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【英語長文】できない理由とその対策を神戸大出身講師が解説!

武田塾丸亀校の講師、多田です。

英単語や文法、構文解釈の基礎はもうバッチリ!!

…なのに、いざ英語長文の参考書に取り組んでみると「イマイチ読めない…」といった壁にぶつかっている人、いませんか?

こんな時に必要なのは、自分がなぜ読めていないのか、解けていないのかの原因を分析すること

 

英語長文が出来ない理由は、人それぞれ違います。

自分は何が原因で壁にぶつかってしまっているのか、それを探し出すことが英語長文が得意になる大事な要素です。

 

今回はそんな、英語長文でつまずいてしまっている人に読んでいただきたい、英語長文「5つの壁」を解説していきます。

これから紹介するチェックポイントと自分の現状を照らし合わせてください。

きっと、英語長文が読めない原因とその対策が見つかります。

語彙力が課題:単語の覚え方を工夫しよう

長文を読んでいて、

「単語・熟語の意味がわからない」

「単語帳でなら覚えていたのに、長文の中で出てくるとわからない」

こんな経験ないでしょうか?

 

また、

「時間をかければ思い出せるけど、意味がすぐには出てこない」

「名詞形・形容詞形など形が変わってしまうとわからない」

といった人も要注意。

 

こんな悩みを持つ人は、語彙力(単語・熟語)に問題がある人です。

時間をかけたら思い出せるという場合でも、残念ながら長文問題では通用しません。

なぜなら、試験は時間との勝負だからです!

意味を思い出すのに時間を取られてしまうと、肝心の長文を読み解く時間が足りなくなってしまいます。

そのため、意味を即答できるレベルにまで仕上げる必要があるのです!

 

また、単語帳を何回も使っていると、順番で覚えてしまったという人もいるかと思います。

そんな場合は、単語帳を後ろからテストしてみたり、単語カードで対策してみてください。

エクセルが得意な人なら、ランダムで単語テストを出題するファイルを作成するのも良いかもしれません。

文構造の把握に課題:構文解釈の参考書で練習しよう

「単語は分かるのに、完全な1文が訳せない」

「SVOCが振れない」

「thatとasを訳し分けることができない」

こんな悩みを持つ人は、文法力や構文力に課題があると思います。

 

「単語・熟語でなら分かるけど、全訳や構文把握がしっかりできるかというと怪しい…」

そんな受験生、結構います。

 

構文が取れていないと、文全体の意味を取り違えてしまい、構文で言いたいことが分からなくなってしまいます。

単語は理解できているのに、解釈を間違えて文全体の意味を取り違えてしまうのはもったいないですよね。

 

対策として、構文解釈に特化した参考書で練習しましょう。

時間をかけたら訳せるのではなく、どんな構造の文であったとしても瞬時に訳せるレベルが理想的

また、構文は振れるけれど日本語としておかしい訳になってしまうという人は、英文和訳の参考書で練習を積んでみましょう。

おススメの参考書動画を紹介しておきますね。

読解力に課題:段落ごとに要約文を作ろう

「1文は訳せるが、問題文全体で何が言いたいのかがわからない」

「読んでいると前半の内容を忘れてしまう…」

ズバリこのような人は読解力に問題があるといえるでしょう。

 

英文解釈を頑張れば頑張るほど、長文全体の内容の理解がおろそかになっている人がいます。

目の前の単語、目の前のSVOCといったミクロの部分に執着してしまい、視野がとても狭くなっている状態ですね。

こういう時、筆者が何を言いたいのか、どんな話なのかなどの内容理解を落としてしまっている人が非常に多いです。

 

この場合の対策は、段落ごとに内容を20~30字程度に要約し、メモを残していってください

「要するに…」を口癖に考えると、まとめやすくなると思います。

解答力に課題:リーズニングを意識しよう

「本文の内容は理解できているが、問題を適当に解いてしまう」

「解答の根拠となるべき本文の場所を確認していない」

「選択肢を一つひとつ吟味していない」

こんな解き方をしている人も、よく見ます。

 

特に共通テスト対策をしている生徒さんで、本文の内容は理解できているのに、選択肢のチョイスでこのような問題が露呈するパターンが多いです。

本文はしっかり読めているのに、選択肢をパッと見て「これっぽいな!」と適当に選択肢から選んでしまっていませんか?

これで間違えるのは、とても残念なミスだと思います。

 

ここで意識してほしいのは「リーズニング」。

すなわち解答を選ぶ理由や根拠をしっかり見つけることです

選択肢の内容が本文中のどこに書いてあるのかを丁寧に拾ってください。

 

現代文を解く時と同じように、1個ずつ確認することを徹底する意識を持ちましょう

この意識ができたタイミングでスピードアップを意識すれば良いのです。

読むのが遅い:シャドーイングに取り組もう!

最後の壁はスピードです。

「文章を読むのが遅いくて時間が足りない」といった悩みですね。

 

試験本番で、長文が読めなかった理由をすべて、自分の速読力がないせいだ!という風に帰結させてしまう受験生は多いです。

しかし、読むスピードを上げるのは、これまでに説明してきた、問題を正しく解くためのあらゆる壁を乗り越えた後にやるべき事。

ですから、まずはこれまで解説してきたポイントをクリアしてから、この課題に取り組んで欲しいです。

 

長文の読むスピードを上げたい人は、毎日、シャドーイングに取り組んでみてください

音読は短期的な効果が感じづらい練習になりますが、2ヵ月ぐらい続けていると長文を読むスピードがかなり速くなっているはずです。

シャドーイングをする際は、読みながら意味をサッと理解できるようになるまで、同じ文章で何度も繰り返し練習してみてください。

原因が見つからないという人は、無料受験相談に!

今回は、英語長文でぶつかりがちな要因を一つひとつ、その対策とともに解説しました。

長文がいま一つ読めていない、解けていないことに悩んでいる人は、今回紹介したポイントのどれかにきっと原因があります。

それぞれのチェックポイントをもとに、今自分はどれに当てはまっているのかをセルフチェックしてみてください。

それによって、自分の課題を見つけ、適切に対処してもらえたら嬉しいです!

 

もし原因が見つからないという人がいれば、ぜひ、武田塾丸亀校の無料受験相談にお越しください。

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