こんにちは!
大学受験専門個別指導予備校、武田塾松本校です!
いよいよ共通テストまで80日を切り、
9月などに受けた模試の結果が続々帰ってくる時期ですね。
一方高1・高2の皆さんは定期試験の結果が戻ってきた時期なのではないでしょうか。
その結果を見て皆さんが言う
「やばい」「どうしよう」
一喜一憂し、もう一度点数や偏差値を見て絶望する。
そしてやる気が落ちていく。
これを具体的にどうしたら改善されていくのか
今日は校舎での実際の取り組みの事例を交えながら紹介したいと思います。
この記事を読むとわかること ・テストや模試の結果が返ってきたときに見るべきポイント ・成績が上がる「振り返り」の正しいやり方 |
以上、2本立てでお送りします
テストや模試の結果が返ってきたときに見るべきポイント
模試の結果や成績が返ってきたらまず何を見ますか?
点数?順位?偏差値?
余談ですが、模試の結果を見ると落ち込むから見ない!という強者もいました。
テストや模試はあくまで結果でしかありません。
もちろん「今の自分がどの位置にいるかを正しく知る」のは大切です。
ですが、そこからさらに
答えを言うと「何ができていて何ができていなかったか?」を見る
結果と照らし合わせて振り返りを行うことで今よりさらに成績を上げることができます。
成績が上がる「振り返り」の正しいやり方
今回は英語を例に振り返り方法をご説明していきたいと思います。
解答の根拠が持てていたか
点数がとれて喜んでいる人は特に注意してほしい点ですが、
正解した部分は本当に根拠のある解答だったのか、客観的に見てみましょう。
選択肢が絞り切れずに答えて正解してしまった部分は、どこで迷ったのか?
選択肢を絞ることもできなかった場合は設問の何がわからなかったのか?
各設問で根拠が持てなかった部分に対し、根拠が持てなかった原因を探しましょう。
原因を探す際には、
・本文
・設問
・選択肢
全てを確認する必要があります。
確認手順をここでご紹介します。
⇒意味のわからない単語に線を引く ⇒解けなかった文法問題を今まで使った参考書で調べてみる ⇒意味のわからなかった文章を調べながら訳してみる |
そうすると
・文法知識が抜けていた
・本文の内容を掴めなかった
・設問の意味がわからない部分があった
・選択肢の意味を読み違えてしまった
・本文を読み飛ばしてしまっていた
などなど、多々原因が見えてくると思います。
根拠をもって答えるために必要な力は何か
では、各設問で勘で解かざるを得なかった・間違えてしまった部分の原因が見つかったと思います。
英語において、根拠をもった解答ができなかった場合、
大きく分けて4つの原因が考えられます。
・語彙力が足りない 設問・選択肢の意味がわからない、本文の内容を掴めない ・文法をニュアンスで解いている 「何となくこれっぽいな…」で解いている ・主語や動詞など文章構造を把握せずに読んでいる 単語を適当につなぎ合わせて何となく意味を追っている ・時間が足りず適当に読み進めてしまった 大問丸々手を付けられなかった |
原因が見つかったのであれば、次回の模試や本番に向けて、
その原因を潰していきましょう
・本番まで時間がない
・問題演習を重ねていけばなんとかなる
今点数が取れないことを見て見ぬふりをしてしまう人がとても多いのです。
しかし、今の自分に足りないものにいかに対処していくことができるか、
それが成績・偏差値を上げる一番の方法です。
すべて調べ終わったら
もう一度問題を時間内で解ききって、正解への道筋を確認してみましょう。
足りていない力を補充する
復習が終わったら、初見の際に足りなかった知識を補充することに意識を向けましょう。
先ほどの4つのそれぞれの対策法を紹介します
語彙力が足りない→必要なレベルまでの単語をまずマスターしよう!
そもそも単語がわからないと長文は読めないです。
こればかりは自分で覚えるしかない!
システム英単語帳やターゲット1900などとりあえず1冊を覚えるのがおすすめです
文法知識が足りない→文法書を一冊仕上げよう!
覚えていれば解ける文法の大問、逆に言えば、知らなければ大問を丸々ひとつ落とすことになります。
ネクステージやレベル別英文法などをやってみて難しいようならば
「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」などの
わかりやすい参考書をやってみるのがおすすめです。
文章構造が把握できない→構文知識を得るための参考書を仕上げよう!
単語力だけでは文章は正確に読めません。
設問に対して正確に答えるためにはその文章で誰が何に何をしているのかを把握する必要があります。
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」
などの参考書をやってみることがおすすめです。
時間が足りない→上記の力が揃っているか、確認してください。
ゆっくり時間をかけても読めないのであれば、1~3までの力が不足してるかも。
ですが「精読すれば点数取れる!」という状態にならば、音読(シャドーイング)を通じて、
目を通すスピードを上げながら、文章を前から訳す癖をつけて、
読み返しをする回数を減らしていきましょう。
必要知識を補充できたら再度解き直しをする
単語・文法・構文・速読など。必要な力がついたと思ったら、
もう一度同じ問題を解き直してみましょう!
正しく振り返りができていたならば、
最初よりも確実に読める・根拠のある解答ができる量が増えているはず!
まとめ
・テストや模試の結果が返ってきたときに見るべきポイントは点数でなく何を間違えたか ・成績が上がる「振り返り」の正しいやり方は「今の自分に足りないものにいかに対処するか」 ・最終的には「自分一人で復習・分析・改善ができるようになる!」こと |
現状から目をそらさず、「今」の自分に足りないものを把握して勉強を進めていきましょう
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