【どっち派？】東大と京大の入試情報を徹底比較！！

東大と言えば進振り制度。進振り制度とは、入学時点では厳密に学部が決まっておらず、大学１・２年生の成績を元に3年生から通う学部を決める制度です。難しい学科に入ろうと思うと東大生同士の戦いになるので、希望の学部があっても成績が悪いと入れない可能性があります。入学してからもコツコツ勉強することが必要となるのでかなり大変そうなイメージです。

一方、京都大学に関しては入学時に学部が決まっていて受けたい授業を自由に選べるため、成績に捉われずゆったり学ぶことが可能です。なので、部活やサークルに全力投球している京大生もよくいるみたいで、夢中になるものがある人は勉強以外のものに精力的になれる大学です。「１％の天才を生むために９９％の廃人が生まれる」という京都大学の有名な言葉が表すように、京大は自由な学風と言われていて、時間割などを大学が決めることはなく自分で自由に決めることができるので、天才にとってはうれしいですが、ほとんどの人は堕落してしまいます。この点は東大との違いだと思われます。

２．就活の違い

次は、就活の違いについてです。

東大の就活では2年生から準備を始める人も多く1年生からインターンシップに参加する人もいます。

これは京大ではありえない話で、そもそもインターンシップの情報が回ってこないため全体的にスタートが遅いです。

３．地方出身の割合

比較的東大の方が東京都以外の地方出身者の割合が高いです。

しかし、北海道から沖縄まで日本全国の出身者がいるというのは京大でもいえることなのでそれ程違いはないと言えるでしょう。

４．入試対策の違い

最後に入試対策の違いについてです。

最も大きな違いは、やはり英語です。

進学校に通っていて、東京大学と京都大学を迷っている人は早めに決めるべきです！

東京大学の英語の特徴は、様々な形式の問題が出て、一つ一つが難しいという訳ではないですが、とにかく量が多く頭を使う問題が多いです。要約、リスニング、英作文、和文英訳、自由英作文、英文法、パラグラフ整序、和訳問題などとあらゆる角度から英語力を試されるため、東大生でも終らないほどに問題を解く時間が足りないという特徴があります。そのため、いかに早く攻略できるのかを問われている印象です。リスニングが得意なら東大が有利です。

一方、京都大学の英語の特徴は、一つ一つの文章が深く掘り下げられていて専門書のような難しい文章が出ます。英文の難易度だけで言うと東大より京大の方が難しいと感じる人が多いかもしれません。時間が足りないということは少ないですが、高い英文解釈能力と単語力が必要です。そのため、『ポレポレ英文解釈プロセス５０』や『英文解釈の透視図』などといった、英文解釈が難しい参考書をしっかりマスターできていないと太刀打ちできません。

国語の違いについては、京都大学は一つの問題の記述量が多いのに対して、東京大学は記述量が少ないです。しかし、東京大学のほうが部分点に対して厳しい印象があります。京都大学の国語の特徴としてはつかみどころがない文章が出て解答が長くなりがちです。一方、東京大学の国語の特徴は内容を押さえたコンパクトな答案が求められます。

次に、数学の違いについてです。東京大学の数学は難易度は高いですが小問もあり部分点が取りやすく、また様々な問題の要素を組み合わせたら解けるような問題です。京都大学の数学はマニアックな問題が多く、また小問が少なく解き方も様々で解き方が受験生に委ねられているため、解き方に複数のパターンがあり最初から最後まで自分で解く必要があり、数学が苦手な人は解きにくいと感じる問題です。

まとめ

いかがでしたか？

東京大学と京都大学の違いは入試制度だけでなく学校生活などにもあるため、自分に合っているのはどちらの大学か吟味して選びましょう！

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