一回程度でいいので

記述式の問題も解いておくと

どのように文章が組み立てられていて、どのようなことを筆者は主張したいのか、

これを捉えやすくなります。ぜひやってみてください。

「ジャーン」と披露している人のイラスト(棒人間)

おすすめの演習参考書

 

①現代文ポラリスシリーズ

英語をやっている人にはおなじみかもしれないポラリスシリーズの現代文版、

KADOKAWAさんの出版している「柳生好之の現代文ポラリス」です。

この参考書の良い点は、

解答解説編で、今回お話した「印をつける」の実例が載っていることです。

具体例に線が引かれていたり、キーワードがかっこで括られていたりします。

問題文も文学論・文化論・哲学思想論等、様々なジャンルが収録されています!

 

②マーク式基礎問題集現代文

こちらは河合出版さん(河合塾)の出している、

マーク式の問題に特化した参考書になります。

ポラリスシリーズ同様宗教論や社会論等、幅広い分野からの出題がされています。

解答解説編も1題1題かなり詳細な解説がされています。

長文読解をやり始めたばかりの人にもおすすめの一冊です。

 

③国立標準問題集CanPass現代文

こちらは駿台文庫(駿台予備校さん)出版のCanPassシリーズの現代文版になります。

タイトルにもあるように、国立大学を目指す人におすすめです。

内容は国公立大の過去問が収録されている形です。

演習の基礎基本が抑えられている人に発展として取り組んでほしい一品となります。

 

その他の参考書について

参考書の紹介は、YouTube武田塾チャンネルでも行っています。

長文以外の参考書や、

現代文以外の参考書が気になる方はこちらの動画を是非見てみてください!

 

 

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