受験生の皆さん、志望校は決まりましたか?
どうしても行きたい大学にチャレンジするのか、少し妥協してでも確実に合格できる大学に行くのか、志望校選びは悩むことが多いと思います。
今回はそんな受験生のために、志望校の選び方と行きたい大学と行ける大学どちらにに行くべきなのかを紹介していきます。
志望校はどう決めれば良い?
志望校選びといっても、大学のことをよく知っているわけではないし、志望校をどう選べば良いか悩んでいる生徒は多くいます。
志望校を決めるだけで、受験勉強のレベルや、生徒のモチベーションも決まるので受験生にとって非常に重要なことになります。
まずは、志望校はどう決めるべきなのか、志望校の選び方について紹介していきます。
将来を考えよう
志望校選ぶ際にまずやるべきことは、大学入学後と卒業後のやりたいことを明確にしておくことです。
決められるなら、就きたい職業なども決めておくと志望校を選びやすくなります。
逆に将来のことは全く決められない方は、「モテたいから良い大学に行きたい」「人生を変えるために大学に行きたい」というようになぜ大学に行きたいのかを考えてみましょう。
ただ何となく大学に行くという選択では、受験勉強に目標が持てず失敗してしまう可能性が高くなります。
文系理系を決める
志望校を選ぶ際に欠かせないことが文理選択です。
文系と理系では勉強することが大きく変わってきます。そのためこの選択で受験勉強の方向性が決まることになります。
基本的に将来やりたいことがはっきりと決まっている方は、迷うことはないかもしれませんが、やりたいことが決まってない方は、得意不得意で文理選択を行っていくと良いでしょう。
そうすることで受験勉強がしやすくなり、モチベーションも保つことができます。
国公・私立の選択
文理選択の後は国公・私立を決めるようにしましょう。
入試内容を見ても、私立大学は一般入試の1回だけですが、国公立大学は共通テストと二次試験の2回テストが行われたりと、国公立大学と私立大学では対策しなければいけない教科が大きく変わってきます。
基本的に、私立大学の方が入りやすく、同じ勉強時間なら国公立よりも良い大学に行ける確率は高くなりますが、入学後の学費が高くなります。
国公立大学の場合私立大学よりも受験勉強の負担が大きくなり、難易度も上がりますが、入学後の学費は私立大学よりも大幅に安くなっています。
医学部の学費
国公立大学と私立大学の学費の差が最も大きい学部が医学部です。
国公立大学では、基本的に学費は一定となっているので、6年間で約350万円となります。
逆に私立大学では、6年間で2000万円以上学費がかかる大学が多く、中には6年間で5000万円近く学費がかかる大学もあります。
そのため国公立大学の医学部は浪人してでも入学しようとする受験生が多くなり、倍率も高くなります。
学部と大学を選ぶ
大まかな志望校の像ができてきたら具体的に大学と学部を選んでいきましょう。
大学と学部のどちらから先に選ぶかは、個人差があると思います。
例えばどうしても○○大学に行きたいと考えている方は、その大学から興味のある学部を選べばいいですし、逆に○○学部に行きたいと考えている方は、その学部が設置されている大学の中から行きたい大学を選べば良いでしょう。
志望校が決まったら併願校と受験科目を確認
第一志望の大学が決まったら併願校も決めておきましょう。
第一志望をレベルの高い大学にしたと仮定した場合、実力相応の大学と確実に受かる滑り止めの大学を決めておきましょう。
また受験科目・日程はもちろんですが、大学によってはいくつもキャンパスを持っている大学もあるので、志望する学部がどこキャンパスなのかもあらかじめ確認しておいた方が良いです。
行きたい大学と行ける大学どっちが良い?
受験勉強に行き詰まり第一志望の大学が少し難しくなって来た時に、志望校のレベルを下げて、行ける大学に行くか、失敗するかもしれないけど第一志望の大学を目指すか、悩んでいる生徒は多くいます。
受験生本人だけでなく保護者に志望校を決められた、といった話も良く耳にしますが、将来を考えた時に行きたい大学と行ける大学ではどちらを目指すことが良いと思いますか?
ここからは、行きたい大学と行ける大学それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
行きたい大学メリット①自分が納得できる
行きたい大学を目指すことのメリットとしてあげられるのが、自分の結果に納得できるということでしょう。
行きたい大学を目指し、必死に勉強した結果ならたとえ失敗しても気持ちの切り替えがしやすいです。
また入学後に後悔することが少なくなります。
行きたい大学メリット②モチベーションになる
行きたい大学を目指していると自然にモチベーションも上がります。
入学後のキャンパスライフを想像したり、合格した時の達成感を想像するだけでもやる気が満ち溢れて来るはずです。
受験勉強に取り組むうえでモチベーションを保つことができるかは非常に重要な要素になります。
行きたい大学デメリット①浪人する可能性がある
行きたい大学を目指す上で最大のデメリットとなるのが、浪人の可能性です。
実力の伴わない大学を目指している受験生は浪人する確率が高くなります。もちろん浪人しても、行きたい大学を目指す強い意志があれば問題ないですが、出来るなら浪人は避けたいと考える人も多いです。
行ける大学メリット①浪人することなく大学に行ける
行きたい大学を諦めて行ける大学を受験することで、生まれるメリットは浪人することなく大学に行けることです。
特にどうしても浪人したくないと考えている生徒は、妥協して行ける大学を受験するという選択をしてしまうことも多いです。
行ける大学デメリット①後悔するかもしれない
妥協して、行ける大学に入学して後悔している人は多くいます。
入学後も、もし行きたい大学に入学出来ていたら…と考えてしまうことが多くなり、大学生活をモヤモヤした気持ちで過ごすことになります。
中には、卒業後も引きずってしまう人もいます。
行ける大学デメリット②勉強のモチベーション
志望校を行ける大学に変えることで、勉強のモチベーションが急激に落ちてしまうことがあります。
理由としては、既に安全圏ということから勉強しなくても合格できるのではないかという気持ちになってしまうからです。
その結果さらに志望校のレベルを下げなければいけなくなるといったこともあります。
どちらが良い選択?
行きたい大学と行ける大学のメリットとデメリットを紹介してきましたが、どちらの方が魅力的に感じましたか?
おすすめなのは行きたい大学を目指すことですが、捉え方には個人差があるので自分が納得のいく志望校選びにしましょう。
まとめ
今回は志望校の選び方と、行ける大学と行きたい大学どちらに行くべきなのかについて紹介してきましたがいかがでしたか?
志望校選びは悩むことも多いですが、自分が後悔しない選択ができるようにてじっくり考えて行きましょう。
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