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【京都市の予備校】~勉強の悩み~「勉強は質×量」問題について

 

こんにちは!武田塾京都北大路校教務の野中です。

今回は受験生ならだれもが聞いたことがある勉強の「質」と「量」の関係の重要性について考えてみたいと思います。

 

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そもそも勉強の「質」って何?

僕が受験生の頃もよく先生に「勉強をやみくもにやっても意味はない。質を高めなさい」と言われていましたが、僕はどうも「質」という言葉の意味が分からずもやもやしていました。じっくり解くことを言っているのかなと思ってましたが全然勉強が進まず、先生も明確な答えを言ってくれませんでした。どうやらこの質×量問題はスポーツの世界でも言われているらしく、仕事をするにおいても関係してくるようです。おそらくこの先もずっとついてまわる問題なのでしょう。ここでは勉強における「質」に絞って話していこうと思います。僕は勉強するというのは自分の間違いを修正し続ける作業だととらえています。間違えを修正するときになぜ間違えが起こったのか考え、原因を見つけることで理解が進んでいきます。僕はこの作業にこそ「質」がひそんでいるのではないかと思っています。すごく平たく言ってしまえば、質≒復習が成り立つのではないかと考えているという事です。

 

「量」があって初めて「質」が成り立つ

質≒復習を成り立たせるためには復習材料がなければなりません。そうなると必然的に様々な問題を解くことが必要になります。なかなか1つや2つ問題を解いたぐらいではその単元を理解するというのは無理があります。また、ただ参考書の説明を読んだだけスラスラ問題が解けるようになるほど甘い世界ではないです。ある程度単元の内容が理解できたと思ったらたくさん問題を解いてみることが何より重要です。たくさん間違えても構いません。参考書を見ながら解いてもいいです。色々な間違えを積み重ねることで復習がより有意義なものになるのです。とにかくたくさん間違いを見つけてください!

 

理解が進む復習、できてますか?

せっかくたくさん問題を解いても復習をおろそかにしているようでは効果はほとんど現れません。皆さんは復習するときにどんなことに気を付けていますか?? 僕はなるべくポイントを「一般化」するように心がけています。皆さんがいくら一生懸命問題をたくさん解いてもその問題と同じ問題が出る可能性は限りなく0に近いです。日本には「一を聞いて十を知る」ということわざがあります。1問復習したら似たような問題が10問解けるぐらいの気持ちで復習することが大切なんです。そのためには間違えた問題から大事なポイントを抽出して他の問題でも使えるような形(=一般化)で理解しておくことが大切です。僕は復習ノートを作っていたのですが、必ず1問ごとに問題と解答の間にスペースを空けておいて、そこに自分の言葉で問題を解いたときに大事だと思ったこととそれがどういう状況の時に使えるか書くようにしました。復習ノートの詳細はまた別の記事で書きたいと思いますが、自分の言葉でまとめる作業をすると非常に理解が進みます!

最後に

僕が1番伝えたいのは間違えることは悪いことではないという事です。間違えは復習のための貴重な材料になります。なんで間違えたかを考えないことが悪い事なんです!この記事が皆さんの意識を少しでも変えるきっかけになってくれればうれしいです!

 

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