はじめに!
ブログをご覧のみなさんこんにちは!武田塾くずは校です!
9月に入りましたが、みなさんは8月を充実した1か月にすることができましたか?
秋以降は過去問や問題演習をメインに取り組んでいくことになるので、しっかり基礎を固めておきましょう!
さて、今回は文系の国公立を目指している人向けのお話です。
みなさんの中には、
・文系の数学の勉強は何をしたらいいの??
・理系ばかり数学の勉強法が紹介されていて文系は結局どうやって勉強したらいいのか分からない・・・
などなど悩みは尽きないと思います。
そこで今回は文系の国公立を目指している受験生向けに武田塾の参考書ルートについてご紹介していきます!
文系で国公立を目指している人はぜひご覧ください!
また今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてごらんください!!
初学者レベル!
まだ数学の受験勉強を始めていない人や、中学数学から不安がある人はこの初学者レベルの参考書から始めていきます。
武田塾のルートでは横に週数が書いてありませんが、これは個人のレベルに合わせてやらなくてもOKということです。
ですが、基本的に数学は基礎の部分を徹底しておかないと、高いレベルに入ったときにつまずきが多くなってしまうので少しでも不安がある人はやっておくことをオススメします!
「やさしい中学数学」
こちらの参考書は高校生向けに中学の数学の内容をまとめて復習できるようにしてある1冊です。
難しく細かいところまでは踏み込まず、要点を押さえてまとめているので、数学が苦手な人でも無理なく始めることができます。
また解説もかなり丁寧にされており、独学で簡単に取り組むことができます。
この1冊を完成させておけば、後につまずいたときにこの参考書に戻って復習するような「辞書的な使い方」も可能なのでやっておいて損はありません!
「数学入門問題精講」
こちらの参考書では、主に問題演習を中心に学ぶことができます。
基本的な問題がまとまっていますが、それぞれの問題を「自分で解説できるレベル」までやりこむことが大切です。
問題数も絞ってあるので、非常に周回がしやすい分答えの丸暗記にもなりがちなので自分が本当に理解できているのかを意識しながら進んでいくようにしましょう!
「やさしい高校数学」
こちらは「やさしい中学数学」の高校バージョンになります!
中学の内容は理解できていても高校に入ってから授業でつまずいて分からなくなってしまった部分があるという人もいると思います。
そういった人にはこちらの参考書で簡単なレベルから復習することをオススメします。
特に数列や確率の範囲は高校の授業でつまずいている人が多い印象なので、本当に理解できているのか不安な人は取り組んでおくようにしましょう。
日大レベル!
中学・高校の授業レベルが既に理解できている人は日大レベルから始めていきます。
このレベルの完成度が高いほど上のレベルに行ったときに数学の点数の伸びが良いので、簡単なレベルだからといって油断せずに徹底するようにしてください!
「数学基礎問題精講」
こちらは先ほどの「数学入門問題精講」の1つ上のレベルの参考書になります!
この参考書も問題演習がメインになりますが、よく出題される問題のパターンが凝縮されています!
この参考書で出題される問題の“解き方の流れ”や“式の組み立て方”を理解することで、共通テストレベルまでの問題は見るだけで大体の解き方の流れがわかるようになります。
「次は何の公式を使えばいいのか」「どうしてこの流れになるのか」を考えながら勉強するようにしましょう!
地方国公立レベル!
日大レベルの段階突破テストが終わったら、次は地方国公立レベルに入っていきます!
このレベルに入ってくると、難易度が高くなかなか手に負えない参考書も増えてくるので自分のレベル感に合った参考書選びが大切です。
難しいと思ったら前の参考書に戻って復習しながら取り組むようにしましょう!
「文系の数学 重要事項完全習得編」
こちらには「文系」と書かれてはいますが、理系の人でもぜひ使ってほしい良書です!
日大レベルからは一つレベルアップした地方国公立レベルとしての基本的な事項を押さえた問題集になっています。
特徴といえば問題のチョイスの良さです。
いきなり難しい問題を出題してくるのではなく、前提知識が完璧に整っていれば簡単に解けるような問題をメインに扱っています。
また解説も簡潔的かつ明快なので、一人で頭を悩ますことなく独学で進んでいくことができます。
地方国公立レベルの参考書としてはぜひ使ってほしい参考書です!
「国公立標準問題集 CanPass 数学1A・2B」
こちらの参考書は地方国公立レベルの実際に出題された問題をメインに扱っている参考書です!
この1冊で地方国公立レベルの実践に則した演習を積むことができます!
この参考書で大切なのは「初見で解く意識」です!
入試で実際に出題される問題には、今まで使ってきた参考書と全く同じ問題はありません。
参考書で学んできたことを実際に生かすためには「初見で使える知識」にしなければなりません。
「この数字が変わって出題されたらどう解くのか」「違う公式を使う場合はどうしたらいいのか」などなど実際の入試もイメージして解いていくことが大切です!
東大レベル!
地方国公立レベルの段階突破テストが終わったら東大レベルに入っていきます!
このレベルになってくると基本的な部分がすべて完璧になっているかつ発展問題への対応力も大切になってくるので、すべての問題で穴がないように対策していきましょう!
「文系数学の良問プラチカ」
この参考書は全部で149問の問題が収録されており、東大や京大、一橋などの難関大レベルの問題が揃っています。
問題のレベルは高いですが、解説は懇切丁寧にされており、「解説を読んでもわからない・・・」は極力無いようになっています。
過去問演習
プラチカが終わったら、過去問に取り組んでいきます。
過去問演習の前にさらに参考書を追加してもいいですが、どちらかというと過去問のやりこみの方が大切です。
もちろん過去問をやっている中で分からない問題があったときは他の参考書で補強することもできますが、それよりも制限時間内に終わらせられるのか・傾向別の対策などなどを確認しておきたいのでまずは過去問演習に入って、参考書を追加するのは後にするのが無難です!
まとめ!!
今回は【2022年版!!】武田塾参考書ルート・文系数学国公立というテーマでお話しました!
それぞれのレベルで使う参考書が分かれているので、自分に合ったレベルの参考書を選ぶことが大切です!
今回の内容を参考にして、目指す大学のレベルと参考書のレベルを考えながら勉強していきましょう!
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