皆さんこんにちは!
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生徒たちは皆、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学を始め、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学・学習院大学といった上位私大や横浜国立大学・東京学芸大学・首都大学東京・横浜市立大学などの公立大学などに逆転合格を目指して日々励んでいます!
はい! というわけで今回はZ会から発売されている
『はじめての共通テスト対策』の英語を町田校で実際に解いてみた
ということで前回の国語に引き続き、英語を解いてみました。
前回記事はこちら↓
武田塾町田校で『はじめての共通テスト対策』解いてみた(国語編)
共通テストや『はじめての共通テスト対策』の特徴などはこちらをご参照ください!
さて今回は英語です!
外部の四技能試験で代用する大学も結構出てきそうな雰囲気ではありますが、だからこそ共通テストを使うことになる人の参考になれば幸いです!
早速解いてみた
では実際に問題を解いてみましょう!
今回は平成29年度施行調査の問題です。(オリジナルの問題は是非ご自身で確かめてみてください!)
大問ごとの説明に入る前に、大学入学共通テストの「英語」の出題形式について確認します。
構成は筆記(リーディング)80分(100点満点)とリスニング30分(100点満点)です。
現行のセンター試験と制限時間は同じですが、配点は現行のセンター試験から、
筆記(リーディング)が200点満点→100点満点
リスニングが50点満点→100点満点
となり、リスニングの重要性が高まったことが大きな特徴です。
ただし、全問選択式のマークシート形式で出題されることの変更はありませんでした。
また、現行のセンター試験では出題された大問1の発音・アクセント問題と大問2の文法問題が大学入学共通テストでは消滅し、全ての問題(大問6題)が長文形式で出題されていることが大きな特徴です。
このため、現行のセンター試験よりも時間が足りなくなることが予想され、速読力がさらに重要になってくるでしょう。
出典:大学入試センター
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/
ただし筆記(リーディング)の難易度は、基本的な英文法とセンターレベルの単語があれば文章の構造は単純で読み解けるので、今までの武田塾が推奨する勉強方法で十分対応可能です!
それでは、筆記(リーディング)の内容について見ていきましょう!
第1問A:いきなりの長文! センターの第4問に似ている……
日本語が無い!!
各大問の冒頭にある文が従来のセンター試験に見られる日本語表記から全問英語表記に変わりました。
表紙以外は全部英語という雰囲気になりましたね。
簡単な語句や単純な文で書かれている遊園地の混雑予想に関するウェブサイトから混雑予想等の情報を探し読みさせることを通じて、必要な情報を読み取る力を問う問題でした。
現行のセンター試験でいえば、大問4のBに類似した問題です。
基本的には本文と選択肢で表現が言い換えられている点に注意して読み進めていけば正解できるものでした。
第1問B:センターの第4問に似ている……その2
平易な表現で書かれているイベント告知のポスターからイベント内容等の情報を探し読みさせることを通じて必要な情報を読み取り、書き手の意図を把握する力を問う問題でした。
これも現行のセンター試験の大問4のBに類似する問題で、本文中のどの位置から情報を抽出すべきかを素早く判断する力が求められています。
第2問A:新たな出題方式!
インターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて、平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり、情報を事実と意見に整理する力を問う問題でした。
この問題の中で一番の特徴は、現行のセンター試験にはなかった複数の選択肢を選ばせる問題(問4)でした。
問4では、書かれている情報が事実であるか、特定の個人の意見であるかを整理することが求められています!
本文中に記載があっても、設問の趣旨(今回は事実を問う問題)に合っていなければ、正解にはならないことに注意する必要があります。
この問われ方は、現代文の設問の要素と類似しているので、英語の長文読解の勉強と並行して、現代文の勉強もすることが重要ですね。
第2問B:聞き方色々な問題群
学生がアルバイトをすることの是非についてのディベートの準備する場面を設定し、平易な英語で書かれた短い説明文を読み、その概要や要点を捉えたり、筆者の意見を把握する力を問う問題でした。
トピックを支持する意見・反対する意見を整理する問題、設問のキーワードから本文の該当箇所を探す問題や文章全体の要点を捉える必要のある問題等、聞かれ方は様々ですが、基本的な読解力があれば十分解答可能な問題群でした。
第3問A:ブログで一息?
大問3の最初はイラスト付きの平易な英語で書かれた春休みの旅行記のブログを読み、書かれている内容の概要を把握する力を問う問題でした。
問1では、ブログの本文中の情報とイラストの内容をきちんと把握し、照らし合わせて解答することが求められる問題。
大問1からしてそうでしたが、やはり情報の整理が重要ですね。
第3問B:情報の整理を丁寧に!
