こんな質問を受けました。
数学について質問です。
解法暗記をしてから理解がついてくるものもあるのでしょうか?
理解と解法暗記の関係について教えてほしいです。
結論としては、「理解をした上で解法暗記をする」のがベストです。
その理由について、数学を勉強するステップを確認しながら解説していきます。
基礎問題は暗記で解けているけど、応用や初見問題でつまずいている受験生はぜひご覧ください。
数学を勉強するステップは2段階
質問にもあったとおり、数学で解法暗記は必須になってきます。
ただし、解法暗記だけだと入試では高得点が取れません。
その理由は解法の理解をしていないから。
数学を勉強するステップは2つあります。
ステップ1:参考書や基礎問題の解法を完全に再現できるようにする
ステップ2:初見問題対策を行う
解法暗記の段階がステップ1で、解法を理解している段階がステップ2です。
解法を理解していると、初見問題でも苦戦することなく解くことができるようになります。
ですが、ステップ1の暗記段階で勉強を終えてしまう受験生が非常に多く、模試や入試で苦戦しているのを目にします。
数学で高得点を取るためにも、各ステップでやるべきことを理解し、入試で役立ててください。
ステップ1 基礎問題をすべて解けるようになる
ステップ1では参考書や教科書を使って、基礎問題をすべて解けるようにします。
何度も何度も解いて、この段階で解法を暗記していきます。
注意してほしいのが、このステップで数学をマスターしたと思わないこと。
このステップで勉強を終えている受験生は、模試や入試で悲惨な目に合うことが多いです。
その理由としては「解法を理解していないから」です。
ステップ2 初見問題対策を行う
ステップ2では解法を理解していきます。
問題文を読み、解答の方針をたてる練習をしていきます。
例えば判別式を使う問題なら、「円と接線があるからD=0を使う」 といったように、解答に必要な要素を自分で導き出せるようにします。
この練習をしているかどうかで、初見問題で得点できるかが変わり、入試や模試で高得点がとれるかどうかの分かれ目になります。
まとめ:理解をした上で解法暗記をするのが大切
本記事のまとめです。
・数学は「理解をした上で解法を暗記する」
・模試や初見問題が解けないのは解法を理解していないから
・まずは基礎問題を暗記し、次に解答の導き方を理解すること
今回は数学の解法暗記と理解の関係について解説しました。
数学の勉強のやり方には2つのステップがあり、解法暗記のステップと解法を理解するステップです。
どちらのステップもしっかりやることで模試や初見問題で高得点につながります。
解法暗記だけをやって、得点に伸び悩んでいる受験生は、ぜひ解法の理解にも力を入れてくださいね。
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