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京都市の予備校 武田塾【東京理科大学の入試傾向!】

こんにちは!!【日本初!授業をしない武田塾】 京都北大路校講師の野中です。 
高校生のみなさんは東京理科大学にどの様な印象をお持ちでしょうか??今回は、東京理科大学(特に理学部)の受験傾向について私自身の合格体験も踏まえてお話したいと思います!

TokyoUniversityOfScience-Kagurazaka

 

東京理科大の基本情報

 まず、東京理科大は理系学部が大半を占めています。学部も細かく分かれており、工学部関係だけでも先進工学部、工学部、基礎工学部というように多様な学部を設置しています。ちなみに私は理学部第一部の化学科を受験しました。キャンパスも4つあり学部、学科によって異なるのでよく調べておきましょう。過去に東京の生徒で全くキャンパスを調べずに受験して合格した学科が北海道の長万部キャンパスだったという悲劇もあったそうです笑(それはそれで楽しそうですが…)

立地

 

レベル的にはMARCH(関関同立)より上(学部による)、早慶より下に位置しています。受験方式もセンター利用、一般、センター利用と一般を組み合わせた方式があります。国立志望の受験生には人気の併願校で東京一工から中堅校狙いの受験生まで多様なレベルの受験生が受けに来る印象です。ちなみに奨学金制度も充実しており、試験でいい成績を取ったら合格証とともに奨学金の案内が届きます。

 

 

目指してみるのもいいですね。 センター利用についてはボーダーは80%前後でこのレベルの大学としてはかなりねらい目ではないかなと思います。MARCHレベルでのセンター利用を考えているのであれば理科大も一緒に出すとチャンスが広がります。

 

大学リサーチ

 

理学部(B方式)の入試情報

B方式は一般入試により選抜が行われます。基本どの学科も英語と数学が課され、学科により理科が物理か化学のみを受けます。(数学関係の学科は理科がありません)私の受けた化学科は350点満点で英語100点、数学100点、化学150点満点でした。学科によって配点のバランスが異なるのでしっかり調べて対策を練りましょう。

 

① 英語

英語は60分で行われます。他の難関大に比べ比較的短い時間だと思われます。形式は年によって変動が比較的大きいのですが読解、文法、語彙がバランスよく出題されます。特徴としては語句の言い換えや空所補充問題が多く出題されることが挙げられます。イディオムを断片的ではなく関連語含めて覚えることが重要です。読解は2問出されることが多いです。理系大学ということもあって設問のうち最低1問は研究の話が出ることが多かったです。比較的自分の学科に関係する英文が多かった気がします。もう1つの特徴としては整序英作文が難しいことが挙げられます。SVOCを意識したりや重要な文法構造を学習して対策しておきましょう。数学、理科に比べて英語が1番簡単に作られていると思います。高得点を狙っていきましょう。

② 数学

 数学は100分間で行われ、数Ⅲからの出題が多いです。ⅠAⅡBの中では場合の数・確率や整数問題、ベクトル、数列の問題が中心として出題されます。数Ⅲの微分・積分に関してはほぼ毎年必ず出題されているため十分な対策が必要でしょう。私は生徒に微分・積分問題は「立式して半分、答えを合わせて半分」といつも指導しています。この分野に関しては採点者が答えを計算間違いなくしっかり出せるかどうかを重点的にみられる範囲です。復習の際には「ただの計算ミス」で済まさずに計算ミスの原因までしっかり考えて改善していきましょう。ⅠAⅡBに関しては最初の数問は典型的な問題が出題されることが多いので大問の最後まで解ききれなくても序盤の問題を落とさず点を取れるかが大きなポイントです。

 

③ 理科(化学)

化学は80分間で行われます。問題を受けてみて最初に受けた印象としてはとにかく分量が多いと感じられました。そのため知識問題も他の難関大に比べ多く出題されているなと思います。教科書+αの知識が身についていれば難なく解けますがあやふやな知識では解答は厳しいでしょう。また、問題が難易度順で並べられていないので途中解けていなくても穴埋めの最後の方が答えられたりする場合がよくあります。問題すべてに目を通して解けるものをきちんと取りましょう。計算問題も多く出題されますが問題数が多いためそれほど煩雑な計算は要求されません。落ち着いて計算できれば解答しやすいと思うので計算が苦手な方も少し考えてみるのも有効かと思われます。

 

最後に

皆さん、いかがだったでしょうか?東京理科大は比較的学業に関して厳しいといわれていますが、非常に面倒見のいい大学として知られています。研究のレベルも高いのでより良い環境で学んでみたいという方にはおすすめできます!理科大のホームページの情報によると近畿からおよそ2000人が東京理科大を志願していたようです。関西の大学だけでなく視野を広げてみて様々な大学の情報もぜひ見てみてください!!

 

以上、武田塾京都北大路校講師 野中からの大学紹介ブログでした!
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