こんにちは、学生の皆さんいかがお過ごしでしょうか。【日本初!授業をしない武田塾】 京都北大路校講師の小林です。
クリスマスも過ぎ、もうすぐ年明けですが気を抜かず勉強をしましょう。
余談ですが、去年のクリスマスは朝から夜中まで13時間くらい勉強しました...。今となってはいい思い出です。
さて、今回は英語初学者にも使える英語の勉強法について書いていきたいと思います。
以前、アクティブラーニングの記事(詳しくはこちら)でも言及したのですが、英語は正しい音声を用いた 音読学習 が何よりも大切です。では、詳しく述べていきます。
なぜ英語の学習において音読が有効なのか
もしかしたら学校の先生や、Youtubeなどで「英語は音読が大切だ!」と聞いたことがあるかもしれません。
では、なぜ音読が大切なのか説明できますか? 今回はそういった疑問に答えていきます!
少し余談ですが、しっかりと勉強法の根拠を理解して学習に取り組むのと、根拠を理解せず盲目的に学習に励むのでは、学習に向かう態度が大きく異なります。
受験において、自分の実践している勉強が有効だと確信することで、自信につながります。その結果、学習に自信が伴い、やる気の向上にも結び付きます!
さて本題です。英語学習において音読が有効な理由は2つあります。
①英文を速読できるようになる
②リスニング力が身につく
ではひとつずつ見ていきましょう!
①音読で速読が可能になる
音読をすることで、英文を速読出来るようになります!もちろん巷に溢れた、「速読術」みたいな怪しいテクニックや裏技じゃないので安心してください。しっかりと根拠が存在します。
それは...
英文を音読することによって、英文を返り読みせずに読むことが出来ます。
英文を返り読みせず頭から読み下す、これは英語学習において非常に大切な考え方で、例えば英語が母国語の話者は、いちいち関係代名詞が文中に出てきたときに「返り読み」をするのでしょうか?
...しないと思います。
ですが、日本の英語教育では関係詞が文中に出てきたらまず何をするように指示されますか?先行詞を確認させます。ここまでは良いのです。先行詞の特定は非常に大切です。しかし、関係詞から矢印を引っ張って先行詞の方に戻って掛けますよね。これが問題なのです。
本来、英語は左→右へと読んでいく言語ですが、先行詞に矢印を引っ張るのは、左←右の順番になっています。ここで本来の英語の読み方とは異なる「返り読み」が行われてしまいます。この「返り読み」をしてしまうと、当然ですが文章を読むスピードも低下します。
以上のように「返り読み」は英語を読む上で非効率であることがわかったと思います。
この「返り読み」は英文を音読する際に、英文を左→右に読むということを意識すると打破することが出来ます。もちろん難解な文章や音読が慣れないうちはスムーズにいかないかと思いますが、基礎学習においては非常に有効なので是非実践しましょう。
②音読でリスニング力が身につく
音読学習を実践するとリーディングだけでなく、リスニング力も向上します!
上記でも触れましたが、「返り読み」をしないという事がリスニングでも非常に大切になってきます。リスニングでは、英語の文章を一度で聞かなくてはいけません。上記のようにいちいち関係詞や後置修飾語が聞こえたら、先行詞や修飾されている名詞を確認する暇があるでしょうか?
また、基本的に自分が発音できない音は聞き取ることが出来ないと言われています。そのため、正しい音声を真似て繰り返し音読をすると、英語独特のイントネーションやリズムなどを把握でき、リスニング力の向上に役立ちます。
元々、日本語と英語は全くリズムやイントネーションが異なる言語なので聞き取れなくて当然なのです。正しい音を聞いて繰り返し音読をするということで、そのギャップを埋めることが出来ます。
最後に、音読学習をどの程度実践すればいいのかについて語っていきます。
音読はどの程度すればいいのか?
結論から言うと、1長文10回の音読です。「10回も音読する必要があるのか」と疑問に思うかもしれませんが、7,8回だと少々足りませんし、11、12回だと多すぎます。10回という少し多いくらいの回数がベストなのです。
なぜ10回も音読する必要があるのかというと、1つの長文を繰り返し音読すればするほど、その長文の単語や文法、構文が吸収できるからです。10回も音読すれば嫌でも単語や構文を覚えれるので、英語初学者ほどこの学習法は有効です。
是非実践しましょう!!
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