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【京都市の予備校選び】~こうして僕は大学に落ちた~

お久しぶりです!武田塾京都北大路校講師の野中です。

今回は僕が現役時に大学受験に落ちた経験について話そうと思います。僕を反面教師にして頑張ってください。笑

≪【京都市の予備校 武田塾】現役時大学全落ちから京都大学に逆転合格!≫

野中2

 

高2までの僕

僕は小学校、中学校ともに近所の友達みんなが行くようなごく普通の公立の学校に通ってました。中学受験も経験しておらず塾は中学生になってから通ってました。しかし、僕はなぜか勉強に目覚めてしまい、地区でも有数の難関高校に合格してしまうのでした。高校は毎年いわゆる東京一工(東大京大東工一橋)に7,80人ぐらい合格するほどで僕もこの高校に入ったなら大学受験も余裕だろうと思ってました。僕の記憶では普段の勉強は2週間に1時間勉強すればいい方で定期テストも1週間前に詰め込んで何とかするというありさまでした。でもクラス順位は40人中20位くらいをキープしていたので相変わらずのんびり過ごしてました。

高3夏までの僕

高3になっても相変わらず勉強のペースは同じくらいで部活もしていたのでずっと部活三昧な日々を送っていました。異変があったとしたら定期テストが一夜漬けで通用しなくなったことでクラス順位が下から数えて5番くらいになってました。模試もオールE判定でしたが僕は全く気にしていませんでした。なぜだと思いますか??僕の高校では「マジック」と呼ばれる現象がおき、部活をやめた途端成績が急上昇して受験に間に合うと言われ続けていました。現役の学力の伸びはすごい。だから今の成績を気にすることはないと。似たような感じのこと言われたことある人いるんじゃないかな?笑 特に文武両道を掲げる学校に多そうです。僕は自分に都合よく解釈して「マジック」を信じ、夏までがっつり部活、さらには秋の文化祭まで楽しんでしまうありさまでした。

ついに受験生モードになる?

さすがに夏になると周りもそわそわして受験勉強を始めます。僕もそんな周りに流されるような形で某大手予備校の夏期講習をがっつり取ることにしました。これが悲劇の始まりです。プライドだけは高い僕(周りも難関校受けるし)ですから難関校コースの講習ばかり取りましたが本当に終始講師が何言ってるか理解できませんでした。講師のジョーク(ちょっとアカデミックな)すら理解できず、周りがジョークに笑っているのが怖かったです笑 毎日往復2時間かけて予備校に通い、6時間も授業を聞き続ける生活でした。本当に怖いのは何も理解していないのに「なんか勉強した気」になっていたことです。人間じっと話を聞いているだけでも疲れますから、「疲れるほど俺勉強してる!頑張ってる!」と思っていました。

秋~センターまで

高3の秋は模試ラッシュです。毎週僕のもとには残酷なまでにEが並んだ成績表が返ってきました。それでも僕は講師の授業を聞いて勉強した気になり「マジック」を信じ続けていました。さすがに成績が悪すぎたので今度は参考書を疑うようになりました。第2の悲劇の幕開けです笑 ネットでいいと言われる参考書を調べては買い、だめならまた買うを繰り返していました。同じようなことしてる人、きっといるはず!ほとんどの参考書を繰り返すことなく新しいものを買い続けました。同じ内容の反復がどれほど大事か、いまなら痛いほどわかります。12月半ばまで一般入試の勉強をしてそれからセンターの勉強をしました。センター試験の成績は70%ちょい。文系科目はまあまあ良かったのですが理系科目は軒並み60%前後。どうとらえるかは人それぞれですが京都大学を目指す僕にとっては(ここで初カミングアウト)絶望的と言わざるを得ない結果です。

不合格になるまで

何と僕はあのセンターの結果でもなお京大を受験することに決めました。まだ「マジック」神話を信じていたのです。それと京大工学部はセンターの得点は文系科目しか加算されないため一応ボーダーにはのっていました。冷静に考えたらあの難しい京都大学の入試で60%取れないと受からないのにセンター理系科目60%しか取れない人が受かるわけないですよね。この度胸はある意味自分をほめたい、というよりはまるで現実が見えていないバカでした。過去問も全く解けずに苦悩する日々、滑り止めも全滑りで京都行きの日となりました。新幹線の中で僕は無意識のうちに予備校浪人コースの案内を調べていました。思うに受験は開始する前に勝負は決まっているのです。本番の奇跡のようなものが自分にも舞い降りるという考えは単なる甘えでした。受験はその場のひらめきや地頭を見られているのではありません。「いかに自分は入学するために準備してきたか」をアピールする場だと痛感しました。

最後に

なす術もなく受験に失敗した僕ですが、最後に言っておきたいのは秋からの僕はかなり勉強時間を費やしたことです。これには自信があります。この努力の成果は浪人の夏からやっと出始め、1浪を経て京都大学に入学する事になりました。どんなに時期が遅くても無駄な努力はありません!思い立った時に全力で勉強すればいつか報われるという事をみなさんに知っていただきたいです。

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