【英文法】"格"ってなんだ!?~古典文法の場合~

京都駅前校・

格 古典日本語

こんにちは!京都駅の予備校・塾といえば、武田塾京都駅前校です。

 

いきなりですが、みなさん"格"という概念をご存知ですか?

もちろん、聞いたことがある、知っているという人が多いとは思います。

ですが

「参考書にも"格"という言葉はよく出てくるけど、正直良く分からないまま読み流してる…」

そんな人が多いのではないでしょうか?

 

そんな曖昧な知識を明確にするため、京大文学部に通う講師に「格って結局何なんですか!?」と聞いてみたところ、非常に分かりやすく細かい解答をもらうことができました(゚Д゚)!!

というわけで今回は"格"についてお話していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください(*^^)v

 

英文法~格ってなんだ?~

こんにちは!京都駅前校講師のKです。

英文法の勉強をしていてときどき人称代名詞や関係代名詞で「格」という概念に出会い、戸惑ったことはありませんか?

 

英語に限らずこの世界で話されている多くの言語には「格変化」が存在しています。

格変化とは名詞や形容詞におこる変化で、その名詞が主語なのか目的語なのかその他の修飾語なのかといったことを表現する際に使われる文法要素です。

もちろん日本語もこの例にもれず、古典文法で「が」「の」「を」「にて」といった格助詞を勉強した人はお分かりかと思いますが、日本語では名詞の後ろに格助詞を付けることで、その名詞が文の中で果たす役割を示しているのです。

 

たとえば 古典日本語の場合

古典文法で勉強した格助詞にはたとえば次のようなものがあったと思います。

武田塾で使う参考書に載っている格助詞で知っておくべきものは以下のものです。

もう覚えてしまっている人は流し読みしてください。

現代語ではあまりつかわれない用法こそ出題されやすい要素だと言えます。

 

が・の

主格 主語であることをあらわす

 「私『が』校舎長である」

連体修飾格 後ろの体言を修飾する修飾語であることをあらわす(属格ともいう)

 「私『の』校舎長である」

準体格 体言に準ずる、つまり格助詞こみで一つの体言のようにはたらくことをあらわす

 「これらの業績は全て私『の』です」

同格 前後で記述されている説明の格が同じ、つまり同一の事柄についての説明であることをあらわす

 「ジュース『の』冷えたのが欲しいな」

連用修飾格 用言を修飾する修飾語であることをあらわす ※現代語ではあまり使わない

 「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾『の』 長々し夜を 一人かも寝ん」

→ 和歌の技法「序詞」の用法もチェック

 

目的格 動作の直接の目的語となることをあらわす(対格ともいう)

 「パン『を』食べる」

 

位格 時間的・空間的な位置をあらわす

 「夜『に』帰り着く」

目的格 動作の間接的な目的語となることをあらわす

 「校舎長『に』秘密を教えちゃった」

敬主格 尊敬の対象が主語となることをあらわす ※現代語ではあまり使わない

 「閣下『に』おかれましてはいかがお過ごしですか」

 

共同者 動作の共同者であることをあらわす格

 「週末は親父『と』競馬に行く」

結果 作用の結果であることをあらわす格

 「昇進して校舎長『と』なる」

引用 そこまでの部分が引用であることをあらわす格

 「友達に「おはよう」『と』言った」

並列 並列をあらわす格

 「オカン『と』ボク『と』、時々、オトン」

 

より

比較 比較の基準であることをあらわす格

 「私は校舎長『より』若いのだ」

起点 動作・作用の起点であることをあらわす格

 「京都駅前校は午前十時『より』開校します」

経由 動作の経由点であることをあらわす格 ※現代語ではあまり使わない

 「木々の隙間『より』もれる月の光」

手段・方法 動作や作用の手段・方法であることをあらわす格 ※現代語ではあまり使わない

 「馬『より』行く」

即時 ある動作のすぐあとに別の動作が起こることをあらわす格 ※現代語ではあまり使わない

 「校舎長を見る『より』恋に落ちた」

 

にて

位格 時間・空間的な位置をあらわす

 「テストは教室『にて』実施します」

手段・方法 動作や作用の手段・方法であることをあらわす格

 「今日は飛行機『にて』まいりました」

原因・理由 動作や作用の原因・理由であることをあらわす格

 「本日は体調不良『にて』欠席いたします」

 

して

共同者 動作の共同者であることをあらわす格

 「みんな『して』私を責めないで」

使役 動作をさせられる人をあらわす格 (漢文でよく見る)

 「後輩を『して』挨拶させる」(『を』は格助詞の『を』。漢文や現代語と違い、古文では『を』と一緒に用いられず『して』単独で現れることもあるので注意)

手段・方法 動作や作用の手段・方法であることをあらわす格 ※現代語ではあまり使わない

 「血『して』書きつけける」(伊勢物語・二四)

 

古典日本語まとめ

上記のように日本語では名詞に「格助詞」をつけることで格変化が完結しています。

つまり、格助詞さえ覚えてしまえばそれ以上格変化について勉強することはありません。

ですが、英語ではどうでしょう。

 

さいごに

すみません!長くなってしまうので、今回はここまで!

英文法の話をするはずが、古典文法の格助詞の話で終わってしまい…申し訳ありません…( ;∀;)

次回で英文法の話にしっかり触れていきます!今週末に更新予定なので、しばらくお待ちくださいm(__)m

 

↓仏像史、建築史、清和源氏etc...日本史に用語整理に大活躍の記事をまとめました(^^)/↓

日本史まとめ

 


 

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