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京都校の現役講師が語る『授業をしない!武田塾の特訓とは』を紹介|武田塾京都校

授業をしない武田塾の特訓では実際に何をしているのか~講師から見たリアル~

こんにちは、講師のK.N.です。武田塾は「授業をしない塾」「参考書を使って勉強する塾」ということを掲げていますが、実際に武田塾ではどのような指導をしているのでしょうか。かなり特徴的な塾であるからこそ、武田塾の実態は気になる人が多いと思います。そこで、講師である自分が、武田塾で行っている特訓を詳細に紹介していきたいと思います。
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なぜ授業をせず、参考書を用いて勉強をするのか

さて、具体的な特訓の話に入る前に、授業をせずに参考書を用いて勉強することの利点を紹介したいと思います。

実は、私も大学受験の際にほとんど塾には通わず、自分で参考書を用いて勉強をしていました。周りが皆塾に通う中、なぜ自分が参考書での学習にこだわっていたのかというと、参考書での勉強の方が圧倒的スピードで勉強が進むと考えたからです。参考書が充実していなかった時代では、参考書に書いていない情報を得るために授業を受けるということが必要不可欠だったと思います。しかし、参考書が充実した現在では、予備校の授業で説明されるような知識・考え方は既に参考書に書いてあります。そうすると、聴くよりも読む方がスピードが速いと考え、参考書での勉強の方が有利だと考えました。また、授業は1回しか受けることができませんが、参考書は何度でも読み返すことができるので、そういった点でも参考書での学習の方が有利であると言えます。

しかし、講師になってから参考書だけで勉強するのは思わぬデメリットもあることがわかりました。それは、①そもそも参考書を理解することができない、②自分一人で計画を立てることができない、③参考書の使い方がわからない、、、といったものです。そこで、武田塾ではこれらのデメリットを解消するために、講師による特訓を行っているというわけです。この特訓では、参考書に書いてあることを講師が説明するのではなく、参考書をどうやって読んでいくのかという方法論を説明していきます。そうすることで、他人の説明に頼らなくても自力で学習をする力が身につき、これは大学受験だけでなく今後の人生において非常に重要な力です。

このように、参考書での学習は上手に行えば非常に力がつくのですが、デメリットもあるわけです。そのデメリットを補って参考書学習のいいとこどりをし、他の人と差をつける、これが武田塾のコンセプトであると私は理解しています。

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特訓の具体的内容の紹介

さて、武田塾のコンセプトは理解できたと思うので、ここからは私が行っている特訓の具体的な内容をお伝えしていこうと思います。

私は英語の特訓をメインで担当しているのですが、文法の学習でつまづく生徒が多い印象を受けます。私の文法の特訓では、課題で解いてきてもらった問題を生徒が解説するということをやってもらっています。これは、文法の学習は暗記になりがちなのですが、その背景にある理屈が重要だからです。ここからは具体的な問題を用いて、生徒との実際のやりとりを再現してみようと思います。

If we had known your new address, we (  ) to see you. 

①came②will come③would come④would have come (NextStage 4thEDITION 第80問)

講師「さて、この問題の答えは何になる?」

生徒「④だと思います。」

講師「なんで、④になると判断したの?」

生徒「Ifの中が過去完了形になっているので、その場合には主節は助動詞+have+動詞の過去分詞形になると考えました」

講師「なるほど、じゃあこの問題を見てみようか」

If I had  been told so then, I (  ) happier now.  (NextStage 4thEDITION 第81問)

講師「この場合( )の中には何が入る?」

生徒「主文にnowがついていて現在の話なので、would beが入ると思います。」

講師「そうだね。でも~君の説明だとIfの中は過去完了形になってるから、主節は助動詞+have+過去分詞形にならないとだめなんじゃない?」

生徒「確かに、、、」

こういった形で、まずは生徒が「Ifの中が過去完了形だから主文もhaveがつく」、と機械的に暗記してしまっていることに気付かせます。では、続きを見ていきましょう。

講師「こう考えてみると、Ifの中が過去完了形であることは、主文の形を決定する理由にはならなさそうだね。じゃあ80番の問題はどういう理屈で答えを導けばいいんだろうか。」

生徒「81番では主文が現在の話をしていましたが、80番では主文も過去の話をしているという違いがあります。」

講師「80番では、なんで主文が過去の話をしているって判断できたの?」

生徒「80番は、もし主文が現在の話をしているとすると、「もし私たちがあなたの新しい住所を知っていたら、私はあなたに今会いに行きます」という文章になって、今実際にあなたと会話しているのだから意味不明になってしまいます。なので、この文は過去にあなたの住所を知っていたら、過去にあなたに会いに行ったのにという意味になると考えるべきです。」

講師「その通りだね。これでわかったと思うけど、主文の形は結局文脈から判断するしかないんだ。機械的に判断すると思わぬ間違いをしてしまうから気をつけてね。」

こうして、正しい理屈の組み立て方を講師の誘導によって理解させていきます。このような過程を生徒と一緒にたどることによって、徐々に理屈を考えながら正しい方法でNextStageを使えるようになっていくわけです。

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最後に

というわけで、今回は武田塾の行っている指導を具体的に説明していきました。一般的な個別指導塾とはかなり異なる方法で指導をしていることが伝わったのではないでしょうか。

さて、あと1ヶ月足らずで新学期が始まりますが、こういった参考書の使い方はすぐに身につくものではありません。なので「塾で勉強するのは夏休みから、、」ではなく、新学期と同時に武田塾に通うことをオススメします。そうすることで、一番勉強量のとれる夏休みには、正しいやり方で勉強を積むことができ、効果的な学習を積むことができます。(これは講師の私からの切実な願いです笑)

それではこのあたりで今回は終えたいと思います。みなさんに武田塾の魅力が伝わっていれば幸いです。

 

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