英語の受験勉強　大学別傾向と対策　北海道大学編！！｜武田塾京橋校

こんにちは！
武田塾京橋校です！！
今日は大学別傾向と対策の第四弾！北海道大学の英語についてお話ししていきたいと思います。

試験構成

試験時間90分
大問4題【長文読解2題、長文と英作文1題、会話長文1題】

各大問の特徴

北海道大学に関しても九州大学に負けず劣らず、易しめです。
他の旧帝大と比べても易しくなっています。
では、各大問の詳細を見ていきましょう。

長文

テーマはイメージしやすく、わかりやすいものでした。
【和文問題】
構文的には難しいと言われてはいますが、そこまで難しくはありませんでした。
難関大学の勉強をしていれば見抜くことができる構文だったと思います。

【内容一致問題】
こちらの問題も比較的易しかったです。
時系列に並べなさいという問題がありますが、それも非常に易しかったです。
国公立大学の長文対策をしていれば十分対応できる問題でした。

長文と英作文

少し変わった問題であり、ここが差がつくポイントになります。
QuestionがA・B・Cと3題あり、AとBが要約の穴埋め問題みたいな感じであり、Cが自由英作文となります。
【QuestionA・B】
2019年以前は長めでしたが、2020年はかなり短い文でした。
特徴的だったのは文法ミスが出やすいところだったことです。
時制・冠詞・三人称単数のsは間違えやすく、そこを引っ掛けさせようとしている問題でした。
【QuestionC】
自由英作文の難易度としてはそこまで難しくはありませんでした。
2020年のトピックはDriverless carsで比較的多くの大学で出題されています。
自由英作文の対策をしていれば、一度は目にしたことがある問題だったのではないでしょうか。
本文もあるので、アイデアが浮かびやすかったと思います。

会話長文

会話は会話ですが、設問は会話ではありません。
会話の要約といった感じになります。

2019年は12個の穴をA～Zの選択肢から埋める問題が出題されましたが、
2020年は12問が4択という形式に変更されました。
今回の会話長文の問題は本文を読まなくても解けてしまう問題でした。
文法、語法なども出てはきますが、要約文中の文脈で答えがわかってしまうんですね。
一応、要約文を読んでいかないと解答できないもありますが、会話文を読む必要はありません。
会話文が必要になるのは最後の12問目だけです。
しかも、会話の最後の部分を読んだだけで答えが出せます。

来年以降もこの入試傾向が続くかわかりませんが、要約文を読んで判断できるものは判断して、判断できないものだけ会話文を読むのもありだと思われます。