2022年度 共通テスト
皆さん、今年行われた共通テストの問題は見ましたか??
共通テストは、アクセントや文法も出題されたセンター試験とガラッと変わり、全ての問題が読解問題となりました。
そこで共通テストの科目別問題構成、解くときのポイントを紹介していきます!
英語の問題構成
第一問 10点
A 書籍情報の読み取り(約140語)
料理本を元にブラジル産の果物についての問題。
2021年度は携帯メールのやり取りから読み取るものだったが、4つのフルーツの写真とその説明書きから読み取るものになった。
ポイントとしてはフルーツの特徴を掴み、似ている点・異なっている点を探し出すこと。
着目すべき箇所が分かりやすく、容易に答えられる問題が多かった。
B ウェブサイトの読み取り(約200語)
「動物園にいるキリンの名前をつけるコンテスト」に関するサイトを読み必要な情報を探し出し答える問題。
2021年度と同程度の難易度や設問傾向であった。
こちらも A と同じようにすべて読まなくても解ける問題が多くあった。
第二問 20点
A 施設案内文の読み取り(約300語)
5つのコメントが付いている大学の図書館の利用に関する文章から読み取る問題。
2021年度は表が含まれていたが2022年度は表なしの文章のみであった。
英文を理解した上での思考力・判断力が必要となる問題。
B 記事の読み取り(約250語)
ペットを飼うことの利点などが書かれており国際的な比較がされている。
要約や記事のタイトルを選択するものも出題された。
2021年度では、学校の方針に対する掲示板から事実と意見を読み取る問題であったが、2022年度は意見がなくなり事実のみを問う問題となった。
第三問 15点
A ブログ記事の読み取り(約240語)
日本文化に関してのブログを読み、最適な選択肢を推測する問題。
客観的な視点から考え、筆者の感情を推測する問題が出題された。
イラストも問題を解くうえで手助けとはなるが、設問を解くうえで必須となるわけではなかった。
B 雑誌記事の読み取り(約400語)
イギリスの登山家の挑戦についての記事を読み、出来事の順番を並べ替える問題や本文全体をきちんと理解した上で選択する問題。
山の名前や起こった出来事を細かく読み取る必要がある。
また2021年度よりも文字数が増え、やや難しかった傾向にある。
第四問 16点
複数のブログ記事の読み取り(約400語)
新入生向けの家電購入に関するブログ記事を読み、2つのブログ記事の要点を把握する力が問われた。
イラストや表などが用いられており、値段比較や
問4までは比較的簡単な問題であったが、問5は保証や割引などを考慮する必要があり、やや難しかった。
第五問 15点
記事の読み取り(約600語)
発明家に関する記事を読み、プレゼンテーションの下書きを完成させる問題。
出来事を発生した順に並べる問題や細かい情報を読みとる問題が出題された。
本文を要約したノートがあり、自分の中で整理しやすかったはずだ。
本文は基本的に時系列に書いてあるが、すべてが順番通りではないので気を付ける必要がある。
第六問 24点
A 説明的文章の読み取り(約660語)
朝型と夜型についての記事を読み、要約ノートの空欄を埋める問題。
昨年度と比べると本文は少し難易度が上がったが、設問自体は分かりやすくなった。
要約ノートの順番が本文とは違ったため、根拠を探すのに注意する必要があった。
B 説明的文章の読み取り(約680語)
プラスチックのリサイクル表示に関する記事を読み、空欄のあるポスターを完成させる問題。
第6問のAと同様、設問が本文の順番通りではないため、根拠を探すのに時間が掛かる。
また複数の箇所を確認する必要がある問題もいくつか出題された。
共通テストを解くにあたって…
向上させるべき力
①語彙力
長文を読むうえで語彙力は必要不可欠です。
ターゲット1900やシステム英単語が完璧であれば難なく読むことが出来ると思います。
文法や読解力が完璧であっても語彙力が無いと文を読むことは出来ません。
まだしっかり固まっていない方は早めに固めてしまいましょう。
②速読力
100分で読み切るには量が多く少し大変です。
ゆっくり正確に訳すことよりも、素早く大まかな流れを捉えることが大切です。
母国語ではない言語を読むときは口に出して読めるスピードでしか認識できないと言われています。
口に出せる速度=認識できる速度
よって速読力を高めるためには、より早いスピードで英文を口に出して読めるようになることが大切です。
速読英熟語などを用いて、繰り返し口に出しながら英文を読みましょう。
③読解力
共通テストは長文が多く読解力が欠かせません。
その読解力を鍛えるためには、構文・解釈をきちんと理解することが必要不可欠です。
そもそも、”構文・解釈”と”長文読解”の違いとは何かわかりますか?
構文・解釈とは・・・
1文の文構造を文型(S,V,O,C,M)、カタマリ(名詞、形容詞、副詞の意味のまとまり)をとらえ文法的理解から意味を把握できるようにすること。
長文読解とは・・・
問題を確認し、どのような目の動かし方で根拠となる部分を見つけるか、重要性に応じた読むスピードの緩急のつけ方(場合によっては読み飛ばし)のトレーニング。
よって長文読解を鍛えるには構文・解釈をきちんと把握することが大切です。
コツ
〇キーワードとしてとらえる
共通テストの長文を解くにあたって重要なキーワードを記号としてとらえることが大切です。
前述したように共通テストは解く量がとても多いので一文一文じっくり読むのではなく、
瞬時にキーワードを拾っていくことが鍵となります。
〇だまし方を知る
過去問をたくさん解くことでどのようなひっかけ問題があるのかを知ることが大切です。
選択肢を見たときに怪しいなと感じることが出来れば解きやすくなるはずです。
ひっかけ問題にひっかからないよう、多くの過去問を解き慣れていきましょう。
〇優先順位を決めておく
自分の中で解く優先順位を考えときましょう。
何回も述べますが共通テストは量が多いです。
全て解けることが理想ですが、間に合わないこともあると思います。
その時に、最大限の点数を取れるようにどのような順番で解くかしっかり計画を立てましょう。
配点の高い問題やまとめ(言い換え)がある長文を先に解くことをおすすめします。
また、自分がどこを捨てるか(苦手な問題)も考えとくと良いです◎
最後にまとめ
現在高校3年生の方はもちろん、高校1.2年生の皆さんも一度解いてみましょう。
自分の実力を知ることで、現時点での足りない力が分かるはずです。
高校2年生でそろそろ受験勉強始めようかなぁと考えている人はぜひ今から始めましょう!
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それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
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