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「日本初!授業をしない」大学受験予備校の武田塾 京都校です。
「こんにちは、講師のK.N.です! 前回は武田塾でどのような特訓を行っているのかについて解説していきましたが、今回は計画的に勉強する方法について書いていこうと思います。僕は今年で塾講師5年目になりますが、理解力あっても計画性がないために苦労する生徒を何人か見てきました。受験においては、頭が良いことと同じくらい計画性があることは重要です。」
計画を立てる事の重要性
さて、まずは計画を立てることの重要性について理解をしていきましょう。
まず、大学受験は高校受験や中学受験と比べて圧倒的に範囲が広いです。しかも、その内容はこれまでよりも高度であるため、単に問題を解いたらすぐ上達するといったものではなく、ある程度時間をかけて理解度を上げる必要があります。
その一方で、特に現役生は時間がありません。学校によっては学校の授業がたくさん入っていたり、あるいは部活が夏まで続いたりして中々自分で勉強する時間がとれない場合があります。その中で結果を出すには、自分が今やるべき勉強を自覚し、4月から適度な危機感をもって勉強することが必要です。
自分が今やるべきことがわかっていないと、「まだ4月やし勉強しなくてもいいか~」という思考に陥ってしまいます。そうならないためにも、今の時点から受験までの計画を立てていきましょう。
ゴールを知り、そこまでの大きな道のりを把握しよう
では、ここからは計画を立てるための具体的な方法論を紹介していきます。
まず、計画を立てるためにはゴールを知らなければなりません。どこを目指しているのかはっきりしていないのに、ゴールに至るまでの道のりを考えることはできませんよね。受験においてのゴールとは志望校の過去問です。まずは、この段階で過去問を解いてみて、今の自分とゴールまでの間にどの程度の距離があるのかを把握しておきましょう。
次に、ゴールに至るまでの道のりを考えなくてはなりません。最近ではネットにたくさんの情報があるので、志望校レベルの参考書も今の自分にあった参考書も検索すればだいたいわかります。単純化してしまうと、志望校で長文問題集レベル5くらいの問題がでていて、今の自分が解ける問題集がレベル2くらいだとします。そうすると、志望校に合格するためには、長文問題集レベル2~レベル5までを受験日までに順番に解いていく必要があることがわかります。
ただ、受験はそこまで単純ではなく、英語という科目だけでも、単語・熟語・文法・英文解釈・英語長文・英作文・リスニング、、、というような形でたくさんの項目があります。そのそれぞれについて計画を立てていくわけですから、かなりこの作業は大変です。僕は基本的に独学だったので、全科目の全項目についてゴールに至るまでの計画をたてていきましたが、それが無理そうだな~という人は、是非武田塾に通うことをおすすめします。武田塾では志望校のレベル別に詳細な参考書のルートが存在し、基本的にこれに沿いながら勉強を進めていくため、勝手に計画が完成します。(もちろん丸投げはダメで、自分が今計画のどの段階にいるのかをしっかりと把握する必要はあります)
宣伝はこのくらいにしておきましょうか(笑)このような形で、まずは志望校の過去問を解いてゴールを確認し、それに至るまでに使うべき参考書を見つけていくことが重要です。
日々の計画に落とし込もう
ゴールの確認と使うべき参考書がわかったら、次は実際にどのような日程で勉強を進めていくのかを考えていきましょう。この際に大事なのが、大枠の計画だけでなく、日割りの詳細な計画まで考えることです。以下具体的に見ていきましょう。
先ほどの例を使って、志望校合格のために長文問題集レベル2~レベル5までを完璧にしないといけないとします。スタート地点が4月で受験が翌年の2月だとすると、10カ月で4冊の参考書を完成させなければならないことになります。そこで、大きな計画としては、2.5ヶ月に1冊解いていくことになります。(実際には長期休暇があったりして勉強の取れる時間には波があり、また過去問演習などもしなければならないのですが、そこは今回は考えないことにしましょう)
そして、2.5ヶ月に1冊解かないといけないことがわかったら、これを1日単位の計画にまで落とし込んでいきます。例えば1冊に25問含まれていて、これを3回解くことにしましょう。その場合、25×3=75日≒2.5ヶ月なので、ちょうど1日1問ずつ解いていけばよいことがわかります。このように日割りの計画に落とし込んではじめて、自分が今何を勉強すべきかが見えてくるわけです。
このような日割り計算を、全ての科目でやっていきます。すると、数学の問題集を1日3問、英語長文1日1問、英単語1日100個、現代文1日1題、、、といった形で1日にやるべきことが明確になります。あとは、これを1日の何時にやるのかという形で割り振れば終了です。例えば、9時~12時は数学、13時~15時は英語長文、16時~18時は現代文、19時~20時は英単語、といった形で一日のスケジュールを立てていくわけです。
このような、ゴールを設定して日々のやることを明確にする逆算思考をすることで、確実に受験合格できる力を身に付けることができます。
計画を立てる際の注意点
ここまで計画を立てて勉強する方法論を紹介してきました。最後にここまで説明してこなかった注意点について紹介しておこうと思います。
①計画に予備日を設けましょう。基本的に計画は上手くいかないです。(計画を立ててる時はなぜかやる気がでて、詰め詰めの計画を立ててしまいがちです。)そのため、適宜予備日を設けて、こなしきれなかった分を消化する日を設けましょう。
②計画が上手くいかなくても投げ出さないようにしましょう。これは完璧主義の僕のような人にありがちですが、計画が上手くいかないとわかったら「もういいや~」って投げ出してしまうことがあります。しかし、どう考えても計画を60%進めるより80%進めるほうが良いので、100%終わらなかったからといって萎えてしまわないようにしましょう。
③環境の力を借りましょう。人間の意志は基本的に弱いので、「よし、がんばるぞ!」と決意するだけで計画をこなすことはまず無理です。勉強を一緒にする仲間を作ったり、SNSで勉強の発信をしてみたり、あるいは塾に通って強制的に勉強しなければならない環境を作ったりするなど、何らかの勉強に取り組める環境を作っていきましょう。
というわけで、以上で今回の記事は終えたいと思います。新学期から計画を立てて、よいスタートダッシュをきりましょう!
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