現役京大生の勉強方法を紹介!
こんにちは、武田塾京都校講師のK.Nです!
今回は、現役京大生(といっても大学院最終学年ですが、、笑)である僕が、どのようなことを意識して勉強をしているのか?について書いていこうと思います!
少し長くなりそうなので第1回と第2回に分けて、第1回では大きな考え方を紹介し、第2回では細かなコツについてお伝えしようと思っています!
受験生の人はこれを読んで残り少ない勉強時間を有効的に活用していきましょう!
また、受験生以外の高1、高2生の人は今のうちから効率的な勉強をして、遊びや部活と勉強を両立できるようにしていきましょう!
1 必要な能力を分析する
目的を分析することをはとっても大事
さて、今から勉強をする際に一番大切なことを言います。
それは、目的を分析することです。
なぜ、目的を分析することが大事なのでしょうか?
例えば、Aさんがが100メートル走のタイムを速くしたいとします。
そこで、Aさんはひたすら筋トレを毎日して100メートルのタイムを伸ばそうとしました。
しかし、3ヶ月経過しても、真面目に練習をしたのに一向にタイムはのびません。
実は、Aさんのタイムが遅い理由は、筋力不足ではなく、100メートルを走り切る持久力が足りないことにありました。
なので、どれだけ筋トレをしたとしても、100メートルを全力で走り切る力はつかず、なかなかタイムが伸びなかったわけです。
さて、Aさんは何がまずかったのでしょうか?
そう、Aさんは「100メートル走のタイムを速くする」という漠然とした目的しかもっていなかったため、筋トレをするという誤った練習方法を選んでしまったわけです。
もし、「100メートル走のタイムを速くする」という目的を少し分析して、「100メートル走のタイムを速くするために持久力をつける」というところまで分析できていれば、Aさんは筋トレではなく、走り込みをするといった別のトレーニングを選択できたわけです。
このように、何かの力を伸ばしたいときには、そもそも自分が何をしないといけないのか?という目的をしっかり分析することが重要なわけです。
勉強の際の目的を分析してみよう!
では、ここからは勉強をする際の目的の分析の仕方を見ていきます!
今回は、受験前ということもあり、共通テスト対策を今からする受験生を例にして説明をしていきます。
まず、目的を分析するためには、自分に何が足りていないのか?を理解する必要があります。そのためには、過去問演習をすることが有効です。
そこで、共通テストの過去問を実際に解いてみましょう。
英語であれば、単語力が足りていないのか、単語はわかるけど構文がとれないのか、構文はとれるけど読むスピードが遅いのか、英語は読めるんだけど問題を上手く解けないのか、、、といった形で、自分に足りていない能力は様々ありうると思います。
数学でも同じです。例えば、そもそも三角関数や確率といった分野自体の理解ができていないのか、あるいは解き方のパターンを覚えきれていないのか、解き方はわかるけど時間が足りないのか、計算ミスをしがちなのか、、、といった分析ができるはずです。
こうして、実際のゴール地点である過去問を解くことによって、自分に足りていない力をしっかり分析することが大事です!
武田塾の特訓では、このような分析を特訓で一緒に行っていきますが、一番自分のことがわかっているのは自分自身です。自分自身である程度の分析をした上で特訓に臨むと、講師と一緒により具体的な分析ができるようになり、特訓がさらに有意義なものになるはずです!
2 目的を達成するための効果的な手段を考えよう!
目的を分析できたら、目的を達成するための効果的な手段を考えないといけません。
例えば、あなたが単語力が足りないことがわかったとします。
あなたがただ単に単語帳での勉強をサボっていたことが理由なのであれば、まずは単語帳での勉強を開始すればよいわけです。
しかし、単語帳での勉強をしっかりやっていたにもかかわらず、本番の単語がわからないならば少し工夫が必要です。
例えば、1回覚えた単語はほったらかしにして復習を怠っていないか?単語帳を眺めるだけになっていて、赤シートで隠して訳を考えるといったアウトプットが欠けているのではないか?といった形で、自分の勉強方法のまずいところを分析し、より効果的な方法を考えるようにしましょう。
他に、速読力が足りないのであれば、例えば音声を流しながら、音声の速度で英文を処理する練習をするといった方法も考えられます。
このように、自分の足りない能力にあわせて、目的ごとに適切な手段を考えていくわけです。
ここまでできれば、あとはひたすら勉強を積むだけです!
3 定期的に勉強方法が間違っていないかチェックしよう!
最後に、目的の分析や、目的達成のための効果的な手段は、最初は間違っている可能性があります。
例えば、単語力不足と思っていたけれど、実は自分のわからなかった単語は受験生みんなが知らない単語で、自分に足りないのは単語の意味を推測する力だった、という場合が考えられます(目的の分析ミス)。ほかに、単語を覚えるために毎日音読してみたけど余り効果がなかったということも考えられます(手段の選択ミス)。
そこで、模試や過去問演習の際に、自分の勉強方法の成果がでているのか?を確認し、成果が出ていない場合には、自分の勉強方法を目的・手段の観点から見直してみることが重要です。
その際に、単に点数がでているか?というチェックをするのではなく、単語力不足なら単語がわかるようになっているのか?という点を確認するようにしてください(仮に点数が上がっていなかったとしても、単語力がついていたら成果がでているわけです)。
4 まとめ
というわけで、勉強方法を考える際の考え方について見ていきました!
このように論理的に勉強方法を考えることで、無駄な勉強をせずにすみ、効率的に実力をあげることができます。
最後にもう一度だけ考え方の手順を確認しておきましょう。
①目的を分析する
②目的達成のための有効な手段を考える
③定期的に目的・手段の設定が誤っていないかチェックする
というわけで、勉強方法の紹介第1回はここらへんで終えようと思います!
また次回も是非読んでみて下さい!
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