受験相談の声

【医学部の大学入試について】難易度・必須科目等をご紹介

 

京都市にお住まいの皆様こんにちは。【日本初!授業をしない武田塾】京都北大路校です。

 

 

今回は医学部入試に焦点を絞ってブログを書こうと思います。医・歯・薬系の学部が気になっている人はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

医学部

 

世間一般では「医学部」とまとめられることが多いですが、医学部には医学科看護学科(保健学科)が存在し、医師になるための勉強をするのは医学科です。現在医学部医学科が設置されている大学は

国公立大学で50大学、準大学で1大学(防衛医科大学)、私立大学で31大学の合計82大学あります。

偏差値や立地、学費などを踏まえて慎重に志望校を選んでいきましょう。

 

医学科入試に必要な科目は?

大学入試共通テスト(旧センター試験)で必要な科目

まず大学入試共通テスト(旧センター試験)で必要になる科目は、

英語(筆記+リスニング)

数ⅠA・数学ⅡB

国語

理科(化学・物理・生物から2科目選択)、

社会(倫理/政経・地理B・日本史B・世界史Bから1科目選択)

5教科7科目です。

この中だと理科・社会の選択科目に迷ってしまう人もいますよね。

 

医学部に行くなら生物は必須科目なのではないか??
と思うかもしれませんが、ほとんどの大学は3科目のうちどの2科目を選んでも受験することができます。なので、あくまで自分が入試を突破することを考えて選ぶことが大切です。(例外もあるので、自分の行きたい大学を調べてみましょう!)

 

大学に入ると一般教養で生物を履修するので、物理選択者がついていけないということは全くないので安心してくださいね。

ちなみに!

理系受験生で一番多い組み合わせは物理・化学の2科目選択です。

女医

 

二次試験に必要な科目

次に各大学が課している二次試験で受ける科目は

英語、数学(ⅠA・ⅡB・Ⅲ)、理科(化学・物理・生物から2科目選択)

です。文系の学部を受験する人とは違い、医学科はあくまで理系なので数Ⅲを勉強しなくてはいけません。また、理科に関しては1科目で受験できる大学もあったような…。これについても自分が行きたい大学の入試科目を調べてみてくださいね。

 

さらに医学科入試では学科試験が終わった後に面接が課されます。医師を目指した動機や高校生活のこと、また医療問題への考えなどを問われることが多いですが、これもきちんと対策すれば怖いものではありません。勉強の合間に少しずつ自分の考えをまとめてみると効果的かもしれません。

 

医学科の入試難易度は?

「医学科入試 偏差値」などで検索すると、約65~78と幅はあるものの、その入試においてかなり高い学力が要求されることが分かります。特に比較的学費の抑えられる国公立大学の医学部医学科を目指す場合には、大学入試共通テストと各大学が独自で実施する二次試験の両方で“失敗しない”ことが重要になってきます。

 

今、”失敗しない”という表現に「あれ?」と思った方、そこが医学科入試のポイントです!!

 

実は、医学部医学科に合格する為にひたすら難しい問題を解けるようにする、という勉強法はあまり効果的ではありません。もちろん、過去の医学科合格者のデータを見てみると共通テスト(旧センター試験)の合格者平均得点率は毎年約87~93%と決して低くはありませんが、この高得点の背景にあるのは難問を解く応力ではなく圧倒的な基礎力です。

 

全国の受験者平均得点率が毎年だいたい60%前後である共通テスト(旧センター試験)ですが、医学科志望の人が目指すべき得点率は90%です。よって乗り越えなければならない第一関門と言えますね。

 

こんな高得点とれるわけない!

 

と言いたくなるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

 

困る

 

共通テストで出題されている問題はあくまで基本的な問題ばかりです。というより、それらを基本的だと捉えられるようになるまで、しっかりと本質を理解するような勉強を日頃からすることが大切です。

 

本質を理解する勉強とは? ※重要

例えば数学を例にとってみましょう。

二次関数の問題の解説に「まず平方完成をする」と書いてあると、それを読みなるほどと理解することができますね。しかし、そこで「なぜ平方完成をしたのか」考えたかどうかで、その問題の理解度はたまた他の問題が解けるようになるかが変わってきます。(平方完成をしたのはグラフを描くためにその軸や最大値・最小値を知るためです。)

AならばBという解き方をするんだ!という暗記をはじめからやっているのでは難問を解くことなどできません。

 

このように、解法を選ぶ根拠を自分で理解しながら1問1問取り組んでいくことによって基礎力、つまり難問を解く土台を作り上げることができます。英語であれば文法力・単語力がこれにあたりますね。その科目でも、基本的な問題を絶対に間違えずに解く力こそ、医学科入試を乗り越えるのに必須の力と言えます。

 

合格にさらに近づくには?

圧倒的な基礎力の上に積み上げていくのは、応用力です。

国立大学の二次試験では特に、医学科受験生も他学部(理系)と同じ問題を解きます。受験勉強をしてきた人にとっては基本といえる問題も多く含まれていますが、医学科を狙う受験生が突破しなければいけないのは各大問の最後のほうの問題、つまり(1)~(5)まで問題があったとすれば難易度の高い(4)(5)です。これをミスなく解き切ることができれば、医学科合格にさらに近づくと言えます。

 

最後に待ち構える、他学部受験生からみて難問と言われる問題を解けるようにするために、基礎力を早めに身につけて応用問題を解く練習をする時間を確保できるようにスケジュールを組むこともカギかもしれません。

 

合格発表

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

医学科に合格するには、上で述べたような比較的高い学力が必要なのは言うまでもありませんが、医師になりたいという気持ちをもって根気強く基礎を固めていくことが大事です。

 

さらに医学科入試は前年度やそれまでの入試の動向(倍率や入試の変更点など)に大きく左右される部分があります。その情報戦にもしっかりと勝てるように、入試動向に関する正しい知識をもって受験勉強を進めていくことも大切です。

 

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