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過去問はどうとき進めればいい?現役早稲田合格講師がアドバイス!

武田塾丸亀校の講師、川崎です。

皆さん、そろそろ受験勉強の基礎固めが終わり、過去問に取り掛かる時期ではないでしょうか?

すでに取り組んでる人の中には

「どうやって解き進めていけばいいかわからない…」

という悩みをもつ方も多いのでは?

今回はそんな受験生から質問の多かった悩みにお答えするべく、過去問の取り組み方を解説していきます。

過去問は一気にやらない!

過去問に取り組むにあたって、

「過去問をまとめてやった方がいいのか」

「分けてやった方ががいいのか」

という質問をよく受けます。

 

結論からいうと、まとめて解かず、時期を空けて解いた方が力が付きます

基本的に過去問を解く目的は、過去問を通して今の自分の課題を見つけ、それを潰していくことにあります。

ですので過去問を一気に何年分も解いてしまうと、間違えた問題から見つけた課題を消化しきれないまま、次の問題を解いてしまうことになってしまいます。

それでは過去問を解く意味が半減してしまいます…。

実にモッタイナイ!

 

武田塾丸亀校としては、

①まず1年分の過去問を解く

②間違えた、分からなかった苦手分野を書き出す

③これまで取り組んできた参考書に戻り、苦手分野を復習する

④もう一度同じ過去問を解く

⑤完答できたら次の年の過去問に進む

という手順で過去問を解いてもらいたいです。

 

ただ、例外もあります。

それは既に過去問で合格点を取れている場合。

特に苦手分野もないなら、ガンガン過去問を解き進めてもらい、解ける問題をたくさん作る方がプラスになります。

これはおおよそ受験直前期や、早くても夏から秋以降の基礎固めが終わった段階になると思います。

 

過去問を解き進めたいと焦ってしまう気持ちも分かります。

私もそうでした。

しかし、基礎を疎かにすると、あとあと過去問演習で対応できなくなることがあります。

急がば回れ、まずは着実にステップアップしていきましょう!

解けなかった問題の復習は必ずしよう!

過去問を解き進める上で、よくある間違いが、解けなかった過去問をそのままにしてしまうこと。

解いたことに満足してしまい、解き直しをしない受験生がたくさんいます。

しかし過去問で復習をしないのはとてもモッタイナイ!

 

過去問と同じ傾向の問題が本番に出題されることはよくあります

その解けなかった問題が出題されたら、あなたはどうしますか?

そんなところで悔しい思いをするのは嫌ですよね。

だから、必ず自分で解けるようになるまで復習はしてください。

正解したが、自信の持てない問題も復習しよう

ここで復習が必要な問題を2種類紹介します。

①解けなかった問題

②選択問題でなんとなく正解はしたが、残りの選択肢の用語の意味が曖昧、もしくは暗記できていない問題

 

①に関しては言わずもがな。

ただ、②を放置してしまう受験生は多いのではないでしょうか?

 

せっかく過去問を解くのであれば、選択問題で自信をもって消せなかった選択肢や用語についても、復習用のノートにまとめ直しましょう

大事なのは過去問を解くだけで満足するのではなく、過去問から何かを学び取る姿勢です。

過去問には志望校に必要な知識がたくさん詰まっていますから、どん欲に吸収し尽くしましょう!

共通テストはセンター過去問より予想問題集で対策しよう!

昨年からセンター試験に変わり、共通テストが新しく始まりましたね!

しかし、まだまだ過去問は少なく、その対策に悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか?

 

武田塾では、共通テストの対策はセンターの過去問ではなく共通テスト予想問題で行うことをおススメしています。

それは、共通テストとセンター試験では問題傾向が大きく違ってしまうからです。

特に英語や数学などの主要科目はこの傾向が顕著です。

より共通テストに近い問題に触れるために、『2022年用共通テスト実践模試』や『大学入学共通テスト 予想問題』に取り組んでみてください。

ただし、公民や理科基礎など共通テスト予想問題集が少ない科目については、センター試験の過去問で対策するのもアリです。

勘違いしてほしくないのが、共通試験対策においてセンター試験の過去問が全く役に立たない訳ではないと言うことです。

センター試験は標準的な難易度でスピード勝負。

そのため、センター試験の過去問演習は、解くスピードを上げるための練習にはなります。

ただ、センター試験の過去問で点数が取れるようになっても、共通テストで点数が取れる保証はないというだけです。

早稲田志望なら志望学部の過去問を10年以上解くより、他学部の最新問題を解こう!

早稲田限定の話にはなってしまうのですが、早稲田志望の受験生は、志望学部の過去問を10年以上遡るより、他学部の最新問題を解くようにしましょう。

なぜなら年度によって、社会科目は他学部の問題と傾向がかなり近くなる場合があるからです。

また英語長文などは5~10年間隔の流行などもあり、問題傾向が大きく変わってしまう恐れがあります。

過去問をあまり遡りすぎるのも、効果が薄いと言われています。

ただ、ピンポイントで苦手分野がある場合は、同じ学部の問題を何年も遡っていくのもありですね。

まとめ

いかがでしたか?

過去問についてのお悩みは解決できたでしょうか?

 

過去問は受験には欠かせない要素です。

解きっぱなしにするのではなく、しっかり復習をしていきましょう。

苦手分野を潰しつつ、実力向上につなげてください!

 

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