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【後編】英語の勉強法、徹底解説しちゃいます!(英文解釈、長文)

みなさんこんにちは。武田塾松本校です。

英語を勉強するうえで重要なポイントや
マインドをお伝えするシリーズの後編。

今回は英文解釈、長文読解についてです。

それでは、どうぞ。

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③英文解釈

まず、英文解釈の必要性について語りたい。
「SVOCなんて気にしなくてもだいたいなんとかなる」
って思っている方、いませんか?

なんとかなります。
内容把握レベルなら
出題の運に左右されてもいいのなら

テスト運

感覚的な解き方だと、
文法が関わってきた途端に話が変わってきます
例えば「形容詞or副詞」が正解の場合。

文章の意味を把握するだけなら、
正直どちらでも困りませんよね。

しかし、正しい英文になるのはどちらか?
それを問われているわけですから、
構文的にこの形だったらSVCのCが入らないといけない!
という理由がわからないといけないんです。

このプロセスに英文解釈の知識が必要になります。

英文解釈≠和訳!

「解釈する」ということを「訳す」ことだと思ってる人、
結構いるんです。

それは勘違いで、解釈は訳す前の段階

英語の大きな塊を文の構造で整理して訳しやすくする、
要は「読む手順を整える」という、
1文を、そして長文をしっかり理解するうえで
必要な技術なんです。

解釈

英文解釈の必要性が伝わったと願いつつ、
問題集に取り組むときの注意点のお話に移ります。

英文解釈の問題集をやっていると、
模範解答と自分の解答が
あまりにもかけ離れていることがよくありますよね。

模範解答の「自然すぎる」和訳
とのギャップのせいで苦手意識を持っている人も
多いのではないでしょうか?

安心してください、直訳でいいんです!

そもそも、英文解釈の参考書で出題される英文は、
入試問題の長文の一部を切り取ったものです。

話の流れがわからない状態ですから、
自然な和訳が書けないのは

仕方のないことなんですね。

そして自然な和訳を書かせるための問題でもない。

英文解釈の時点では、

単語を知っているのか?
文法を理解しているのか?
それらを構文として正しく把握できるのか?

ということを試しているんです。
だから、直訳で問題ない。
きれいな和訳を目指すのはまた別の話です。

最後に、問題演習をするにあたって
絶対に守ってほしいことがあります。

直訳でいいので「書く」ようにしてください!

書く

頭の中でなんとなく訳しているのと、
いざ文字で「書く」というのには
結構大きな差があります。

イメージした和訳を正しく出力する、
ということも英文解釈の技術のうちです。

ここまで来たら、
1文が正確に訳せるようになったということです!

英文解釈に出てくる1文というのは、
長文の中でも一番難しい部分です。
自信をもって長文問題に挑みましょう!

④長文読解

長文が苦手な人の多くは、
なぜ得点できないのか?
その原因が絞れていない可能性が高いです。

そもそも訳せていないのか?
訳せているけど遅いのか?
本文は訳せているけど選択肢が訳せていないのか?
訳せているけど国語力の問題なのか?

はてな

長文は「読めるのか?」と
解けるのか?」の2点が主に問われます。

長文に取り組む一歩目として、
自分が克服すべき点を把握しましょう。

まずは、「読めるのか?」から。
内訳としては、
訳せるのか?」と
時間内に読み終わるのか?」ですね。

前者に関しては、これまで書いてきた
単語・熟語、文法、英文解釈が
全部しっかりできているのか?です。

それができているのなら、
時間を気にしなければ直訳は書けるでしょう。

それができていないのなら、
基礎の参考書に戻るべきです。

ピラミッド積む子

後者に関しては、音読をおススメします。

シャドーイング
をたくさんして、
理想となる速さを頭に覚え込ませて、
その速さに慣れるということが大事です。

自分のやり方、読み方で徐々にスピードを上げる
というのは非常に難しいんです。

最初から「この速さで読もう」と決めて、
慣らしていくのが大切です。

付録のCDのスピードというのは
時間内に読むうえで十分な速さです。

それに慣れてしまうことで、
設問に不必要な部分を読み飛ばしたり
重要な部分を何度も読んで正確に把握したりと、
上手な時間の使い方ができるようになります。

 

次に、「解けるのか?」について。
これに関しては、
設問、選択肢を訳してみてほしいです。

要は国語の理由で間違えているのか、
英語の理由で間違えているのか
で対策することが変わってくるんです。

訳してみて、
日本語でも間違えるなら国語力が原因
→現代文の対策が必要。

日本語にしたらわかるなら英語力が原因
→単語・熟語、文法、英文解釈に戻る。

比較

といった感じです。
設問と選択肢を正確に把握する能力も必要なんです!

長文を解く場合は現代文と同じく、
解答の根拠を自分よりも英語ができない人に説明できる
くらいの意識が必要です。

ここが一番難しいところですが、
普段から意識するようにしてください。

量をこなしていけば、
間違えさせ方にもルールがあって、
正解の作り方にもルールがある
ということに気付けると思います。

それが見えてしまえば、
判断のポイントがある程度予測できる
ようになるんです!

 

長文読解はいわば受験英語の集大成。
長く厳しい道のりだとは思いますが、
乗り越えてしまえば英語が得点源になることは
間違いないでしょう。

電球

おわりに

前編、後編にわけて
英語の勉強法を解説してみました。

英語は文系でも理系でも重要になる科目
ですから、この機会に自分の勉強法を見直すきっかけとして
少しは有益な情報をお届けできたかと思います。

とはいえ、今回の記事で書いたのはあくまでも「一例」。
悩みが解決してない!
もっと突っ込んだこと聞きたい!
という方がいましたら、
是非武田塾松本校へご連絡ください。
もちろん、他教科もOK。

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