今回は、文理選択について失敗しないために、
どうやって決めればいいのかについてお話します！
さて、高校１年生のみなさんはそろそろ文理選択に
ついて考える時期だと思います。
「数学が苦手だから文系かな…」
「医学部に行きたいから理系！」
といった具合に、苦手科目や将来の夢などで決める
人も多いかと思います。
しかし、まだ明確に決まっていない・決められない方、
文理選択で失敗しないためにどうやって決めたらいいか
わかりやすく解説していきたいと思います。
【桑名の高１生必見！】文理選択の決め方について教えます！
高校１年生が終わるころには、ほとんどの高校で文理の
選択を迫られます。
社会に出るまでにまだまだ何年も残されているのに、
文理どちらか決めろというのはある意味酷なことに
見えるかもしれません。
しかし、文理選択をすることで、自分が進みたい道に
ある程度特化した勉強ができるため、文理選択は将来に
ついて考える上でも非常に重要なイベントです。
文理の選び方4選
文系・理系を選ぶための基準について考えましょう。
①将来の夢から考える
最も理想的な選び方です。
例えば、、、
医者になって人の命を救いたいという場合、
医学部に入り、理系を選ぶことになります。
弁護士になって冤罪を減らしたという場合、
法学部に入り、文系を選択することになります。
このように、逆算して文系か理系か選びましょう。
ただ、本当にその職業でしかできないことかを
具体的に考える必要があります。
以下のように曖昧な夢で文理選択をすると
後に苦労するかもしれません。
EX）人の役に立ちたいから医者になる
→ 医者以外でも人の役に立てる仕事はある。
EX）お金持ちになりたいから弁護士になる
→ 弁護士だからお金持ちとは限らない。
場合によっては将来の夢が大学在学中に変わる
可能性もあるので、この方法は結構ハードルが
高めです。
②興味のある勉強から考える
将来の夢が明確に決まっていない場合、興味のある
学部や学問から文理を考えてみましょう。
外国語や文学、政治経済や法律、地理歴史に
関する勉強に興味がある場合は文系です。一方で、
数学や物理、化学に興味のある場合は理系です。
興味のある道に進めば自ずとその先も見えますので
自分が関心のある分野を探してみましょう。
③得意科目、苦手科目で考える
身近な科目の得意不得意で決める方法も
よくあることでしょう。
得意科目で決める
わかりやすいですね。
「数学が得意だから理系」「国語が得意だから文系」
といった具合です。
あと、盲点になりやすいのが、理科と社会のどちらに
興味が持てるかです。
例えば、
「理科は興味ないけど数学が少しできるから」という
理由で理系に行くと、理科が得意にならず苦労します。
この興味は何がきっかけで発生するのかきちんと
分析したほうがいいですね。
苦手科目で決める
最も多いのが、「数学が苦手だから文系」という
決め方ではないでしょうか。
苦手科目でも根気よく続ければ成績は伸びますし、
ネガティブな選択方法なので強くおすすめとは
できません。
また、自分の可能性を狭めることになります。
ただ、苦手科目のせいでやる気がなくなったり、
それで文転もしくは理転をしてしまう方もいるので、
ここは早めに苦手科目を捨ててしまうという考え方も
ありかと思います。
ここで注意してほしいことは、
文系の場合、英語と国語を必須として、数学か社会の
どちらかを選択するというパターンが多いです。
よって、数学を避けることができます。
しかし、理系に進んでも基本的には英語から逃れる
ことはほぼできません。
④コスパ重視なら圧倒的に文系！
得意不得意で考えず、
なるべく偏差値の高い大学に入りたい
という方も多いと思います。
そのような方は、圧倒的に文系をおすすめします。
これはよく言われることではありますが、
理系は数学Ⅲが非常に重たいです。
また、理科の発展を2科目勉強することになり、
これも負担が大きいです。
一方で文系は、理科基礎2科目は取り組みやすく、
社会2科目も理科ほどの負担はかかりません。
数学もⅠAⅡBまででよいので、これらが完璧だと
非常に強みになるでしょう。
また、文理ともに重要な科目として、
英語と国語がありますが、この2教科は
親和性が非常に高いんです！
これらのことから、
文系の方が圧倒的にコスパは良いです。
理系の偏差値の高い大学に行こうと思ったら
1科目あたりの負担も大きいのでやはり大変です。
文転・理転について
それでも文理決めかねているという方は、
文転と理転のリスクで考えるべきです。
リスクという観点で見た場合は、
理転の方が圧倒的に大変なので、
文転つまり理系選択の方がおすすめです。
いずれにしろ、新たに勉強する科目が増える
ため、大変な時間と労力がかかります。
なので、なるべく早い時期に決めておきたい
ですね。
特に、本格的に受験をする前や浪人が決まった
タイミングは受験のスタートラインにいる時点
なので、志望大学や学部の考え直しがしやすい
タイミングといえます。
また、学校では一定の時期に文理コースが
決められるため、後々に文転または理転した
場合、追加した科目は独学で勉強しなければ
なりません。
文転・理転にはリスクがつきものです！！
文転や理転は必要な追加科目数とそれぞれに
費やすことのできる時間を先生や講師とよく
相談したうえで間に合うことが見込めた場合は
チャレンジしてみましょう！
文理にとらわれない分野
最近は文理どちらでもない、どちらでもいける
学部も出てきました。
例えば、経済・経営系をはじめ、看護学系、
情報系の学部などは、文系理系どちらでも受験
できる大学が増えてきました。
※大学によってはどちらかしかいけないことも
あるのできちんと大学調べはしましょう。
文理選択について迷っている方は、こうした
学部についても調べてみてください。
文理融合型の学部などいろいろ調べたうえで、
自分が興味の持てる道へ進みましょう✨
最後に・・・
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