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共通テストの攻略方法を考えよう!
こんにちは、武田塾京都校講師のK.N.です!
もう10月に入り、受験本番もかなり近づいてきました。共通テストまではあと3ヶ月半程度しかありません。そこで、今回は共通テスト対策をどうやってやるか?ということについて書いていこうと思います!
僕は英語をメインで教えているので、今回は英語の読解問題について見ていこうと思います。
それでは一緒に対策を考えていきましょう!
まずは試験問題を解いて、求められている能力がなにか?を分析しよう
さて、まずそもそも共通テストは解いたことがありますか?おそらく模試で一度受けたことがあると思いますが、一度も解いたことがないという人は、去年の過去問を解いてみましょう! 別の記事でも書きましたが、ゴールが見えていなければ対策をしようがありません。共通テストのレベル感・分量・傾向は必ず把握しておくようにしましょう。
その上で、共通テストで点数をとるためにどのような力が必要か分析していきましょう。
共通テストの特徴の1つはその分量にあります。なんと、80分間で10題も文章を読まなければならないというおそろしい分量です。そこで、速読力が必要となる事が分かります。
一方で、単語のレベルや、構文のレベルはそれほど高くないことがわかります。したがって、身に付けなければならない力の1つは、「簡単な英文を早く読む力」というわけです。
他にどのような力が必要でしょうか。令和3年度の過去問、第6問のA問題を見てみましょう。A問題では、本文の内容をまとめた表が設けられており、その表を埋めるという流れになっています。したがって、問題を解くためには、問題文を読みながら各段落がどのようなことを言っていたのか?ということを理解しなければなりません。
つまり、1文1文の意味をとれるだけではなく、英文を読み物として読み、その内容を理解する力(=読解力)が求められているわけです。
このように英文読解では①速読力と②読解力が求められます。では、ここからはこの2つの能力をどうやって強化すればよいのか?ということについて見ていきましょう。
「速読力」はどうやって強化すればよいか?~求められてる能力を分析する~
まず、「速読力」についてですが、「速読力」とはどのような力かわかりますか?
「速く読めたらいいんやろ!」と思ってしまいがちですが、これだけだとどのような練習をすればよいのかよくわかりません。そこで、もう少し「速読力」が具体的にどのような力なのかを分析してみましょう。
英文を読解するときには、SVOCをとって英文解釈をしよう!、とよく言われると思います。英文解釈をすることにより、感覚ではなく、正しい意味で英文を理解することができるからです。
しかし、最初のうちは、Sが~で、Oは~で、このかっこは~までで、、、というように考えていると、ものすごい時間がかかってしまうと思います。
さらに、SVOCがとれたとしても、そこから意味を理解するまでにも時間がかかってしまうはずです。
例えば、「ポレポレ英文読解プロセス50 」(西きょうじ著、代々木ライブラリー)の例題2番を見てみましょう。
On the ability of individuals to learn to live in harmony with others depends the future of mankind and the world
まずこの英文を見て、主語がthe future、動詞がdependで、depend on~のon~の部分が前に倒置されている、ということに気付くのに時間がかかると思います。その上で、「人間や世界の将来は、個人が他社と調和を保って生きることを学ぶ能力に依存している」と意味をとるのに、さらに時間がかかるわけです。
このように「英文→意味」の変換には2段階のタイムラグが生じていると言えるので、①構文を把握するスピードを速めること、②構文から意味に変換するスピードを速めること、という2段階の練習が必要になるわけです。
ここから、速読力を上げるためにどのような練習をすればよいのかが見えてきます。つまり、速読力をあげるためには、ただ漫然と英文を大量に読めばよいのではなく、「英文を見て構文を把握し、その構文通りに意味を理解する」という練習をひたすらやることが必要となってきます。要するに、大量に読むだけじゃなくて、構文とりながら大量に読め!ということになるわけです。
このように、求められている能力を具体的に分析することで、自分がどのような方法・姿勢で勉強をすればよいか?も見えてきます。
「読解力」をどうやって身に付けるか
次に、「読解力」について見ていきましょう。
とはいえ、こちらの力はそんなに共通テストでは深く求められるわけではありません。というのも、共通テストの英文は読み物としては非常に簡単であり、国語の試験と比較すると内容や論理が複雑ではないからです。
しかし、読み物としては簡単でも、中々英語になると文章が何を言っているのか把握できていない、ということがよくあります。それは何故かというと、英語の場合には1文1文の意味をとることに必死になってしまい、その結果全体として文章がなにを言っているのか?を見失ってしまうからです。
そこで、次のような対策をすることが考えられます。大問6のような論理的文章の場合には、段落ごとに内容をメモするようにしてみましょう。頭の中で考えていても、次の段落を読んでいる頃にはどのような話をしていたのか忘れてしまいがちなので、メモとして残しておくと効果的です。そして、段落ごとの内容的なつながりを意識するようにしてみてください。
このようなメモを残すことで、設問を読んだときに、英文のどの部分が問題になっているのか?を瞬時に把握することができ、結果的に問題を解くのが早くなります。また、段落ごとの内容的なつながりを意識することで、並べ替え問題も早く解けるようになると思います。
このように、英文の場合には、1文の読むのに必死になるあまり、全体の流れを見失いがちである、という特徴があります。そこで、意識的に全体像を把握するために、特に第6問ではメモを残すということを是非やってみてください!
最後に
というわけで、まとめをしておきましょう。
共通テストでは、①速読力と②読解力が求められる。①速読力は構文を把握して、構文通りの意味を把握するスピードが速いことである。したがって、速読力をつけるには漫然と英文をたくさん読むのではなく、構文を頭で考えながら(あるいは紙に書きながら)構文通りに意味をとるという練習を大量にやることが必要である。
②読解力については、それほど内容・論理は難しくないが、英文の場合全体像を見失いがちという問題がある。そのため、段落ごとにメモを書き、メモをもとにして段落ごとのつながりを考えていくと全体像を把握しやすい。
というわけで、みなさんひたすら構文をとりながら英文を読む練習をしてみてください!
しっかり練った対策をして、共通テストを攻略していきましょう!
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