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日本史は暗記が鍵!神戸大学出身講師が勉強の心構えを解説!

こんにちは!

武田塾丸亀校、講師の多田です。

 

勉強したのに日本史の点数があがらない・・・

テストになったら、覚えていたことを忘れてしまっている

 

あなたもこんな悩み、ありませんか?

そこで今回は、武田塾丸亀校で私が実際に生徒さんに指導している、日本史を勉強するときの心構えを紹介します。

私も受験生の時に、意識していたことなので、ぜひ参考にしてください。

 

復習日を作り、繰り返し覚え直そう!

日本史の基本は暗記です。
暗記で重要なことは、何度も繰り返すことです。

繰り返し暗記することで、脳が『大事な情報』と判断し、長期記憶につながるのです。

 

一夜漬けのように、一度覚えただけでは時間が経つと忘れてしまいます。

完璧に覚えたつもりでも、定期テストや模試になると「思い出せない…」といった経験ありませんか?

一度の勉強で覚えられたと思わず、何度も繰り返し覚え直しをしましょう。
武田塾丸亀校では、生徒さんに「4日勉強したら次の2日は復習日にしよう」と指導しています。

復習日を作っておくと、忘れる前に繰り返し勉強する習慣が付きます!

これまで復習をしてこなかった人は、土日は復習日にすることをオススメします。

 

用語を覚えるときは関連情報もセットで覚える

とはいえ、日本史で覚える量は膨大です。

特に難関校になると、細かい内容のものも問われます。

そこで効率よく日本史を勉強するコツを紹介します。

 

用語を覚える際は、関連人物や時代背景(原因と結果)などもセットで覚えましょう。

決して用語単体で覚えないことです。

 

なぜなら、入試で問われる内容は、単なる歴史用語の知識ではなく、歴史の「つながり」を理解しているかだからです。

 

例えば次の設問のようなケースです。

 

「室町時代の将軍に関して述べた文として誤っているものを一つ選べ」

①6代将軍足利義教は、薩摩の守護赤松満祐によって殺害された。

②8代将軍足利義政は、細川政元によって将軍を廃された。

③13代将軍足利義輝は、松永久秀らによって殺害された。

④15代将軍足利義昭は、織田信長によって京都から追放された

 

正解は②番です。

細川政元によって将軍を廃されたのは、8代将軍足利義政ではなく、10代将軍足利義材です。

 

この問題のヒントとなる用語は「細川政元」です。

「細川政元」の関連人物として「10代将軍 足利義材」、関連する事象として「明応の政変」「将軍が廃された」という情報をセットで覚えていれば、誤りに気づくはずです。

 

このように、歴史の「つながり」を理解しておけば、問題文の中から答えが分かるようになります。

単に用語だけしか暗記せず、関連情報も覚えていないと正解に辿り着きません。

 

そのため、用語を暗記するときは、関連情報もセットで覚えてください。

その際、覚える順番を決めておくと、覚えやすくなります。

具体的には、

  1. 出来事を覚えたら、次はそれに関連する人物を覚える
  2. 人物を覚えたら、その出来事が起こった原因とその結果「どうなったか」を覚える

このように、一つ一つ覚える順番を固定化すれば、関連情報を含めた暗記もやりやすくなります。

 

ただ、まだ通史が終わっていない人は、一度にここまで覚えようとすると時間がかかりすぎてしまうので、注意してください。

通史が終わっていない人が最優先すべきことは、流れを理解することぐらいで十分です。

 

どんな切り口でも情報が引き出せるように情報を整理しよう

日本史は世界史と違い、日本という1つの国での出来事を学ぶため、外国とのヨコの繋がりが問われることは少ないです。

その代わり、一つの出来事を「文化史」や「テーマ史」といった切り口で出題されることがあります。

対策として、覚えた用語が実際にどういう問われ方をするのかを把握し、その上でそれぞれのテーマで対応できるよう、知識を上塗りしていく必要があります。

 

日本史は1つの時代でも、政治が変わったり、文化が変わったり、経済が変わったり、色々なことが同時に起こります。

江戸時代がそうです。

なので、この出来事で政治が変わった時は、文化や経済がどう変わっていたのかを整理しておく必要があります。

 

どんな問われ方をされても答えられるようなるためには、問題を解いた後に、覚えた基礎知識をさらに補足して覚えていく必要があります。

そして、知っている用語があれば、その関連情報をすぐに思い出せる状態をつくり、どんな切り口で問われたとしても答えられるようにしましょう!

 

なお、暗記する際にはあらかじめ時間を決めておきましょう
より集中して暗記できると思います。
「今日ここまで覚える」と決めるより「1時間でここまで覚える」と決めて取り組む方が猶予時間が短い分、集中して取り組むことができます。

 

まとめ

暗記は何度も述べている通り繰り返しが大切です。

そのため時間がかかるのも仕方ありません。

しかしそれはみんな同じことです。

野球で世界的に有名なイチロー選手がメジャーリーグ年間安打数記録を破った際に残した言葉に

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道である」

というものがあります。

これはすべてのことに当てはまる言葉だと思います。

勉強も暗記も先は長いですが日々の勉強を積み重ねた先に合格はあるので近道をしようとせずに毎日の勉強を頑張ってください。

 

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