こんにちは。【日本初!授業をしない武田塾】 京都北大路校講師の小林です。
前回に引き続き、今回は志望校に合格する為の「立てた計画を実行する方法」について具体的に書こうと思います。
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3.計画を実行する方法
さて、最後に計画を実行する方法について述べていきます。しっかりとした計画を立てたところで実行に移さないと意味がありません。
今回は、ハイディ・グラント・ハルバーソン著『やり抜く人の9つの習慣』から、科学的に効果があると証明された計画遂行の方法について大きく2つ、述べていきます。
①目標に具体性を与える
これは「1.志望校を確定する」にも非常に似た話ですが、「目標に具体性を持たすこと」が重要になってきます。
例えば、本著によると、ダイエットするなら「やせたい」ではなくて「5キロやせる」といったように具体性を持たせます。後者のほうが、自分の望んでいる姿がはっきりとしているため、より目標到達が現実のものになってきます。
つぎに、目標達成のために「やるべきこと」を明確にします。適切に目標設定をしたならば、自ずと「何をすべきか」が分かります。
例えば、志望校が同志社大学ならば、英語の配点がほかの科目よりも高いことがわかるので、英語を得意科目にすると有利だと理解できます。では次に「英語を得意科目にするにはどうするべきか」考えます。仮に「単語はわかるけど長文が全く読めない」のならば、構文・解釈の勉強を集中的にすれば良いと気づくことができます。
最後に「やるべきこと」が明確化したら、実際に細かく計画を作成していきます。
上記の例にならって、英語の構文・解釈をやるべきなら、英語の勉強時間にそれらをやる時間を設定します。1日に英語の勉強時間を4時間取っているなら、2時間は構文、残りは単語と文法、といったように具体的に設定しましょう。
誰にでも、勉強をサボりたくなるときはあります。そんな時、具体的な目標がないと、簡単に、楽な法に流されてしまいます。そうならないために目標を具体的に立てる必要があるのです。
②目標達成への行動計画をつくる
目標達成のためにやるべき行動を着実に実行するためには、「いつ何をやるか」をあらかじめ予定に入れておくべきです。
ここで非常に使えるメソッドがあります。それは「if-then プランニング」というものです。メンタリストDaiGoさんも進んで紹介しているため、有名な計画実行方法です。
やり方は簡単、「もし○○になったら、△△をする」というように、事前に「いつ」「何を」やるのか明確にしておきます。そうするだけで、計画を実行できる確率が2~3倍も高くなると本著で紹介されています。
あなたは、学校が終わって帰宅したら、ソファやベッドでスマホをいじったり、ゲームをしたりと無駄な時間を費やしていませんか?「このゲームが終わったら勉強するぞ!」と決めていても、いつまでたっても勉強しない、なんてことありませんか?
自分が一番勉強しなきゃとわかっているのに、勉強する気がいつまで経っても起きない...。結局、スマホでダラダラと無駄な時間を過ごしてしまう...。この負のサイクルで、自己嫌悪に陥ったことが私にはよくありました。
しかし、上記の「if-then プランニング」を使って勉強計画を立てたら、みるみる勉強できるようになりました。
例えば、「学校から帰宅したら」「すぐに机に向かう」といった感じです。そうするだけで、意識せず身体に「やるべきこと」をインプットできるので自然と勉強に身が入りました。
逐一これからやることを考えるから、無駄な思考が生まれるのです。ですから、あらかじめ「やるべきこと」を決めておけば、無意識に、自然と、実行に移すことができます。
毎日続けて、ぜひ習慣化しましょう。
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