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英語の勉強それで大丈夫?受験生が秋にしくじる勉強法を解説

武田塾丸亀校の講師、多田です。

多田さん1

今回は、新学期が始まったこの時期に間違いがちな英語の勉強法を紹介していきます!

大学受験に向けて後半戦ともいえるこの時期、みなさんはどのように英語の勉強を行っているでしょうか?

・単語帳をひたすら覚える

・長文問題にたくさん触れる

・過去問をやる

など方法はたくさんありますよね。

 

一方で、今の自分の勉強法で本当に合っているのか、点数が伸びないけどどうしたらいいのか、といった不安を感じている方もいるかと思います。

今回の記事では、この時期の英語対策にありがちなミスと、どのように改善すればいいのかを解説していきますので、ぜひ自分の今の勉強法を振り返りながら読んでみてください!

難しい単語まで一気に覚えようとしない!ベースの単語帳を完璧に

難しい大学の過去問を解き始めると、見たことのない難しい単語に出会うことがありますよね。

でも、それらを全部覚えようとするのはNGです!

難しい単語を覚えるのは、まずはベースとなる単語帳を完璧にしてからにしましょう

一冊目の単語帳を疎かにしているのに、もっと難しい単語帳に手を出そうとしてしまう行為は危険。

ベースの仕上がりが低い状態で次に行ってしまうことが、一番やってはダメなことだからです。

 

例えば、周りが『パス単』『鉄壁』などの難しい単語帳をやっているのを見て、とても焦ってしまう気持ちはわかります。

しかし、そういった単語帳で学習したとしてもやはり知らない単語というのは出てきます

大切なのは、極力覚えていった上で、未知の単語に出くわした際「どう読むか・どう解くか」の視点を持っておくことでしょう。

ですので、やはり「全部知っていないといけない!」という思い込みで難単語まで覚えようとするのは、やらない方がよいでしょう。

武田塾では「システム英単語」を標準としており、ベースの英単語帳として持っておくのをおすすめします!

「ターゲット1900」や「必携英単語LEAP」で勉強している人は、そのままやり込んでもらって大丈夫です。

単語・文法・解釈の基礎ができてから過去問に取り組もう!

秋の新学期の季節、時期としてはそろそろ過去問演習に入ってもらいたい頃ではあります。

しかし、過去問を解き始めようとしているそこのあなた、基礎はしっかり固まっていますか?

春~夏にかけて、基礎をしっかり学んで最低限の土台を作った人は、過去問をやり始めて問題はありません。

しかし、そうではなく単語や文法がしっかりできていないのに、過去問をいきなりやってしまうのはやめましょう。

なぜなら、勉強の最低ラインを終えていないのに過去問で○%といった正答率を出しても、その数字にはあまり意味がないからです。

過去問に入れる最低ラインは、単語・文法・解釈の単元別の勉強がまずは完了していることです。

 

ギリギリこの状態であっても、過去問にはたくさんの長文に触れることができるというメリットがあるため、カバーできる可能性が高くなります!

そのため、この材料を最低限揃えた状態なら、時間がない中でのショートカットの勉強法としてはアリでしょう。

これまでの学習で基礎を固められた自信がない人は、過去問に取り組み始める前に、自分がどのくらいまでできるのかをしっかり確認しましょう。

3要素である単語・文法・解釈の勉強がまだ終わっていないという人は、そこを大急ぎで仕上げてから過去問に入って間に合わせるようにしましょう。

ここで、具体的な教材名の例を挙げて「ここまでやったら過去問始めてOK」のラインを紹介します!

・『システム英単語』なら1200まで覚えている

・『肘井学のゼロから英文法』や『肘井学読解のための英文法』ならどの問題を出されたとしても解ける。

・長文なら『英語長文ハイパートレーニングレベル2 標準編』は一通りまわして学習した。

音読・シャドーイングは大学入試本番まで続けよう!

大学受験本番の失敗で、

「長文の時間が足りなかった!」

「ゆっくりだったら読めたのに…」

という経験がある方は少なくありません。

そのような方に共通しているのが、音読やシャドーイングを放置し、直前期に後回しにしてしまっていたということです。

音読・シャドーイングは問題を解くといったことと違い、違いや効果を実感しづらい学習であるため、あまり重視されない方もいるかもしれません。

ですが、英語の長文を限られた時間内で、確実に読んでいくためには欠かせない学習なのです。

過去問などをやると、何点解いて何点なのかをハッキリ自分の目をもって数値で確認できるため、なんとなく力が伸びたように感じがちです。

しかし、音読やシャドーイングといった、客観的に確認できない勉強でも、途中でやめてしまわないことが大切。

具体的には、長文読解の問題をきちんとまっすぐ読んだ際に理解することができるレベルまで、音読を繰り返しましょう!

 

実際に早慶などの上位合格者は、武田塾がおすすめする参考書や、さらには過去問までしっかりと音読やシャドーイングを行っていました。

長文の勉強を始めたら、入試が終わるまでは毎日しっかりと、音読・シャドーイングを続けましょう!

ここで、シャドーイングにおすすめの参考書を紹介します。

ぜひこの順番で取り組んでみて力をつけてください!

『速読英熟語』(2周以上やったら)→『Solution1』(できるようになったら)→『ハイパートレーニングレベル2』→

『ポラリス』→『志望校の過去問』

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、秋の新学期にありがちな間違った英語の勉強法3選と、その対策を解説しました。

この記事を通して、

自分も正しくない方法で勉強してしまっていた!

という発見があった方は今日から改善していただき、これからの点数アップに繋げていただけたら幸いです。

ぜひ、ここで紹介した参考書なども活用し、入試に向けた実力づくりをしていってください!

さらに詳しい勉強法を知りたいという方は「無料受験相談」へお問い合わせください!

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