今回はセンター試験と共通テストの違い「物理編」をやっていきます。
今年から始まる共通テストではどんな問題が出題されるのか?
問題の傾向や難易度をセンター試験と比較して徹底解説していきます。
国公立志望の学生は特に必見です。
共通テスト物理の内容
センター試験からの大きな変化点としては、
・問題文の量が増え、計算量が減った
・日常生活を題材とした問題が出されるようになった
・本文やリード文をしっかり読まないと解けなくなった
1つずつ解説していきます。
違い① 問題文の量が増え、計算量が減った
まずは問題文の量に関してですが、かなり増えています。
これにより、試行調査(プレテスト)で時間不足の学生が数多く出てしまいました。
ですが、実際に内容を見てみると計算量は減っています。
計算量は減ったけど、最後まで解けないということで、難易度は少し上がっているように感じられます。
慣れていないのもあるでしょうが、問題の傾向が少し難しくなっているようです。
違い② 日常生活が題材となる問題が出されるようになった
今までは、実験や会話系の問題がほとんどでしたが、共通テストでは実生活を題材とした問題が出されるようになりました。
例えば等速直線運動の問題では、宇宙が題材になり、ロケットから物体を打ち出したときの問題が出されています。
このように、実生活で知っているかがポイントになる問題が出されるようになっています。
違い③ 本文やリード文をしっかり読まないと解けなくなった
今までは、図や問題にある数字から、問題文を読んだだけで解けるような問題がありました。
ですが、共通テストでは本文をしっかり読まないと引っかかるように設計されています。
問題文をしっかりと読み、問われているポイントに下線を引いて対策しましょう。
そして、悲しいことに「カンや消去法」が使えない回答方式になっています。
解答が32.4の場合、今までは選択肢の中から「32.4」を探せばよかったのですが、共通テストでは、自分で3と2と4をマークする方式になってしまい、カンや消去法が使えません。
本当の実力勝負になっています。
まとめ: 物理の共通テストは変化が大きいので要対策
本記事のまとめです。
・問題文の量が増え、計算量が減った
・日常生活が題材となる問題が出されるようになった
・本文やリード文をしっかり読まないと解けなくなった
大きな変化としてはこの3つがありました。
試行調査(プレテスト)では、大問1の正答率が悪かったため、大問1は今までのセンター試験のような難易度に戻るかもしれません。
その他の大問では今までと似た解き方で解ける問題が出題されていますが、日常生活を題材とした問題が出されます。
基本的には教科書で対策しますが、日常生活に関わる実験・コラムは要チェックしておき、資料集も用いて対策しましょう。
物理は他の教科と比べ、変化が大きかったです。
傾向は変わりましたが、問われているものは変わっていないので難易度的にさほど変化はありません。
本記事で出題のされ方や傾向についてわかっていただけたと思うので、対策をしてぜひ高得点を狙ってみてください。
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