平易な英語で書かれたあるセールスマンの新聞コラムを読み、書かれている内容の概要を把握する力を問う問題です。
問1では、筆者の場所の移動を問う問題が出題されています。
本文の順番に出てくる場所の地名が時系列順に並んでいないので、解答の際には注意が必要でした。
メモを取りながら読んでいくとミスも出にくくなると思います。
第4問:対比と要約の大問4
折り返しの大問4は、授業でボランティアに関する調査結果について書かれた複数のレポートを読む場面を設定し、レポートや複数のグラフから書き手の意図や必要な情報を得る力を問う問題でした。
登場人物2人のレポートと2つのグラフを照らし合わせて、正確に情報を読み取ることが求められています。
特に問5では、登場人物2人のレポートの共通の内容を総合的に判断する力が必要となってきそうです。
国語の小説や古文で出てきた2文を比較し差異を見つけたり適切に判断する力をトレーニングしないといけませんね。
そのためにも文章の要約や自分なりに噛み砕いて人に説明するようなアウトプットを重視してみると良いと思います。
第5問A:文脈判断で正解を掴め!
学校新聞に掲載予定の「折り紙」に関する執筆中の記事に対するコメントを依頼されるという場面を設定し、記事の概要・要点や論理展開を把握する力や要約する力を問う問題でした。
問3では、追加記事を挿入する問題が出題されました。
このタイプの問題は前後の文脈だけでなく、代名詞や冠詞なども解答のヒントになるので要チェックです!
第5問B:段落ごとの要点を意識しよう!
スパイスに関するプレゼンテーションの準備を行う際に、関連記事を読んでメモを取る場面を設定し、記事の概要・要点を把握したり情報を整理しながら読んだりする力や、要約する力を問う問題でした。
問1では、現行のセンター試験の大問6のBのような各パラグラフの概要が問われる問題。
また、問2では、共通点と相違点を分類することが求められており、各パラグラフの内容をしっかりと把握する読解力が必要となります。
所謂パラグラフリーディングと呼ばれる、段落ごとの要点を押さえた読み方をできるように練習してくとぐっと楽になるでしょう。
ただしパラグラフリーディングのテクニック部分だけに着目するとドツボにはまるので、まずは精読力を養いましょう。
武田塾のルートでいうと『英語長文 レベル別問題集4』のような構造分析の解説が手厚い参考書を使うと精読力をつける良い練習になりますよ!
第6問:締めは王道の長め長文!
授業内で、サマーキャンプに参加したある少年の物語を読んで、ワークシートにその内容や感想をまとめる場面を設定し、登場人物の特徴等を含む物語の概要を把握する力を問う問題でした。
問1では、意味段落ごとの概要を把握することが求められています。
また、問4では、本文中の情報から推測するタイプの問題も出題されています。
基本的に文章量が長いので、比較的長い長文の演習ができる参考書をやると効果的でしょう。
使われる単語はそこまで難しいわけではないですが、『毎年出る 頻出英語長文』などで少し長めの文章に目を慣らしておけると余裕をもって向き合えると思います。
総括
実際に問題を解いてみた感想としては
「長文読解対策の比重は増すが、基本的な勉強の方針は変わらない」
ということです。
大学入学共通テストになり発音アクセント問題や文法問題は消滅しても、英語は英語です。
正しい発音アクセントを理解することはリスニングにも活きますし、文法も4択問題や並び替えの問題の対策の比重は現行のセンター試験より軽くなったかもしれませんが、英文解釈をしていく上で基本的な文法事項を習得することは変わらず必要です。
そのため、英語の基本的な勉強方針は変わりません。
具体的には武田塾の日大ルートで英語の基礎(単語・熟語・文法・解釈)を定着させ、日大レベルの長文の参考書で演習を重ねたのちに『はじめての共通テスト対策』で施行調査の問題や予想問題をこなしていく流れで対策が可能です!
また、全ての問題が長文であるため、速読力を高めていく必要があります。
これについては、『速読英熟語』の英文のオーバーラッピング(英文を確認しながらCDの英語音声と同時に発音していく勉強方法)を繰り返して、最終的にはシャドーイングまでできる速読力を鍛えていきましょう。
これをやることで、英語を英語のまま理解して読めるようになります!
来たる共通テストも、基礎を固めてそれを使いこなせるレベルにまで昇華させれば問題なく戦えます!
高2・高1生の皆さんは今の内から準備を始めておくと、きっと来年大きくリードできますよ。
次回は数1Aを解いてみます!
乞うご期待!!
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