こんにちは!武田塾倉敷校講師の大下です。
がむしゃらに勉強をしていても成績は伸びないですし、かといって質ばかりにこだわりすぎて演習が全くできていなくても成績は伸びません。
勉強だけでなくスポーツでもよく言われるテーマの「量と質」の話について、今回は勉強面に特化してお話していこうと思います。
受験生だけでなく、中学生や高校生にも意識して勉強をしていただけると嬉しいです!
結論から言うと勉強において量と質、はっきり言うとどちらもとても大切です。
どれだけ多くの問題を解いても、どれだけ長い時間机に向かって勉強しても、それが内容の伴っていない勉強であればただの時間の無駄ですし、どれだけ効率的で内容の濃い勉強であってもあまりに少ない量や時間であれば学力は伸びないし、といったようにある程度のバランスが取れていないといけません。
今回は僕が実際に受験を経験してみて、このテーマについて深く考えたことをご紹介できたらなと思います。
目次
1.受験勉強における勉強の質とは
よく「頭のいい人は質の良い勉強をしている」と言いますが、はたして、質の良い勉強がそもそも何なのかが分からない人も多いのではないでしょうか。
僕も最初の時はよくわかりませんでしたが、勉強をスタートした、高校二年生の夏から最終的に行き着いた考えがありました。
まず、高校二年生の夏にインターネットで、現役で合格するにはどのくらいの勉強が必要なのかを調べてみると、どのサイトを見ても相当な量の勉強をこなさないといけないと書いていました。
何から手を付けていいか分からないけどまずは何でもいいからやってみようと思い、数学のFocus Goldという参考書の例題を一から解き始めました。
他の科目もそのように1日何題はやると決めて勉強したり、週末部活がない日は12時間は勉強するときめて勉強したりなど、とにかく量をがむしゃらにこなしていました。
それなのに2か月後に迎えた模試で、全然成績が伸びていませんでした。
そこで初めて自分の勉強の効率の悪さに気づき、いろいろ改善し始めました。
「あくまで量は維持したまま、また模試や普段の勉強で課題が見つかればそれを改善するために勉強のやり方を反省して改良する」これを繰り返すことで自分の中での勉強スタイルが出来上がり、成績も上がっていきました。
結局何が言いたかったかというと、これは個人的な意見ですが「量をこなしてこその質」であるということです。
2. 勉強の質はどうしたら得られるのか
今の時代、インターネットが充実しており、効率の良い勉強法と検索すればいくらでも素晴らしい勉強法を知ることができます。
でもそれを知っているだけでは何の意味もありません。
はたまたそれが本当に自分にとって素晴らしい勉強法であるかどうかもやってみないと分かりません。
つまりは自分で実際に手を動かしてやってみないと何もわからないのです。
ある程度の量をある程度の時間をかけて取り組んでみて初めてその勉強の非効率さや改善点が分かり、それを改善するために質にこだわり始める。ここまできてやっと質の大切さに気付けるのではないかと僕は自分の経験を通して感じました。
なので勉強をしていて質にこだわりすぎるのではなく、今目の前にある課題に対して自分なりに、ある程度の時間をかけて取り組んでみて、自分がどういうところが苦手なのかを客観的に判断し、次に活かすようにしましょう。
3. 最後に...
勉強において、量と質のどちらが大切かを決めることはできません。どちらも大切です。
でもこれから本格的に受験勉強を始める皆さん、まずは量にこだわって勉強してみてください。
自分で手を動かして勉強することによって質にこだわり始め、それが成長に繋がり勉強が楽しくなって、より頑張るという良いサイクルに繋がってくると思います。
皆さんも時間があるときに少し、このテーマについて考えてみてくださいね!
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